箱根駅伝2020 帝京大学エントリー選手メンバーまとめ!2019結果や注目選手も

今回は、箱根駅伝2020・帝京大学のエントリー選手メンバーについてまとめてみました。

鮮やかな赤いユニフォームが特徴的な帝京大学。

かつては箱根駅伝のイメージは強くありませんでしたが、今や常連校の一つです。

近年は着実に力をつけてきており、箱根駅伝2020ではダークホースの一角として注目を集めています。

そんな帝京大学の箱根駅伝2019の結果を振り返り、箱根駅伝2020での注目選手についてもまとめています。

合わせてお楽しみ下さい。

箱根駅伝2020 帝京大学エントリー選手メンバー一覧

さっそく、箱根駅伝2020・帝京大学のエントリー選手メンバーを見ていきたいと思います。

がその前に、箱根駅伝での帝京大学の基本情報をおさらいしておきましょう。

  • 21回出場(13年連続)
  • 1999年創部
  • 優勝:なし(最高成績:4位)
  • 練習拠点:東京都八王子市
  • 監督:中野孝行(2005年~)

帝京大学駅伝部は1999年創部と、箱根駅伝出場校の中でもとりわけ新しいチームです。

第74回大会で初出場し、第76回大会では過去最高の4位という成績を収めます。

平成11年より強化種目となり、以降は箱根駅伝の常連校となっています。

帝京大学というと、特にラグビーが強いイメージがありますよね。

また、系列の帝京高校は野球やサッカーの名門として全国的に有名です。

それらと比べると、駅伝部が強いという印象はあまり強くないかもしれません。

しかし、近年力をつけてきている帝京大学は、箱根駅伝”新興勢力”の筆頭候補

めきめき力をつけてきている帝京大学は、今やライバルたちにとって無視できない存在となっています。

中野孝行(なかの たかゆき)監督率いる帝京大学は、箱根駅伝を含む三大駅伝の出雲駅伝では最高成績5位、そして全日本大学駅伝も最高成績5位となっています。

三大駅伝での優勝はまだありませんが、近い将来に実現するかもしれません。

エントリーメンバー

それでは、箱根駅伝2020・帝京大学のエントリー選手メンバーを見ていきましょう。

  • 岩佐壱誠(4年 徳島科学技術)
  • 小森稜太(4年 いなべ総合)
  • 島貫温太(4年 市柏)
  • 田村丈哉(4年 市船橋)
  • 平田幸四郎(4年 久御山)
  • 吉野貴大(4年 東海大望星)
  • 小野寺悠(3年 加藤学園)
  • 谷村龍生(3年 西京)
  • 鳥飼悠生(3年 市船橋)
  • 日野原智也(3年 伊勢崎商)
  • 星岳(3年 明成)
  • 増田空(3年 小豆島)
  • 遠藤大地(2年 古川工)
  • 中村風馬(2年 草津東)
  • 橋本尚斗(2年 鳴門)
  • 新井大貴(1年 前橋育英)

このようなメンバーが選ばれました。

帝京大学は、伝統的な駅伝強豪校に比べると、選手獲得の面ではいささか不利な面があります。

しかし、中野監督の育成メソッドによって、全国実績のない選手が箱根ランナーに変貌してしまうのです。

箱根駅伝2020で、帝京大学の選手たちはどのような走りを見せてくれるのでしょうか。

区間エントリーメンバー

29日、区間エントリーが発表されました。

帝京大学の区間エントリーは以下となります。

変更は当日のレース開始1時間10分前まで(交代4名まで)となります。

変更があり次第、更新します。

1区:小野寺悠(3年 加藤学園)
2区:星岳(3年 明成)
3区:遠藤大地(2年 古川工)
4区:岩佐壱誠(4年 徳島科学技術)
5区:平田幸四郎(4年 久御山)

6区:島貫温太(4年 市柏)
7区:中村風馬(2年 草津東)
8区:鳥飼悠生(3年 市船橋)
9区:小森稜太(4年 いなべ総合)
10区:吉野貴大(4年 東海大望星)

箱根駅伝2019の結果や第96回大会の注目選手

箱根駅伝2020、帝京大学のエントリー選手を紹介しました。

こちらでは、帝京大学の箱根駅伝2019での結果を振り返りたいと思います。

帝京大学・箱根駅伝2019結果

  • 総合順位:5位
  • 往路:9位
  • 復路:3位
  • 区間賞:10区・星岳選手(2年)
  • 総合記録:11時間03分10秒

帝京大学箱根駅伝2019の結果は、総合5位でした。

往路9位からスタートした帝京大学は、6区の島貫選手(3年)が区間5位になる快走で上位を追い上げます。

続く選手たちも粘り強い走りで奮闘すると、アンカー・10区の星選手(2年)が区間賞になる好走で復路3位、総合5位で大会を終えました。

箱根駅伝2018では、総合9位で、往路12位・復路6位でした。

総合順位を大きく上げただけでなく、2年連続で復路での強さを見せています。

箱根駅伝2019・帝京大学のメンバー10人の内、7人が1~3年生で構成されていました。

つまり、この7人の選手たちはさらに成長した姿を箱根駅伝2020で見せてくれるということです。

経験と自信をつけた帝京大学の選手たちですが、三大駅伝の出雲駅伝2019では7位、そして全日本大学駅伝ではシード権の8位と、順調に仕上げてきています。

帝京大学・箱根駅伝2020注目選手

次は、気になる帝京大学の箱根駅伝2020注目選手について紹介します。

  • 安定感のある走りでチームを引っ張る主将
  • 好調をキープする期待の3年生
  • 流れを変える走りができる要注目の2年生

前半は、4年生から2名を紹介します。

①岩佐壱誠選手(4年)

