箱根駅伝2020 明治大学エントリー選手メンバーまとめ!2019結果や注目選手も

今回は、箱根駅伝2020・明治大学のエントリー選手メンバーについてまとめてみました。

紫紺のタスキが伝統の明治大学。

シード権獲得に苦労しなかった印象でしたが、近年は箱根駅伝出場にも苦労する大会が続いています。

学生駅伝界トップクラスのエースを軸に、箱根駅伝2020で伝統校の復活に期待が集まります。

明治大学の箱根駅伝2019の結果、箱根駅伝2020の注目選手も紹介しています。

合わせてお楽しみ下さい。

箱根駅伝2020 明治大学エントリー選手メンバー一覧

さっそく、箱根駅伝2020・明治大学のエントリー選手メンバーを見ていきたいと思います。

その前に、明治大学の箱根駅伝での基本情報をおさらいしておきましょう。

  • 61回出場(2年連続)
  • 1907年創部
  • 優勝:7(往路5回・復路5回)
  • 練習拠点:東京都世田谷区
  • 監督:山本佑樹(2018年~)

箱根駅伝に出場する明治大学は、1920年の箱根駅伝・第1回大会から出場し、箱根駅伝2020で61回目の出場となる常連校の一つです。

箱根駅伝を含む三大駅伝の出雲駅伝では最高成績7位、全日本大学駅伝では最高成績2位となっています。

1907年創部で、箱根駅伝ではこれまで7回の優勝を誇ります。

最後の優勝は昭和24年に遡り、直近10年ではコンスタントにシード権を獲得する大会が続いていました。

しかし、2015年の総合4位以降は一桁順位はなく、2018年には連続出場も途絶えました。

明治大学を率いるのは、山本佑樹(やまもと ゆうき)監督です。

1977年生まれで、常葉学園橘高校から日本大学に進学し、箱根駅伝も経験されています。

実業団の旭化成で2006年に引退し、そのまま旭化成でコーチに転身しました。

2017年から明治大学のコーチになると、前任の西弘美監督(現・ゼネラルマネージャー)の後任として2018年4月に明治大学監督に就任しました。

伝統校・明治大学の復活のためにも、箱根駅伝2020ではシード権獲得を目指します。

エントリーメンバー

それでは、箱根駅伝2020・明治大学のエントリー選手メンバーを見ていきましょう。

  • 阿部弘輝(4年 学法石川)
  • 河村一輝(4年 大垣日大)
  • 三輪軌道(4年 愛知)
  • 小袖英人(3年 八戸学院構成)
  • 坂井大我(3年 札幌日大)
  • 酒井耀史(3年 須磨学園)
  • 長倉奨美(3年 宮崎日大)
  • 前田舜平(3年 倉敷)
  • 村上純大(3年 専大松戸)
  • 金橋佳佑(2年 札幌山の手)
  • 鈴木聖人(2年 水城)
  • 手嶋杏丞(2年 宮崎日大)
  • 櫛田佳希(1年 学法石川)
  • 加藤大誠(1年 鹿児島実)
  • 小沢大輝(1年 韮山)
  • 杉本龍陽(1年 札幌日大)

明治大学・山本佑樹監督は、箱根駅伝2020エントリー選手にこのようなメンバーを選びました。

メンバー構成を見ると、3年生を軸に経験豊富な4年生と勢いのある下級生を加えたような印象を受けます。

明治大学の箱根駅伝2020、シード権獲得はなるのでしょうか。

区間エントリーメンバー

29日、区間エントリーが発表されました。

明治大学の区間エントリーは以下となります。

変更は当日のレース開始1時間10分前まで(交代4名まで)となります。

変更があり次第、更新します。

1区:小袖英人(3年 八戸学院構成)
2区:加藤大誠(1年 鹿児島実)
3区:手嶋杏丞(2年 宮崎日大)
4区:金橋佳佑(2年 札幌山の手)
5区:鈴木聖人(2年 水城)

6区:前田舜平(3年 倉敷)
7区:阿部弘輝(4年 学法石川)
8区:櫛田佳希(1年 学法石川)
9区:村上純大(3年 専大松戸)
10区:河村一輝(4年 大垣日大)

箱根駅伝2019の結果や第96回大会の注目選手

箱根駅伝2020・明治大学のエントリー選手メンバーを見ました。

続いて、明治大学の箱根駅伝2019の結果を振り返りたいと思います。

明治大学・箱根駅伝2019結果

  • 総合順位:17位
  • 往路:11位
  • 復路:21位
  • 区間賞:なし
  • 総合記録:11時間16分42秒

明治大学の箱根駅伝2019の結果は、往路11位・復路21位の総合17位でした。

往路では3区・阿部選手(3年)が区間2位、4区・三輪選手(3年)が区間7位になるなど気を吐きますが、他の区間で粘れず往路11位となりました。

復路では、6区・前田選手(2年)が区間8位、9区・村上選手(2年)が区間10位と粘り強い走りを見せました。

しかし、往路以上に他の区間で順位を落とし復路21位、総合17位でシード権獲得には惜しくも届きませんでした。

3年生や2年生に一桁順位で走る選手が4人もいたことは、大きな収穫ではないでしょうか。

しかしながら、他の区間とのギャップが大きく、彼らの好走をうまく活かせなかったことが悔やまれます。

三大駅伝の出雲駅伝2019には不出場ですが、全日本大学駅伝2019では15位となっています。

また、箱根駅伝2020予選会は4位となり、見事本大会進出を決めました。

明治大学・箱根駅伝2020注目選手

次は、気になる明治大学の箱根駅伝2020注目選手を紹介します。

  • コンディションに不安を残す絶対的エース
  • 3年生の主力は流れを作れるか
  • 予選会でブレイクした2年生

前半は、4年生から2名、3年生から1名を紹介します。

①阿部弘輝選手(4年)

