最近、世間では好景気だと言う人と、逆に不景気だと言う人がいます。
どちらが正しいのかは判断しかねますし、個人の感じ方にも違いがあるかもしれません。
ただ、よく聞くのは「原材料価格の高騰により4月から商品の一部価格の値上げ~」、「内容量を減らし、利用しやすいサイズで~」などのニュースやCM、巷では「あれ?このお菓子小さくなった気がするの気のせい?」という会話や「だよね!あのジュースやっぱ少なくなったよね!」という会話が聞こえてきたりこなかったりしませんでしょうか。
このような話はテレビ番組でも聞かれ、”予算削減”、”低予算”という言葉を耳にすることも少なくありません。
最近、番組スタッフが出てくる番組が多いような気がするのも予算と関係があるそうです。
「昔はアメリカを横断しながらクイズをやっていた」と聞かされても若い視聴者にはピンと来ないでしょう。
景気のいい話が聞こえてこないテレビ業界にインパクトのある名前の新番組が登場しました。
『10億円会議』です。
タイトルから内容を想像できますでしょうか。
そのインパクトのあるタイトルと共に、挑戦的なその企画内容で注目を集めています。
放送されているのは、インターネットテレビ局の「AbemaTV」です。
2019年1月15日から放送が開始された『10億円会議』は現在まで4話が放送されました。
タレントのデーモン閣下が全面に起用された番組のビジュアルイメージと、とにかく”10億円”のインパクトが目を引きます。
いったいどのような内容なのか。
気になります。
10億円会議って何?誰でも応募できる?応募資格は?
本日2月19日(火)23:30~AbemaTV『10億円会議 supported by 日本財団』放送!
番組HP:https://t.co/IS0Kinnk3k
※毎週火曜日放送 ※放送終了後7日間は無料で視聴が可能。#AbemaTV #10億円会議 #日本財団 #ソーシャルイノベーション #デーモン閣下— 日本財団 (@NipponZaidan) 2019年2月19日
『10億円会議』はプレゼンバラエティです。
番組が用意した、総額10億円の中から資金提供を受けたい参加者によってプレゼンが行われます。
参加者の事業についてのプレゼンを審査するのは、様々なジャンルから集められた5名の審査員です。
メインMCはデーモン閣下、初回はサブMCをベイビーレズJAPANの元リーダーでタレントの傳谷英里香が務めました。
また初回の審査員には、ますだおかだの岡田圭右、元NHKアナウンサーでキャスターの堀潤、ファッションデザイナーの渋谷ザニー、キャバクラ嬢・モデル・女性経営者と数々の肩書を持つ桜井野の花、19歳で起業した”ギャル社長”藤田志穂、評論家古谷経衡ら5名の個性的な顔ぶれが集まりました。
最新・第5話ではサブMCを前島亜美が務め、審査員は、甲斐真一郎、堀潤、Zeebra、藤田志穂、吉村崇の5名になります。
ルールは簡単、応募条件をクリアした参加者は自らの事業についてプレゼンを行います。
その結果、審査員5名全員を納得させ、見事「合格」を勝ち取れば希望金額の資金提供を受けることができます。
しかし、最近で総額10億円という金額をテレビ番組で提供するという話はにわかに信じ難いことと思います。
この10億円を用意したのは公益財団法人日本財団です。
番組タイトルにも「SUPPRTED BY 日本財団」表記されており、日本財団が全面バックアップしていることが分かります。
次に浮かぶ疑問は、「なぜ10億円も?」だと思います。
これについては日本財団の笹川会長が、株式会社サイバーエージェント代表の藤田晋氏との対談で語っています。
それによれば、会長はこの資金提供によって、若い世代の人々が日本を盛り上げる手助けがしたいそうです。
また、若い人々が見ている『AbemaTV』で支援を行うことにより、日本財団のような支援を行っている機関があるということも知って欲しく、今回番組のサポートを決めたのだそうです。
日本財団は、ボートレースの売上金の一部と一般からの寄付金を活用して、国内外の団体の支援を行い、それを通して社会課題の解決に取り組んでいる財団法人です。
その他にも異才発掘プロジェクトや特別養子縁組のさらなる普及に取り組んでいます。
日本財団のホームページを見ると、『10億円会議』もこうした活動の一環であるとPRされています。
バラエティ番組という形ではではありますが、番組を支える理念はかなり真摯で真面目なものです。
なお、番組で「合格」を勝ち取った後には日本財団による審査があるようです。
話は変わって、視聴者参加型のプレゼンバラエティというと、日本テレビ系で放送されていた『マネーの虎』を思い出される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
『マネーの虎』は、番組が集めた企業や芸能事務所の”社長”たちに対して参加者が自らの事業のプレゼンを行うというものです。
社長たちの中に納得される方がいれば、その場で札束が積まれていくという光景は、斬新で当時話題になりました。
個性豊かな社長たちと参加者のやり取りも番組の見所の一つでありました。
『10億円会議』もプレゼンバラエティという点では『マネーの虎』と共通しますが、審査員5名を全員説得しなければならないというルールについては『10億円会議』の方が難易度が高そうです。
『マネーの虎』では提供される資金は社長自身によって用意されており、日本財団に資金が用意されている『10億円会議』ではさらに審査が厳しくなりそうです。
現金のかかった真剣なやり取りは非常にリアリティがあるものになっています。
参加の応募についてはAbemaTVの番組ページにリンクのURLが用意されています。
渋谷駅にてポスターを掲示させて頂きました。#にっぽんざいだん #10億円会議 https://t.co/NIqhAo7UPu pic.twitter.com/esPtA9YfOo
— 【公式】日本財団10億円会議キャンペーン (@jp_zaidan10) 2019年2月19日
AbemaTVで無料視聴できる?見逃し配信は無料なの?