岩佐壱誠(いわさ いっせい)選手は帝京大学の主将であり、同時にエース的存在でもあります。

1年生から箱根駅伝や三大駅伝に出場しており、大舞台での経験も豊富です。

徳島県那珂町の生まれで、徳島技術科学高校の出身です。

当初は大学に進学するつもりはなく、就職する予定だった岩佐選手でしたが、箱根駅伝を見て大学に進路を変更しました。

学校選びに迷っている時、全国都道府県対抗駅伝で帝京大学・中野監督と出会います。

中野監督は岩佐選手の潜在能力を高く評価しており、見事発掘に成功したのです。

箱根駅伝2020では安定感抜群の走りで、往路の要になるのではと予想されています。

②島貫温太選手(4年)

帝京大学の寮長も務めるのは、島貫温太(しまぬき あつと)選手です。

島貫選手は、すでにGMOアスリーツへの加入が内定しており、公式に発表されています。

GMOアスリーツは世界で戦うアスリートの育成を掲げており、島貫選手はそれだけ高く評価されているのです。

東京都世田谷区出身の島貫選手は、千葉県の市立柏高校から帝京大学に入学しました。

箱根駅伝2019では、”山下り”の6区を任され、チームの復路3位に大きく貢献しました。

箱根駅伝2020でも、6区を走ることになるのでしょうか。

帝京大学・注目選手の後半は、3年生から2名、2年生からも2名を紹介していきます。

③星岳選手(3年)

帝京大学のもう一人のエースと言ってもいい存在が、星岳(ほし がく)選手です。

箱根駅伝2019ではアンカーの10区を走り、区間賞となる快走を見せました。

帝京大学にとって箱根駅伝での区間賞は星選手で3人目で、8年ぶりのことでした。

星選手は、宮城県仙台市の生まれで、明成高校の出身です。

明成高校は、宮城県最古の高校として知られていますが、近年ではNBAプレーヤーとして活躍されている八村塁選手の母校としても有名です。

2019年は三大駅伝の全日本大学駅伝に出場し、チームトップレベルの走りを見せ、好調を維持しています。

④小野寺悠選手(3年)

箱根駅伝2020でのブレイクが期待されているのは、小野寺悠(おのでら はるか)選手です。

箱根駅伝2019では、2年生で”山登り”の5区を走り、区間16位と少々悔しい結果でした。

しかし、帝京大学にとって小野寺選手のような”山登り”の適正が高い選手は貴重な存在です。

そのため、やや苦手としている往路の5区で小野寺選手がブレイクすれば、帝京大学が3位以内に食い込むことも夢ではなくなります。

小野寺選手は、静岡県小山町の生まれで、加藤学園高校を卒業されています。

出雲駅伝2019では、区間賞に輝いており、他の選手同様かなり好調のようです。

⑤中村風馬選手(2年)

ぜひ注目していただきたい帝京大学の2年生の一人が、中村風馬(なかむら ふうま)選手です。

滋賀県大津市出身で、草津東高校から帝京大学に入学しました。

他の駅伝メディアでは、少々注目度が低いように感じますが、中村風馬選手は走るたびに自己記録を更新しています。

2019年の三大駅伝では、出雲駅伝と全日本大学駅伝の両方で起用されています。

出雲駅伝2019ではアンカーを任され、帝京大学・中村監督からも活躍が期待されているのが分かります。

⑥遠藤大地選手(2年)

箱根駅伝2020・帝京大学の最注目ランナーは、メガネがトレードマークの遠藤大地(えんどう だいち)選手です。

宮城県大崎市の出身で、宮城県立古川工業高校から帝京大学に進学しました。

1年生から三大駅伝に出場すると、勢いそのままに箱根駅伝2019でも起用されます。

箱根駅伝2019で3区を任されると、怒涛の8人抜きで監督の期待に応えました。

トラックでのタイムも、学生全体でトップレベル

箱根駅伝で、再び流れを変える快走を見せられるのか要注目です。

以上、今回は箱根駅伝2020・帝京大学のエントリー選手メンバー、箱根駅伝2019の結果と注目選手について紹介させていただきました。

まとめ

  • 帝京大学は1999年創部の箱根駅伝”新興勢力”の一つ
  • 三大駅伝での優勝経験はないが、近年着実に力をつけてきているダークホース的存在
  • 箱根駅伝での最高順位は4位
  • 箱根駅伝2019は、往路9位・復路3位の総合5位だった
  • 注目選手は4年生の岩佐壱誠選手と島貫温太選手
  • 3年生の星岳選手と小野寺悠選手、2年生の中村風馬選手と遠藤大地選手にも要注目

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