横浜DeNAベイスターズ所属の筒香嘉智選手が、メジャー挑戦を表明しました。
子供の頃からの夢と語る、筒香嘉智選手のメジャー挑戦。
ファンとしては寂しさもありながら、その夢を応援したい気持でもあるでしょう。
メジャー挑戦となると、どの球団に移籍するのか気になりますね?
さらに、年俸や契約金、ポスティングシステムで支払われる移籍金(譲渡金)はいくらくらいになるのでしょうか?
今回は、筒香嘉智選手のメジャー挑戦に関する、様々な疑問について予想してみたいと思います!
筒香嘉智のメジャー移籍先はどこ?
メジャー挑戦を表明した筒香嘉智選手が、どのメジャー球団に移籍するのか予想していきたいと思います。
まずは、筒香嘉智選手の特徴を見ていきましょう。
- 長打力がある(通算本塁打205本)
- 選球眼が良い(四球を選べる)
- 守備位置は左翼か一塁
- 守備力へのメジャーの評価は高くない
- DH(指名打者)で起用される可能性も
皆さんもご存知の通り、メジャーにはすごい選手がたくさんいますよね。
当然、強打者が集まる一塁・DH・左翼は競争も激しいです。
日本のプロ野球でも、守備はいまいちでもホームランが打てる助っ人外国人を置くことが多いですよね。
さて、アメリカの報道では筒香嘉智選手の獲得を検討している球団が複数挙がっています。
- ホワイトソックス
- マリナーズ
- ジャイアンツ
- インディアンス
- レンジャーズ
- ブルージェイズ
こちらの球団です。
ネットなどで有力候補として挙がっているのは、「マリナーズ」です。
シアトルに本拠地を置くマリナーズは、イチローさんをはじめ何人も日本人選手が所属しています。
現在は、菊池雄星投手が所属していますね。
それから、熱心に視察に訪れていたのが「ブルージェイズ」です。
ブルージェイズはカナダ・トロントにあるチームで、川崎宗則さんら複数の日本人選手がプレーしました。
これらの情報を元にすると、筒香嘉智選手のメジャー移籍球団は
「マリナーズ or ブルージェイズ」
このように予想することができました。
追記
レイズと合意しました。
移籍金や契約金はいくらかを予想
次は、メジャー挑戦を表明した筒香嘉智選手の移籍金や契約金・年俸などについて予想してみたいと思います。
筒香嘉智選手は、ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦となります。
このポスティングでは、メジャー球団から所属球団(筒香嘉智選手の場合は横浜DeNAベイスターズ)へ移籍金が支払われます。
※この「移籍金」については、「譲渡金」や「権利金」といった表記もあります。
この記事では分かりやすさを優先して「移籍金」に統一しました。
まず、ポスティングシステムが何なのか分からない方もおられるでしょう。
「ポスティングシステムとは、海外FA権取得前の選手がメジャー挑戦するための仕組み」
こうなります。
選手が自由に移籍できるFAではなく所属球団が行使する制度で、入札制度と呼ばれることもあります。
この制度ができた背景には、野茂英雄さんがメジャー挑戦する際の騒動がありました。
(当時はポスティングシステムがなく、野茂英雄さんは「任意引退選手」となりメジャー移籍しました)
ポスティングシステム導入後は、契約成立と同時に日本球団に移籍金が支払われます。
歴代の移籍金を振り返ってみましょう。
- ダルビッシュ有投手(テキサス・レンジャーズ):約5,170万ドル
- 松坂大輔投手(ボストン・レッドソックス):約5,111万ドル
- 井川慶投手(ニューヨーク・ヤンキース):約2,600万ドル
- イチロー選手(シアトル・マリナーズ):約1312万ドル
松坂大輔投手の移籍金(約5111万ドル)が日本円で約60億円と言われました。
イチローさんの移籍金は、意外でしたね。
移籍金の高騰は選手・メジャー球団の双方にデメリットがあり、その後改定され2,000万ドル(約22億円)に上限が設けられます。
そして、2018年にはさらに改正され、少々分かりづらくなりました。
新制度では、年俸・契約金に応じて3段階の比率から計算された総額が移籍金となります。(複数年契約なら毎年支払われます)
- 2,500万ドルまでの20%
- 2,500~5,000万ドルまでの17.5%
- 5,000万ドル以上の15%
(+出来高があればこれにも15%)
これは、ファンには計算しづらいですね。
筒香嘉智選手も、この新制度でメジャー挑戦をします。
年俸・契約金によっては、これまでの上限2,000万ドルを超える可能性も十分に考えられます。
しかし、公表はされていませんが、新制度でも上限2,000万ドルというルールは残っているという噂です。
そのため、メジャーから高い評価を受けている筒香嘉智選手の移籍金は、
「2,000万ドル(約22億円)」
このくらいではないでしょうか。
続いては、筒香嘉智選手のメジャーでの年俸・契約金です。
現在横浜DeNAでの筒香嘉智選手の年俸は、推定4億円とされています。
過去の日本人野手の契約を参考にしてみましょう。
- イチロー選手:3年契・約15億円(年俸約5億円)
- 松井秀喜選手:3年契約・約25億円(年俸約8.3億円)
- 松井稼頭央選手:3年契約・約20億円+出来高(年俸約6.7億円)
現在の田中将大投手の年俸が約22億円ということを考えると、皆さん意外な年俸額だったんですね。
また、参考に現在ヤクルトに復帰している青木宣親選手が34歳でアストロズと結んだ時の年俸は約6.3億円でした。
ちなみに大谷翔平選手は当時23歳(日ハムでの年俸は約2.7億円)で、メジャー挑戦しました。
しかし、メジャーには25歳ルールという若い選手の年俸を制限する仕組みがあり、年俸はメジャー最低年俸の約6,000万円での契約でした。
筒香嘉智選手は現在28歳で、メジャーでの新シーズンには29歳になります。
守備は左翼や一塁が守れますが、守備力はあまり高く評価されていないようです。
これらのことを踏まえると、筒香嘉智選手の年俸は
「3年契約・年俸約5~7億円」
このように予想することができました。
以上、今回はメジャー挑戦を表明した横浜DeNAベイスターズ・筒香嘉智選手のメジャー移籍球団、移籍金と年俸について予想しました。
追記
2年約13億で合意しました。
まとめ
- 筒香嘉智選手は長打力と選球眼の良さが大きな特徴
- 守備位置は左翼と一塁
- 守備力についてのメジャー評価は高くない(DH起用の可能性も)
- メジャー移籍球団は「マリナーズかブルージェイズ」と予想される
- ポスティングシステムでは、メジャーから日本球団に移籍金が支払われる
- 現在のルールでは、年俸額(出来高を含む)に応じ3段階の比率で計算された総額が移籍金となる
- 筒香嘉智選手の移籍金は、約2,000万ドル(約22億円)と予想される
コメントを残す