今回は、箱根駅伝2020・早稲田大学のエントリー選手メンバーについてまとめてみました。
えんじのユニフォームとタスキ、胸にWの文字が早稲田大学です。
瀬古さんから大迫傑選手と、名選手も多数輩出している箱根駅伝を代表する名門校の一つ。
しかしながら、近年は3強に置いて行かれ、さらにシード権を狙う新興チームからの突き上げにあっています。
早稲田大学の箱根駅伝2019の結果、箱根駅伝2020予選会の結果も紹介しています。
合わせてお楽しみ下さい。
箱根駅伝2020 早稲田大学エントリー選手メンバー一覧
さっそく、箱根駅伝2020・早稲田大学のエントリー選手メンバーを見ていきたいと思います。
その前に、早稲田大学の箱根駅伝での基本情報をおさらいしておきましょう。
- 89回出場(44年連続)
- 1914年創部
- 優勝:13(往路13回・復路16回)
- 練習拠点:埼玉県所沢市
- 監督:相楽豊(2015年~)
箱根駅伝に出場する早稲田大学は、箱根駅伝2020で44年連続89回目の出場となります。
1914年創部で、1920年の箱根駅伝第1回から出場している名門です。
これまでに箱根駅伝では通算優勝回数2位の13回、通算出場回数でも歴代2位です。
箱根駅伝を含む三大駅伝の出雲駅伝では優勝2回、全日本大学駅伝では優勝5回となっています。
最後に箱根駅伝を制したのは2011年(第87回大会)に遡り、大迫傑選手を中心としたチームは三大駅伝三冠の偉業を成し遂げました。
2011年以降もコンスタントにシード権は獲得するものの、優勝争いに関わることができなくなっていきます。
近年成長著しい、新興勢力の大学に突き上げられるような形になり、次第にシード権の維持も難しくなってきています。
名門の意地と立て直し、新興勢力との争いに打ち勝ち、中位からさらに上へと視線を向けているのが現在の早稲田大学です。
チームを率いるのは、相楽豊(さがら ゆたか)監督です。
1980年生まれで福島県郡山市の出身で、安積高校から早稲田大学へと進み、箱根駅伝を経験されています。
大学卒業後は実業団へは進まず、故郷・福島県の高校などで非常勤講師として勤務されました。
その後、2005年から早稲田大学コーチとなり、2015年に監督に昇格しました。
エントリーメンバー
それでは、箱根駅伝2020・早稲田大学のエントリー選手メンバーを見ていきましょう。
- 尼子風斗(4年 鎌倉学園)
- 遠藤宏夢(4年 国学院久我山)
- 太田智樹(4年 浜松日体)
- 新迫志希(4年 世羅)
- 三上多聞(4年 早実)
- 宍倉健浩(3年 早実)
- 住吉宙樹(3年 早大学院)
- 渕田拓臣(3年 京都桂)
- 吉田匠(3年 洛南)
- 太田直希(2年 浜松日体)
- 千明龍之佑(2年 東農大二)
- 中谷雄飛(2年 佐久長聖)
- 半沢黎斗(2年 学法石川)
- 山口賢助(2年 鶴丸)
- 井川龍人(1年 九州学院)
- 鈴木創士(1年 浜松日体)
早稲田大学・相楽豊監督は、箱根駅伝2020エントリー選手メンバーをこのように選出しました。
4年生を中心とした王道のチーム編成に加え、偏りなく3年生と2年生も加えていますね。
箱根駅伝2020、早稲田大学は3強に挑戦するための足掛かりとなる大会に挑みます。
区間エントリーメンバー
29日、区間エントリーが発表されました。
早稲田大学の区間エントリーは以下となります。
変更は当日のレース開始1時間10分前まで(交代4名まで)となります。
変更があり次第、更新します。
1区:中谷雄飛(2年 佐久長聖)
2区:太田智樹(4年 浜松日体)
3区:井川龍人(1年 九州学院)
4区:千明龍之佑(2年 東農大二)
5区:吉田匠(3年 洛南)
6区:半沢黎斗(2年 学法石川)
7区:鈴木創士(1年 浜松日体)
8区:太田智樹(4年 浜松日体)
9区:新迫志希(4年 世羅)
10区:宍倉健浩(3年 早実)
箱根駅伝2019大会や予選会の結果について
箱根駅伝2020・早稲田大学のエントリー選手メンバーを見ました。
