今回は、即位の礼パレードで使用されるオープンカーについてまとめました。
11月10日(日)には、待ちに待った即位の礼パレードが行われます。
なかなか見れないパレードですが、天皇皇后両陛下が乗車されるオープンカーも気になりませんか?
そこで、このオープンカーの車種から価格について調べてみました。
なんと、使用されていたのはあの高級車で、特別に改造も施されていたのです。
オープンカーの改造費用や、普段は知ることのできない皇室専用車の謎についても迫っています。
どうぞお楽しみ下さい!
オープンカーの車種はトヨタのセンチュリー!
即位の礼パレードで両陛下が乗車される車の車種は、「トヨタ センチュリー」になります。
まずは、この「センチュリー」という車種について見ていきましょう。
- センチュリーはトヨタが製造・販売する最高級乗用車
- 価格はなんと1,960万円~
- 「センチュリー」の名前の由来は、トヨタの創業者・豊田佐吉の生誕100周年(1967年)に発売されたこと
からトヨタのセンチュリーは、実はトヨタの中でも最高級ランクの車種だったんですね。
お値段も1,960万円~と、最高級に相応しい価格となっています。
現在販売されているセンチュリーは、2度のモデルチェンジを経て3代目となります。
フロントグリルに鳳凰があしらわれている外見も高級感溢れますが、内装がまたすごいです。
木目調が随所にあしらわれ、天井からシート、さらには時計に至るまで外見に劣らないラグジュアリーさです。
シートはまるで社長室の椅子のよう。
さらに、皆さん、センチュリーにはオットマン(足を乗せるための台)もついているのですよ!これだけでも「センチュリーは違うな!」と思わされますよね。
さて、このトヨタのセンチュリーですが、皇室以外にはどのような方が利用されるのでしょうか。
- 官公庁の公用車
- 企業の社用車(社長や役員など)
つまり、”偉い人”が乗る車なんですね。
政府要人や企業トップといった一部の人が使用しています。
一般人でも購入は可能ですが、センチュリーで買い物に行くのは逆に気が引けますよね。
オープンカーの価格(値段)は8000万!改造費用は?
即位の礼パレードでは、トヨタのセンチュリーが使用されますが、オープンカーとして改造が施されています。
- 一般的なセンチュリーの価格は1,960万円~
- 皇室御料車(専用車)は約5,500万円
- 国賓送迎用の防弾車は約9,900万円
今回の即位の礼パレードで使用されるオープンカーは、「約8,000万円」になるそうです。
専用車の価格から差し引くと、改造費用はおよそ2,500万円くらいになります。
主な改造内容は、
座席は白い本革張り。車体の色は、通常の『センチュリー』と同じ「神威(かむい)エターナルブラック」だが、塗装を通常のものよりも多く重ね、鏡面のように仕上げたという。また、背もたれの角度を後ろに25度傾け、座席そのものも、後ろにずらした状態で固定。沿道から両陛下のお姿が見えやすいように工夫したそうだ。
引用元:https://response.jp/article/2019/10/08/327341.html
とはいえ、専用車の時点で普通のセンチュリーの価格の2倍以上です。
また、御料車は複数あり、ナンバーには「皇」の字が付きます。
- 皇1:天皇皇后両陛下の専用車
- 皇2:寝台車
- 皇3と5:国賓送迎用の防弾車
- 皇10:今回使用されるオープンカー
このようになっています。即位の礼パレードで使用されるオープンカーですが、パレードだけでしか見られないのもちょっと惜しい気もしますよね。
そんな皆さんに朗報です。
こちらのオープンカーですが、パレード後に一般展示されることが決まっています。
- 迎賓館(東京都港区)
- 京都迎賓館(京都市上京区)
こちらの二カ所です。
なお、展示期間や開始日時などの詳細は今後検討・発表されるそうです。
気になる方は、ぜひ迎賓館に足を運んでみて下さい。
以上、今回は即位の礼パレードで使用されるオープンカーについてまとめました。
まとめ
- 即位の礼パレードで使用されるオープンカーの車種は「トヨタ センチュリー」
- センチュリーの価格は1,960万円~で、トヨタの最高級乗用車
- センチュリーは皇室の他、官公庁や企業の公用車や社用車に使用されている
- 即位の礼パレードで使用されるオープンカーの価格は約8,000万円(改造費用は約2,500万円)
- 皇室専用車は約5,500万円
- 国賓送迎用の防弾車は約9,900万円
- 皇室専用車のナンバーは「皇○○」となっている
- 即位の礼パレードで使用されるオープンカーは、パレード後に東京と京都の迎賓館で一般展示される
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