大阪桐蔭落選その理由は?第91回選抜高校野球大会出場校の詳細と見どころ

まだまだ寒い日が続きますが、早くも「春」を感じさせるニュースが飛び込んできましたね。
春の甲子園、通称センバツの出場32校が25日、決定しました。
おなじみの実力校から、創部間もない初出場校まで、今回も多彩な顔触れとなったようです。

センバツの正式名称は「選抜高等学校野球大会」。
その名の通り、出場校が選抜されるということが大きな特徴です。

選抜、つまり選考からすでにドラマは始まっています。
どの学校が当選するのか、そしてどこが落選するのか。
もしかしたら大会期間以上に、この出場校決定日を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

そしていざ出場校が決定すると、選考についてあれやこれやと言いたくなるのが高校野球ファン。
早速「高校野球大好き芸人」としておなじみのかみじょうたけしさん(本名・上条剛志)さんが、スポーツ紙の取材で持論を語っていましたね。

ここでは、かみじょうさんの記事を参考にしながら、センバツ出場校の詳細、そして見どころを解説していこうと思います。

春の選抜高校野球大会の出場校はどうやって決めるの?

出場校は32校と決められています。

内訳は北海道1、東北2、関東・東京6、北信越2、東海2、近畿6、中国・四国5、九州4、あとは秋の明治神宮大会で優勝した高校が1枠プラスされます。

そして残り3校が21世紀枠となります。

選考委員会の選考によって決まりますが、基本的に各地域大会の成績上位校が選ばれます。
ですが、大差で敗退したり試合内容によっては当選ボーダーの成績でも選ばれないことがあります。

21世紀は戦力以外の部分を評価されて選ばれます。
過去選ばれた学校を見ますと、部員不足、文武両道、被災地域などから選出されているようです。

春の選抜高校野球大会と夏の全国高校野球選手権大会の違いは?

近年、高校野球は半端じゃないくらい盛り上がっています。
もともと人気がありましたが、2014年に「アメトーーク」で「高校野球大大大好き芸人」が放送されてから、その人気が一層高まった感じがします。

特に甲子園は、高校スポーツというよりも、もはや国民的スポーツイベントに成り上りましたよね。

その甲子園ですが、1年に春と夏に1回ずつ行われていることは皆さん知っていますよね。
両方とも甲子園を舞台にした、高校野球の日本一を決める大会になりますが、実は春と夏ではいろいろと違いがあります。
ざっと挙げますと

  • 主催者が違う(夏は朝日新聞、春は毎日新聞)
  • トーナメントの組み合わせの決め方が違う(夏は1~3回戦までを決めて準々決勝以降は再度抽選、春はすべての組み合わせが抽選日に決まる)
  • 出場校の決め方

などの違いがあります。
中でも一番異なる点といえば、出場校の決め方です。

夏の全国高校野球選手権大会は単純です。
各都道府県予選を勝ち抜いた優勝チームがそのまま甲子園代表校になります。

しかし、春は選考委員会で選ばれた学校が出場します。
つまり、各都道府県大会で優勝したチームがそのまま甲子園に行けるというわけではありません。
その上にある地区大会(全国10ブロック)で上位に残らなければ、甲子園に行くことはできません。

実際、都道府県大会で優勝したチームが選ばれず、準優勝や3位で通過したチームが甲子園出場を決める”逆転劇”はよく起こります。

あるいは、同じ都道府県から2校、ないし3校選ばれることもあります。(2018年大会は滋賀県から3校が選出されています)。
このような難しい条件に加えて、そもそもの出場枠が少ないということがさらに春の選抜高校野球大会を狭き門にしています。

出場校は全部で32校ですが、そのうち3校は21世紀枠となります。
つまり実力で出場権を勝ち取る一般選考の枠は29校しかありません。

夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)は毎年49校(2018年は第100回の記念大会だったため56校が出場)出ることを考えると、いかにセンバツに出ることが難しいかわかります。

大阪桐蔭が落選?その理由は?第91回選抜高校野球大会出場校

波乱が少なくないセンバツ出場校の選考ですが、今年も予想外の選出がありました。
超有名校が落選したり、あの名門がまさかの当選を果たしたり…

それでは、平成最後のセンバツ、第91回選抜高等学校野球大会の出場校を見ていきましょう。
かみじょうさんも述べていますが、一番の話題は何といっても大阪桐蔭(大阪)が選出漏れをしたことでしょう。
選ばれないことが話題になるなんて。

大相撲では「横綱は負ければニュースになる」と言われるように、大阪桐蔭はいまや高校野球界の横綱といって間違いないでしょう。
激戦区である近畿大会は6枠が設けられており、優勝した龍谷大平安(京都)、準優勝の明石商業(兵庫)、ベスト4の履正社(大阪)、智弁和歌山(和歌山)がまず順調に選ばれました。

残り2枠を準々決勝で敗れた大阪桐蔭、市立和歌山(和歌山)、福知山成美(京都)、報徳学園(兵庫)から選ぶことになり、結果は福知山成美と市立和歌山に決定。

この瞬間、2018年春夏と甲子園を連覇していた大阪桐蔭は3連覇の挑戦権すら得ることができなくなりました。
話題的には大阪桐蔭を選んだ方が盛り上がるのは間違いないですが、近畿大会では1回戦を大勝しているが次戦で敗退しており、やはり話題性うんぬんではなくしっかりと実力を見極めて選んでいるということでしょう。