続いて、早稲田大学の箱根駅伝2019の結果を振り返りたいと思います。
早稲田大学・箱根駅伝2019結果
- 総合順位:12位
- 往路:15位
- 復路:7位
- 区間賞:なし
- 総合記録:11時間10分39秒
往路の序盤は4位と快調なスタートを切ったものの、2区で21位と落ち込みました。
後続が10位、3位と順調に順位を取り戻しましたが、肝心の5区で17位となり、往路15位で初日を終えました。
復路は、11位、13位、10位と続き我慢のレース展開に。
終盤は激しいシード権争いとなり、9区で9位、アンカーの10区でも7位と健闘します。
しかし、シード権最後の一枠を勝ち取ったのは中央学院大学でした。
早稲田大学は復路7位となり、総合12位でした。
早稲田大学にとって、箱根駅伝2019は13年ぶりの二桁順位とともに、シード落ちという悔しい結果となりました。
このため、箱根駅伝2020は久々の予選会からの参加となり、前回大会の雪辱に燃えていることでしょう。
早稲田大学の箱根駅伝2020での目標は、3位以内だそうです。
早稲田大学・箱根駅伝2020予選会結果
次は、早稲田大学の箱根駅伝2020予選会の結果を見ていきましょう。
- 順位:9位
- 総合記録:10時間55分26秒
44位:井川龍人選手(1年)/1:04:50
60位:鈴木創士選手(1年)/1:05:07
63位:千明龍之佑選手(2年)/1:05:10
85位:遠藤宏夢選手(4年)/1:05:27
103位:吉田匠選手(3年)/1:05:41
115位:山口賢助選手(2年)/1:05:56
118位:太田直希選手(2年)/1:05:59
160位:三上多聞選手(4年)/1:06:33
172位:尼子風斗選手(4年)/1:06:45
早稲田大学の箱根駅伝2020予選会の結果は、「9位」でした。
2007年から続いた早稲田大学の一桁順位が箱根駅伝2019で途絶え、箱根駅伝2020には久しぶりの予選会からの参加となりました。
10位までが箱根駅伝2020本大会に出場できるので、かなりギリギリで危ない展開でしたね。
総合記録では、1位で予選を通過した東京国際大学と約8分差と大きく離されてしまいました。
太田智樹選手(4年)が1時間3分台の好タイムでチームを引っ張ると、ルーキーの井川龍人選手(1年)が1時間4分台で続きました。
しかし、1時間5分を切る選手はこの2名に止まり、これが予選会で伸びてこなかった要因と考えられます。
代わりに1時間5分台の選手は6名と多く、飛び抜けたエース級はいないものの、大崩れもしなそうという印象です。
予選会では9位だった早稲田大学ですが、箱根駅伝での目標は3位以内と高めの設定となっています。
早稲田大学の躍進に期待する声は駅伝ファンの間でも多く、それは全日本大学駅伝2019の結果も理由の一つになっているようです。
三大駅伝の出雲駅伝2019は不出場でしたが、全日本大学駅伝ではシード権の6位になりました。
全日本大学駅伝2019では、区間賞を獲得する選手はいなかたっかものの、一部を除き大きく区間順位を落とすこともありませんでした。
大会を通して中位前後をキープし、堅いレースを展開。
こうした試合内容を見て、駅伝メディアの間でも評価は高めとなっています。
以上、今回は箱根駅伝2020・早稲田大学のエントリー選手メンバー、箱根駅伝2019の結果と注目選手について紹介させていただきました。
まとめ
- 早稲田大学は44年連続89回目の出場
- 歴代優勝回数、歴代出場回数ともに2位の名門校
- 2011年の優勝以降はコンスタントにシード権獲得はできているものの、優勝争いには絡めていない
- 箱根駅伝2019の結果は、往路15位・復路7位の総合12位
- 13年ぶりのシード落ちとなった
- 箱根駅伝2020予選会は9位で通過した
- 箱根駅伝2020での目標は3位以内
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