明治大学の絶対的エースは、阿部弘輝(あべ ひろき)選手です。

福島県須賀川市出身で、学法石川高校から明治大学に進学しました。

明治大学では主将であり、大エースでもあります。

10000mの自己ベストは27分台で、これは明治大学でトップなだけでなく、学生駅伝界でもトップクラスの記録です。

箱根駅伝には過去2回出場しており、2017年は4区で13位、2019年は3区で2位となりました。

阿部弘輝選手は明治大学のシード権獲得には不可欠な存在ですが、箱根駅伝2020には不安も残しています。

ケガのため夏合宿から離脱すると、コンディションが戻らないためか、箱根駅伝2020予選会と全日本大学駅伝2019の両大会を欠場しました。

しかし、先日発表された箱根駅伝2020エントリー選手メンバーには登録されています。

②河村一輝選手(4年)

4年生では、河村一輝(かわむら かずき)選手にも注目です。

岐阜県池田町生まれで、大垣日大高校を卒業されています。

箱根駅伝の出場はまだありませんが、箱根駅伝2019では補欠選手でした。

2019年は主力に離脱者が出る中、予選会と全日本大学駅伝で起用され下級生を引っ張っています。

箱根駅伝2020での出場の可能性が高くなってきているので、ぜひ4年間の思いを走りにぶつけてほしいものです。

③小袖英人選手(3年)

3年生の主力には、小袖英人(こそで ひでと)選手がいます。

岩手県久慈市出身で、八戸学院光星高校から明治大学に入学しました。

”イケメン選手”としても注目されている小袖英人選手ですが、10000mのタイムは28分台中盤とエントリー選手の中で2位の実力者です。

初出場となった箱根駅伝2019では、7区18位と悔しい結果でした。

今シーズンは、全日本大学駅伝2019で1区を走り5位の快走を見せています。

また、箱根駅伝2020予選会にも出場しており、明治大学には欠かせない主力選手となっています。

後半は、2年生から2名、1年生から1名を紹介します。

④鈴木聖人選手(2年)

2年生の鈴木聖人(すずき きよと)選手は、茨城県日立市に生まれました。

水城高校から明治大学に入学すると、1年生時から箱根駅伝2019に出場します。

箱根駅伝2019では、1区・13位と重要な区間で力強い走りを見せました。

2019年は箱根駅伝2020予選会に出場した他、全日本大学駅伝2019では7区・5位となっています。

5000mでは明治大学7人目の13分台を出した、スピードが持ち味のランナーです。

また、鈴木聖人選手の兄・鈴木正樹選手(東京国際大学・4年)も駅伝ランナーです。

2学年離れており、水城高校時代には一緒に大会に出場したこともありました。

⑤手嶋杏丞選手(2年)

箱根駅伝2020でブレイクした2年生が、手嶋杏丞(てしま きょうすけ)選手です。

宮崎県小林市出身で、宮崎日大高校から明治大学に進学しました。

全日本大学駅伝2019では、2区で16位でした。

箱根駅伝2020予選会では、2年生ながらチームトップの1時間3分台でゴールし、頭角を現します。

今シーズン後半にセンセーショナルに現れたことから、駅伝ファンの中でも急速に注目を集めている選手です。

⑥櫛田佳希選手(1年)

1年生の注目選手は、櫛田佳希(くしだ よしき)選手です。

福島県生まれで、学法石川高校から明治大学に入学しました。

学法石川高校時代には、全国高校駅伝で同校歴代最高の3位になったことで話題になりました。

櫛田佳希選手は堅実に努力を積み重ねることができ、それが彼の大きな強みになっています。

箱根駅伝2020予選会では、主力に欠場者のいる中で、手嶋選手(2年)に次ぐチーム2位の記録でした。

10000mの自己ベストは29分台ですが、28分台を出したいと、向上心は尽きません。

箱根駅伝2020で1年生から選ばれるとすれば、櫛田佳希選手が最も可能性が高いものと思われます。

以上、今回は箱根駅伝2020・明治大学のエントリー選手メンバー、箱根駅伝2019の結果と注目選手について紹介させていただきました。

まとめ

  • 明治大学は61回出場、優勝7回を誇る箱根駅伝伝統校の一つ
  • 近年はシード権を獲得できない大会が続いている
  • 箱根駅伝2019の結果は、往路11位・復路21位の総合17位
  • 箱根駅伝2020での目標はシード権獲得(10位以内)
  • 絶対的エース・阿部弘輝選手(4年)のコンディションに不安が残る
  • 注目選手は4年生の阿部弘輝選手と河村一輝選手、3年生の小袖英人選手
  • 2年生の鈴木聖人選手と手嶋杏丞選手、1年生の櫛田佳希選手にも要注目

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