続いての波乱といえば、横浜(神奈川)が選ばれたことでしょう。
関東・東京地区枠は少々特殊で、まず関東で4、東京で1を決定し、残り1校を両地区のどちらかから選出するという仕組みになっています。

よって関東大会で優勝した桐蔭学園(神奈川)、準優勝の春日部共栄(埼玉)、ベスト4の習志野(千葉)、山梨学院(山梨)が順当に当選。
東京大会優勝の国士館も選ばれ、残り1枠をどうするかが問題となりました。

対象となるのは関東大会準々決勝で敗れた4校と東京大会の準優勝校になります。
話題の横浜は、準々決勝で春日部共栄に2-9で敗退。

しかも7回コールドゲームで敗れています。
実はセンバツでは大敗すると、選ばれにくいという風潮があります。

それは、選考委員会が守備力に重きを置いた選考をしているといわれているからです。
だから、コールド負けした横浜は選ばれないのではないかと思われていました。

かみじょうさんも「横浜ではなく、東京大会準優勝の東海大菅生」と予想していました。
ところが、ふたを開けてみれば最後の枠に滑り込んだのは横浜でした。

選出の大きな要因になったのは、プロ注目のエース及川雅貴投手の存在でしょう。
サウスポーながら最速153キロを誇り、今年からメジャーに挑戦する菊池雄星投手になぞらえ「菊池2世」といわれる逸材です。

彼への期待感がコールド負けの悪印象を上回ったということでしょうか。

実は今回、大敗したものの選出された学校がもう1校ありました。
九州地区代表の日章学園(宮崎)です。

日章学園は九州地区大会の準決勝で明豊(大分)にコールド負け寸前の4-10で敗れています。

準々決勝ではあるが、優勝した筑陽(福岡)に延長13回の末に0-1で惜しくも敗れた興南(沖縄)が選ばれるのではないか、との憶測もありましたが、結局ベスト8の興南ではなく、ベスト4の日章学園が選ばれる形になりました。

第91回選抜高校野球大会出場校(32校)

  • 札幌大谷(北海道)初出場
  • 札幌第一(北海道)2年ぶり3度目
  • 八戸学院光星(青森)3年ぶり10度目
  • 盛岡大付(岩手)2年ぶり5度目
  • 桐蔭学園(神奈川)16年ぶり6度目
  • 春日部共栄(埼玉)22年ぶり3度目
  • 山梨学院(山梨)5年ぶり3度目
  • 習志野(千葉)10年ぶり4度目
  • 横浜(神奈川)5年ぶり16度目
  • 国士舘(東京)10年ぶり9度目
  • 東邦(愛知)2年連続30度目
  • 津田学園(三重)17年ぶり3度目
  • 星稜(石川)2年連続13度目
  • 啓新(福井)初出場
  • 龍谷大平安(京都)3年ぶり41度目
  • 明石商(兵庫)3年ぶり2度目
  • 履正社(大阪)2年ぶり8度目
  • 智弁和歌山(和歌山)2年連続13度目
  • 福知山成美(京都)5年ぶり3度目
  • 市和歌山(和歌山)3年ぶり6度目
  • 広陵(広島)6年ぶり24度目
  • 米子東(鳥取)23年ぶり9度目
  • 呉(広島)2年ぶり2度目
  • 高松商(香川)3年ぶり27度目
  • 松山聖陵(愛媛)2年連続2度目
  • 筑陽学園(福岡)初出場
  • 明豊(大分)10年ぶり3度目
  • 大分(大分)初出場
  • 日章学園(宮崎)初出場
  • 石岡一(茨城)初出場(21世紀枠)
  • 富岡西(徳島)初出場(21世紀枠)
  • 熊本西(熊本)初出場(21世紀枠)

第91回選抜高校野球大会見どころは?優勝候補は星稜高校(石川)

優勝候補筆頭に挙げられるのが、大会ナンバーワン投手の呼び声が高い奥川恭伸投手を擁する星稜(石川)。

その星稜を破り、明治神宮大会を制覇した札幌大谷(北海道)も初出場ながら地力はある。

さらに激戦区の近畿代表である龍谷大平安(京都)、履正社(大阪)、智弁和歌山(和歌山)ら甲子園の常連を中心とした争いになるのではないか?

大阪桐蔭落選その理由は?第91回選抜高校野球大会出場校まとめ

大阪桐蔭は3連覇の挑戦権すら得ることができなくなりました。
近畿大会では準々決勝で敗退しており、やはり話題性うんぬんではなくしっかりと実力を見極めて選んだということになりました。

そして横浜、日章学園の選出について、主催者である毎日新聞に「選考委員の『目』を重視」した結果であるとの記事が載っていました。

それによると「過去にはコールド負けは大きなマイナス材料となり、上位進出校が選出されないケースがあった。
今回は選考委員がスコアよりも、自らの『目』を重視した」(毎日新聞2019年1月26日付より)とあります。

つまり単に結果や数字の比較ではなく、選考委員が実際に試合を見て、センバツにふさわしいチームを選んだということでしょう。

まさに、勝ったチームが甲子園に行くという夏とは違う、春の甲子園らしい特徴ではないでしょうか。
かみじょうさんも「十分に納得の選考でした」と断言しています。

「出場校決定」というひと盛り上がりが終わると、本番まで約2か月となります。

その間にチームの情報や選手の情報が雑誌を中心に出回るので、予習しておくと一層大会を楽しめるでしょう。

3月15日に組み合わせ抽選会が開かれ、大会は23日から始まります。
平成最後の甲子園はどこが優勝するのか、新たなスターは誕生するのか、今から待ち遠しいですね。

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