マラソンでは初めてのオリンピック代表選考の一発勝負「マラソングランドチャンピョンシップ(MGC)」が9月15日に行われました。
かなりの注目を集めましたが、男子は中村匠吾選手が1位で入賞し、待望の来年開催する東京オリンピック2020の代表権を獲得しました。
本命の日本記録保持者の大迫・設楽両選手が注目されていた中で、リラックスして走れたので「今回はたまたま勝った」、「今度はそうはいかない」とレース直後、瀬古利彦リーダーからは早々にプレッシャーを掛けられ、メンタルトレーニングを受けたようですw。
そこでこの記事では、今回優勝した中村匠吾選手のプロフィールやMGCで愛用されたナイキのピンクシューズについて紹介して行きたいと思います。
中村匠吾は駒澤大学卒!出身中学や高校はどこ?
MGCで見事優勝し、東京オリンピック2020の代表を獲得した中村匠吾(なかむら しょうご)選手の出身中学や高校はどこなのか?
また所属についてなどの経歴をまとめて紹介いたします。
【出身校】
- 三重県四日市市立内部中学校
- 上野工業高校(現・伊賀白鳳高校)
- 駒澤大学
【所 属】
- 富士通
【プロフィール】
- 名前:中村匠吾(なかむら しょうご)
- 生年月日:1992年9月16日(現在27歳)
- 出身:三重県四日市市
- 身長:172cm
- 体重:55kg
- 職業:専門学生?
- 経歴:三重県四日市市立内部中学校→上野工業高校(現・伊賀白鳳高校)→駒澤大学→富士通
中村匠吾選手は172㎝、55㎏の27歳、出身は三重県四日市市です。
出身中学は三重県四日市市立内部中学校、出身高校は上野工業高校(現・伊賀白鳳高校)で、2010年の高3の時には沖縄インターハイの5000mで3位に入賞し、同年10月には5000mで高校歴代7位(当時)を記録しています。
その後、駒澤大学経済学部経済学科に進学し、3年生の2013年日本選手権10000mで5位に入賞、同年ユニバーシアードのハーフマラソンでは銅メダルを獲得しています。
また4年生の2014年には、三大駅伝全てで1区の区間賞を獲得しています。
13年の大学3年生時、東京でオリンピックの開催が決まり、大八木監督から「マラソンでオリンピックを目指そう。一緒にやらないか」と言われた言葉に心を打たれて、卒業して富士通に入社してからも、駒大に行って大八木監督の指導を受けています。
今回MGCで優勝した後には、監督は「夢が叶いました」と中村選手を抱いて男泣きに泣きました。
中村選手は昨年3月のびわ湖毎日マラソンで2時間10分51秒を出して今回のMGCの出場権を獲得し、同年9月のベルリンマラソンでは2時間8分16秒の自己記録を出しています。
MGCは3回目のマラソンですが、見事にオリンピックの切符を獲得したという訳です。
【マラソン全成績】
- [2018年3月4日]:第73回びわ湖毎日マラソン 2時間10分51秒(7位)
- [2018年9月16日]:ベルリンマラソン 2時間08分16秒(4位)※日本男子首位
- [2019年9月15日]:マラソングランドチャンピオンシップ 2時間11分28秒(1位)※東京オリンピックマラソン代表内定
中村匠吾がMGCで愛用していたナイキのピンクシューズは?
優勝した中村選手を始め、MGCに参加した選手の多くがピンクのシューズを履いていましたので、気になった方も多いと思います。
このピンクのシューズは、ナイキの「ナイキ ズームXヴェイパーフライネクスト%」の厚底モデルで、4月には同モデルの緑色が発売されました。
今回のピンクのシューズは9月15日のまさに大会当日に発売されたものです。
間違いなくバカ売れするでしょうねw
広告費で莫大なお金を投入するより、MGCで多くの選手が履いていたとなれば、それだけでとてつもない広告効果になるのは間違いないでしょう。
男子選手30人のうち何と16人がこのピンクのシューズを履いていましたし、入賞者の内、男子1位の中村選手と同2位の服部選手、女子2位の鈴木選手が履いていたのですから。
このシューズは「厚さよりも速いものはない」をキャッチフレーズに発売され、厚底なのに軽い靴で全く疲れないということです。
価格は2万7500円で、東京・原宿の「NIKE HARAJYUKU」やナイキの公式アプリまたは、一部の取扱い店舗のみで販売されています。
まとめ
MGCでは設楽選手のぶっちぎり1位発進で、大迫選手など少なからずの選手がペースを乱されて、最後の追い込みのデッドヒートで体力を温存できていなかったと言われています。
そんな中で中村選手の40km時点からの3段ロケットのパワーには驚かされました。
中村選手はこれから皆から注目され、精神的鍛練も求められそうです。
しかし、暑い時期のレースに強さを発揮できるタイプの選手ですので、来年の東京オリンピックの本番でもメダルを目指してこれからの11ヵ月間、更に実力をつけてもらいたいと思います。
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