天皇陛下即位を内外に宣布される「即位礼正殿の儀」はいよいよ10月22日、予定通り行われそうですね。
台風19号の被害による被災者への対応に万全を期すということで、祝賀パレード「祝賀御列」は延期する方向(11月10日)で調整に入ったという報道がされています。
海外からの来賓が総結集する「即位礼正殿の儀」は、現実的にそう簡単に日程変更できないでしょう。
ところで平成2年の時の即位礼には海外からの来賓が160ヵ国・機関でしたが、今回はそれを更に上回る190ヵ国・機関だとも言われていますが、実際にどこまで記録が伸びるか、誰が来るか期待されます。
警備やら宿泊やら、日本が得意な「おもてなし」やら、関係者スタッフはそれはそれは大変でしょうね。
そこで今回の記事では、招待された元首や王族ではどんな人たちが来るのか徹底調査してみたいと思います。
【即位の礼】で招待した194ヵ国の元首や王族は?
「即位礼正殿の儀」に世界から来る元首や王族、招待国はどんな人がいるのか、調べてみました。
8月24日共同通信の報道によると、世界194ヵ国と国連、欧州連合に招待状を発送し、その中の半数以上から出席の返事を取得したと言う事です。
日本が国家として承認している195ヵ国の内、194ヵ国に招待状を送ったそうですが、未発送の国家がどこなのかなどの詳細情報は発表されていませんね。
なお、日本が国家として承認していない国には、北朝鮮、台湾、マカオ、パレスチナ、香港などがあります。
10月10日現在で発表された出席者は以下通りになっています。
半分以上の国家や機関から出席の返事をもらったという報道からすると、欠落している情報がかなり多そうですが、今後、追加で明らかになれば、追記していきたいと思います。
国家元首クラス
- スウェーデン:カール16世グスタフ国王、ヴィクトリア皇太子
- オランダ:ウィレム=アレクサンダー国王
- マクシマ王妃スペイン:フェリペ6世国王
- レティシア王妃ベルギー:フィリップ国王
- マティルド王妃ルクセンブルク:アンリ大公
- カンボジア:ノロドム・シハモニ国王
- ブータン:ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王、ジェツン・ペマ・ワンチュク王妃
- ヨルダン:アブドゥッラー2世国王
- ブラジル:ジャイール・ボルソナーロ大統領
- ウクライナ:ウォロディミル・ゼレンスキー大統領
- ドイツ:フランク=ヴァルター・シュタインマイアー大統領
- トーゴ:フォール・ニャシンベ大統領
- ジョージア:サロメ・ズラビシュヴィリ大統領
- トルコ:レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領
- キプロス:ニコス・アナスタシアディス大統領
- インド:ラーム・ナート・コーヴィンド大統領
- バングラデシュ:アブドゥル・ハーミド大統領
- コモロ:アザリ・アスマニ大統領
- ネパール:ビドヤ・デビ・バンダリ大統領
- コソボ:ハシム・サチ大統領
- モルドバ:イゴル・ドドン大統領
- オーストリア:アレクサンダー・ファン・デア・ベレン大統領
- フィリピン:ロドリゴ・ドゥテルテ大統領
- パレスチナ:マフムード・アッバース大統領
- マルタ:ジョージ・ヴェラ大統領
王太子・副大統領・首相級
- イギリス:ウェールズ公チャールズ王太子
- ノルウェー:ホーコン王太子
- デンマーク:フレデリック王太子、メアリー王太子妃
- サウジアラビア:ムハンマド・ビン・サルマーン王太子
- バチカン:フランチェスコ・モンテリージ枢機卿
- ミャンマー:アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相
- 中華人民共和国:王岐山国家副主席
- 韓国:李洛淵首相
- タイ:プラユット・チャンオチャ首相
- イスラエル:ベンヤミン・ネタニヤフ首相
王族・閣僚級
- アメリカ合衆国:イレーン・チャオ運輸長官(ペンス副大統領から10/5に変更)
- カザフスタン:ダリガ・ナザルバエフ上院議長
- ロシア:イリヤス・ウマハノフ上院副議長
ざっとみただけでも、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相や、フィリピンのドゥテルテ大統領など注目のVIPも日本にくるのですね。
安倍首相との会談もあるでしょうし、G20とは比較にもならない超大型マルチ外交イベントが期待できますね。
ただアメリカからは余り知られていない閣僚しか来ないと言う事ですが、ペンス副大統領ぐらいは来てもらいたいですけどね。
今後、新しく情報が入手されれば、追記していきたいと思います。
「即位礼正殿の儀」に参加表明している国は?
続いて、現在までに参加を表明している国を見てみますと、以下の通りですね。
37ヵ国ですが、表に出ていない国家や機関もあるようですが、現在調査中ですので、分かり次第追記したいと思います。
- スウェーデン
- オランダ
- スペイン
- ベルギー
- ルクセンブルク
- カンボジア
- ブータン
- ヨルダン
- ブラジル
- ウクライナ
- ドイツ
- トーゴ
- ジョージア
- トルコ
- キプロス
- インド
- バングラデシュ
- コモロ
- ネパール
- コソボ
- モルドバ
- オーストリア
- フィリピン
- パレスチナ
- マルタ
- イギリス
- ノルウェー
- デンマーク
- サウジアラビア
- バチカン
- ミャンマー
- 中華人民共和国
- 韓国
- タイ
- イスラエル
- アメリカ合衆国
- カザフスタンロシア
まとめ
今現在でもラグビーワールドカップで世界中から集まっている所に、天皇陛下即位を祝賀するためにそれこそ世界の超VIPたちが一同に会するというのは、受け入れ側としては機能できるのかとか、素人目には想像を絶する大イベントですが、これも来年の東京オリンピックを考えれば、まだ序の口なのかもしれませんね。
おまけに大型台風一過とあって、関係者はてんてこ舞いでしょうが、こういう時に働き方改革なんて言ってられないようにも思いますが。
とにかく、天皇陛下即位でこれだけの世界のVIPが結集するというのは本当に有難いことで、私たちも応援していきたいものですね。
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