AbemaTVは基本は無料で視聴できますが、一部には有料コンテンツもあります。
Abemaプレミアムや月額サービスも用意されていますので、興味をお持ちであれば確認してみてください。
『10億円会議』は毎週火曜23:30~0:00、AbemaSPECIALチャンネルにて放送されています。
初回放送と、それから6日間は無料で視聴することが可能です。
期間を過ぎたものと過去の放送回は有料視聴になります。
10億円会議ネットの声
#10億円会議
地域活性化‼️
子供を産んでも働ける会社への補助
保育室を作る!保母さんの給料の補助!高齢化の介護施設、介護員の補助などなど‼️
多すぎて足りない😵💦💦— keiko s (@keikos66736753) 2019年2月19日
この金額でも足りないんだろうけど
福島の原発 何とかして
まだ廃炉に出来てない
故郷の家に帰れない人達が居る
3.11震災➡️原発事故からもうすぐ8年
まだ終わってない
忘れないで!— ゆりママ&小隊長0才&ゆり隊長6才 (@sirayurinomama) 2019年2月19日
もし10億円を自由に使えるなら、世界中の難病の子供たちや移植手術が必要な子供たちの為に使いたい。#PR #にっぽんざいだん #10億円会議
— Yuka (@Yuka83272052) 2019年2月19日
殺処分という言葉が無くなるように
ワンコやニャンコ、
他にも、、、たくさんの
命を守ってください
この地球上のみんなが、笑顔になりますように、、、#にっぽんざいだん #10億円会議 https://t.co/RGEtNr4V7e— カオみ (@kaodon014) 2019年2月19日
やっぱり世界に学校を作る。学べる場所を作る。そして働ける場所を作る。生きる道、自分で生きれる道を作ってあげる。お金は配っても何もならない。きっかけと持続が大事。私の目標。#SDGs #にっぽんざいだん #10億円会議 pic.twitter.com/yJPIgaMIh7
— まーちゃん (@UxIStypBKQPVxG8) 2019年2月18日
#10億円会議 #にっぽんざいだん #PR
子育て中、子育て落ち着いた主婦、学生さんへの資格取得全額補助。
パート、アルバイト、無職限定で。やりたい仕事はあるけど、家庭の金銭的な事情で踏み出せない人が沢山います。
ヘルパーや保育士…研修、試験費用負担。ユーキャンも対応して欲しいです。— k.ko (@kei19821204) 2019年2月18日
#10億円会議
いじめなどで勉強したい人たちに勉強できる環境を整えたい、もしくは保健室をもっと充実させて少しでも学校に行くきっかけを与えたい。。。。養護教諭でもない者がしゃしゃりでてすみません。
— まつ。 (@matu_yami_yami) 2019年2月18日
難病、虐待、子供達、高齢者。自分の努力だけじゃどうしよもない人達へのお金として使って欲しい。難病指定、薬の負担金。虐待されてる子の逃げ場を全国に。高齢者の医療費負担と痴呆等の方々の助成システム。今すぐやるべき #10億円会議
— rikakingyo (@rikakingyo) 2019年2月18日
5億円は世界中の病気で困っている子供の薬などに当てる。
4億は日本でお金の関係で夢を諦めてしまう人に当てる。
1億は世界中に募金や、ボランティア、使わなくなったものを
貧しい地域に送る、などの協力を呼びかける広告を作り
発信する。#10億円会議 #にっぽんざいだん— マカロンサラダセット (@i94zKuzjQEgBbeJ) 2019年2月18日
10億円会議って何?応募資格は?AbemaTVで無料視聴できる?まとめ
『10億円会議』は久しぶりにやってきたプレゼンドキュメンタリーバラエティ番組になります。
審査員を参加者のヒリヒリする真剣なやり取りに今後も注目度は高まっていきそうです。
過去の『マネーの虎』とは異なり、個性的な社長ではなく、様々なジャンルから審査員が集められている点と審査員誰か1人ではなく5名全員を説得しなければいけないというルールが特徴的です。
難易度の高さとともに厳しい審査に立ち向かう参加者の姿をご覧になってみてはいかがでしょうか。
凄いな!自分は20年(年間3〜4カ月)もの間、車中泊をしながら旅をし石橋を見つけては撮影して来ました。複数の出版社に写真集を打診しても相手にされなかった。こんな企画が