セコペ・ケプの出身や経歴は?筋肉やパワーがすごい!家族についても調査

6月1日放送の『ラグビー2019 英雄たちの原点』(日本テレビ系列21:54~22:00)では、オーストラリア代表・ワラビーズのセコぺ・ケプ選手の”原点”に迫ります。

『英雄たちの原点』は、国の誇りを胸に戦う、世界のトップラガーマン達の”原点”を紹介する番組です。

今回の英雄は、オーストラリア代表のセコぺ・ケプ選手です。トンガ人の両親を持ちながら、ワラビーズの一員としてトップラガーマンになりました。

今回は、そんなセコぺ・ケプ選手を紹介したいと思います。

セコペ・ケプオーストラリア代表の出身や経歴は?

  • 名前:セコぺ・ケプ(Sekope Kepu)
  • 生年月日:1986年2月5日(現在33歳)
  • 出身:オーストラリア(ニュー・サウス・ウェールズ州シドニー)
  • 身長:188cm
  • 体重:125kg
  • ポジション:プロップ(フォワード・主に右プロップ)

セコぺ・マイアミ・ケプ選手は、1986年にオーストラリア・シドニーで、トンガ人の両親の間に生まれました。

ミドルネームの”マイアミ”は、両親が好きだった、1980年代に流行ったアメリカの刑事ドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』からとられたそうです。

セコぺ・ケプ選手が幼い頃に、一家はニュージーランドのオークランドへ移住しました。

歩けるようになったと同時に、父はセコぺ・ケプ選手にラグビーを教え、プロラグビー選手を目指すようになります。

初めて入ったのは、タマキ・ラグビーフットボール・クラブの7歳以下のチームでした。

そして、オークランドの中心から、9kmほど離れたグレンイネス郊外にある学校に通っていたそうです。

9歳から13歳の子が通うセカンダリースクールは、ウェズレイ・カレッジに通い、キャプテンとしてラグビーチーム(トップチームの1st XV)を率いました。この時のポジションは、プレイメーカー的役割のナンバーエイトだったそうです。

2003年には、U-17のラグビー・ニュージーランド代表に選出されました。

2004年からは、ニュージーランド代表U-19のチームでナンバーエイトとしてプレーしていましたが、2005年からはフォワードにコンバートされ、現在のプロップでプレーするようになりました。

2005年には、ニュージーランド州代表選手権(現ITM CUP)のカウンティーズ・マヌカウ州代表に選ばれ、2007年までプレーしました。そして、同時期にはスーパーラグビー(当時スーパー14)のチーフスのトレーニンググループ(下部チーム)に選ばれましたが、トップチームには進めませんでした。

この2007年には、セコぺ・ケプ選手は鎖骨を骨折する怪我を負ってしまい、これがチーフスのトップチームに入れなかったことにも影響したようです。

セコぺ・ケプ選手は、出生地のオーストラリアに戻り、2008年に21歳でスーパーラグビーのワラターズに加入しました。

加入直後の3月1日にハイランダーズ戦でデビューし、現在もワラターズでプレーしています。

そして2008年には、ラグビーオーストラリア代表・ワラビーズのトップチームにも選ばれました。

同年のイタリア代表戦でデビューし、2011年、2015年のワールドカップでは右プロップのレギュラーとして活躍しました。

特に、2015年ワールドカップでは、ニュージーランドとの決勝戦にまで進みましたが、惜しくも優勝には届きませんでした。

2015ワールドカップ後の2015-2016シーズンは、フランスのラグビーリーグ・スーパー14のボルドーでプレーします。

現在のオーストラリア・シドニーのローカルクラブはランドウィックに所属しており、2019年5月には英国イングランドのギャラガー・プレミアシップのロンドン・アイリッシュへの加入が発表されました。

ラグビー特有の文化で少々分かりにくいですが、南半球のスーパーラグビーというのが、世界最高峰のプロラグビーリーグです。

そのスーパーラグビーのチームに所属しながら、他のチームでもプレーし、さらに母国の代表チームでもプレーしているということです。

オーストラリア代表・ワラビーズでは、セコぺ・ケプ選手はベテランになりますが、日本で行われる2019ラグビーワールドカップでも出場が予想されています。

セコペ・ケプオーストラリア代表の筋肉やパワーがすごい!家族についても調査

セコぺ・ケプ選手は、プロフィールにもある通り、188cm125kgという大きな体を持った選手です。

圧倒的なパワーでスクラムの中心となりながらも、トライを奪うこともできます。

17歳頃までは、プレーメイカーのナンバーエイトとしてプレーしていたので、それが今のスタイルに影響しているのかもしれません。

パワー一辺倒だけでなく、試合全体の流れを見て適切なプレーを選択できる、柔軟性を持ち合わせているのが特徴です。

セコぺ・ケプ選手が主にプレーする「右プロップ」は、ラグビーの陣形では1列目の3人の中で右に位置します。

このポジションは、スクラムにおいては支柱のような役割を持ち、プレーのクオリティによって試合を優勢に進めることもできます。

オーストラリア代表・ワラビーズは、長らくスクラムが苦手分野であり、セコぺ・ケプ選手がスクラムで孤軍奮闘する姿が目立ちました。

2015年ワールドカップでは、ワラビーズは安定したスクラムを見せていましたが、決勝ではニュージーランドに一歩及ばず、今回の日本大会では雪辱に燃えているでしょう。

セコぺ・ケプ選手は、プライベートでは妻のアンナさんと結婚しており、四人の子供にも恵まれているようです。

お子さんは、長女の下に二人の男の子がおり、男の子二人は双子のようにそっくりです。

さらにその下に、赤ちゃんがいるようです。

セコぺ・ケプ選手は、インスタグラムのアカウントも持っており、アップロードされている写真は多くはないですが、家族やプライベートの様子を垣間見ることができます。

トンガ人の間に生まれたセコぺ・ケプ選手は、外見はオセアニアの方らしく、大柄でとても強そうですが、家族とのリラックスした表情からは、優しそうな人柄が伝わってきます。

2019ラグビーワールドカップでは、ワラビーズのセコぺ・ケプ選手にも注目してみて下さい。

まとめ

  • セコぺ・ケプ選手はオーストラリア代表・ワラビーズのフォワード(プロップ)
  • オーストラリアで生まれた後、幼少期に一家でニュージーランドに渡った
  • ニュージーランドの年代別の代表に選ばれていた
  • 21歳でオーストラリアに戻り、ワラターズと契約した
  • オーストラリア代表・ワラビーズにも選ばれ、2011年と2015年のワールドカップではレギュラーとしてプレーした
  • プロップとしてスクラムの柱となりチームに貢献する
  • 圧倒的なパワーだけでなくトライも奪える
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