今回は、プレミア12を戦う侍ジャパンに選ばれている、ソフトバンク・周東佑京選手について紹介したいと思います。
「世界一を目指すために呼んだ」と侍ジャパン・稲葉監督から言われるほど逸材が、ソフトバンク・周東佑京選手です。
ギリギリの接戦が続くことが予想されるプレミア12で、”走塁”は試合を決める重要な要素になります。
そこで白羽の矢が立ったのがソフトバンク・周東佑京選手だったのです。
その足の速さたるや…。
ソフトバンク・周東佑京選手のプロフィールと経歴も合わせてお楽しみ下さい。
ソフトバンク・周東佑京の50mは5秒7で盗塁成功率は83%
ソフトバンク・周東佑京選手は、外野・ショート・三塁を守ることができるマルチプレイヤーです。
しかし、最も大きな特徴は足の速さにあります。
周東佑京選手は、その足の速さを活かし、盗塁・走塁で今シーズンのソフトバンク・ホークスの日本一に貢献しました。
試合の大事な場面で、周東佑京選手の足は相手バッテリーに対し大きな脅威となったのです。
さて、周東佑京選手の足がどのくらい速いのか気になりますよね?
なんと、50mのタイムは「5秒7」だそうです。
単純に計算しても、100mを10秒台で走れることになります。
これは、かなり速いですよね。
ちなみに、一塁までの到達タイムは「3秒8」だそうです。
もし内野手が一瞬でも守備にもたつけば、顔上げた頃には周東佑京選手は一塁にいることになります。
今シーズンの夏場に、開幕から28連続盗塁を決めていた山田選手に続く12球団2位の盗塁成功率を記録していたのが、ソフトバンク・周東佑京選手でした。
8月26日時点での周東佑京選手の盗塁成功率は、なんと84%(21回成功/25回企画)。
夏場の苦しい時期でも、1つ先の塁を狙える周東佑京選手のような選手の存在は、ソフトバンク・工藤監督にとっても心強かったようです。
シーズンを終了して、ソフトバンク・周東佑京選手の盗塁数は最終的にパリーグ5位の「25」でした(失敗は5回、成功率は83%)。
代走や守備固め中心だったことを考えると、来年はさらなる飛躍が期待できそうですね。
侍ジャパン・周東佑京のプロフィール
- 名前:周東佑京(しゅうとう うきょう)
- 生年月日:1996年2月10日(現在23歳)
- 出身:群馬県太田市
- 身長:180cm
- 体重:74kg
- ポジション:内野手(遊撃・三塁)、外野手
- 所属チーム:福岡ソフトバンクホークス(背番号23)
- 経歴:東京農業大学第二高等学校→東京農業大学生物産業学部(北海道オホーツク)→福岡ソフトバンクホークス
小学校2年生から野球を始め、中学時代は地元の太田ボーイズに所属していました。
高校は、群馬県高崎市にある東京農業大学第二高校に進学しています。
高校3年の時には、野球部のキャプテンとして夏の群馬県大会決勝まで進みました。
ソフトバンク・周東佑京選手はこの試合に2番ショートで出場しましたが、惜しくも甲子園出場は叶いませんでした。(決勝の相手となった高橋光成投手(現・西武)擁する前橋育英はこの夏の甲子園でも優勝しました)
高校卒業後、周東佑京選手は東京農業大学生物産業学部に進学しました。
こちら東農大生物産業学部は北海道網走市にあり、東農大野球部と区別するため東農大北海道オホーツクと呼ばれています。
大学時代の周東佑京選手は1年生からレギュラーに定着し、外野手も経験しました。
3年秋~4年春にかけてはキャプテンを務め、北海道六大学リーグではベストナインなどを受賞する活躍ぶりでした。
また、全国大会にも出場しており、打率.364の好成績を収めています。
2017年のドラフト会議で、周東佑京選手はソフトバンクホークスから育成2位で指名されました。(背番号は121)
なんと、周東佑京選手は千賀投手や甲斐捕手と同様に育成出身だったのです。
プロ1年目は主にファームで出場し、2019年の春キャンプで1軍に参加しました。
ソフトバンク・工藤監督からは、キャンプ時点で足の速さを高く評価され、3月に支配下登録されます。
開幕は2軍で迎えましたが、4月に1軍に昇格し初出場を果たしました。
今シーズンは主に代走や守備固めで起用されましたが、周東佑京選手の足の速さは球界に大きなインパクトを残しました。
以上、今回はプレミア12の侍ジャパンにも選出されたソフトバンク・周東佑京選手について紹介させていただきました。
まとめ
- ソフトバンク・周東佑京選手は群馬県太田市出身で23歳のプロ野球選手
- ショート、サード、外野が守れるマルチプレーヤー
- 50m5秒7の俊足の持ち主で、2019年シーズンはパリーグ5位の盗塁25を記録した
- 盗塁成功率は夏場までヤクルト・山田哲人選手に次ぐ2位の84%だった(最終的には83%)
- 2017年のドラフト会議でソフトバンクホークスから育成2位で指名された
- 2019年4月、1軍に初昇格し、シーズンを通して代走や守備固めで起用された
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