今回は、箱根駅伝2020・関東学生連合チームエントリー選手メンバーについてまとめてみました。
白いタスキに赤字の「KGRR」。
複数の大学から選抜された連合チームが、関東学生連合チームです。
所属する大学では箱根駅伝出場は叶いませんでしたが、個人として学生駅伝の夢舞台、箱根路を走ります。
関東学生連合チームの箱根駅伝2019での結果、チームの特徴や概要・歴史についても紹介しています。
合わせてお楽しみ下さい。
箱根駅伝2020 関東学生連合エントリー選手メンバー一覧
エントリーメンバー
それでは、さっそく箱根駅伝2020・関東学生連合チームエントリー選手メンバーを見ていきましょう。
- 阿部飛雄馬(東京大学4年/盛岡一)
- 上土井雅大(亜細亜大学4年/純真)
- 武田貫誠(上武大学4年/滝川西)
- 宮田僚(麗澤大学4年/純真)
- 大石亮(専修大学3年/美祢青嶺)
- 菅原伊織(城西大学3年/国学院久我山)
- 森陽向(東京経済大学3年/山手学院)
- 山口武(東京農業大学3年/柳川)
- 山田直樹(日本薬科大学3年/制帽学園)
- 吉井龍太郎(大東文化大学3年/西海学園)
- 吉里駿(駿河台大学3年/大牟田)
- 司代隼(慶應義塾大学2年/希望ヶ丘)
- 外山結(育英大学2年/前橋育英)
- 舩田圭吾(武蔵野学院大学2年/東海大山形)
- 竹上世那(流通経済大学2年/小豆島中央)
- 渡邉晶紀(山梨学院大学2年/藤枝明誠)
箱根駅伝2020に参加する関東学生連合チームエントリー選手メンバーは、こちらの16名が選ばれました。
箱根駅伝2020予選会では、17位になった山口武選手(東農大3年)、32位になった吉里駿(駿河台大3年)、49位になった宮田僚選手(麗澤大4年)ら注目選手も選ばれています。
関東学生連合チームを率いるのは、麗澤大学・山川達也監督です。
- 監督:山川達也監督(麗澤大学)
- コーチ:徳本一善監督(駿河台大学)
- コーチ:近藤重勝監督(上武大学)
箱根駅伝2020では、こちらのメンバーから10名が走ることになります。
どの選手がどの区を任されるにしても、夢の箱根路を存分に楽しんでほしいものですね。
ぜひ、関東学生連合チームの選手たちのはつらつとした走りにも注目してみて下さい。
区間エントリーメンバー
29日、区間エントリーが発表されました。
関東学生連合チームの区間エントリーは以下となります。
変更は当日のレース開始1時間10分前まで(交代4名まで)となります。
変更があり次第、更新します。
1区:吉里駿(駿河台大学3年/大牟田)
2区:山口武(東京農業大学3年/柳川)
3区:菅原伊織(城西大学3年/国学院久我山)
4区:上土井雅大(亜細亜大学4年/純真)
5区:外山結(育英大学2年/前橋育英)
6区:竹上世那(流通経済大学2年/小豆島中央)
7区:宮田僚(麗澤大学4年/純真)
8区:吉井龍太郎(大東文化大学3年/西海学園)
9区:渡邉晶紀(山梨学院大学2年/藤枝明誠)
10区:阿部飛雄馬(東京大学4年/盛岡一)
箱根駅伝2019の結果や関東学生連合チームとは?
箱根駅伝2020・関東学生連合チームエントリー選手メンバーを見ました。
続いて、関東学生連合チームの箱根駅伝2019の結果を振り返りましょう。
関東学生連合チーム・箱根駅伝2019結果
- 総合順位:21位相当
- 往路:23位相当(5時間44分17秒)
- 復路:17位相当(5時間37分34秒)
- 区間賞:なし
- 総合記録:11時間21分51秒
関東学生連合チームの箱根駅伝2019の結果は、往路23位相当・復路17位相当で総合21位相当でした。
なぜ「相当」という言い方になるかといいますと、関東学生連合チームはオープン参加という形となっており、箱根駅伝の通常の順位には参加していないためです。
さらに詳しい理由については、次項の『関東学生連合チームとは?』で触れていきますので、続けてお読みになって下さい。
さて、箱根駅伝2019の学生連合チームには、素晴らしい走りをした選手が何人もいました。
- 6区の古林潤也選手(防衛大4年)は区間12位相当
- 7区の田中健祐選手(東農大4年)は区間10位タイ相当
- 8区の鈴木悠太選手(平成国際大4年)は区間7位相当
全体の中位あたりに迫る選手もいれば、中には一桁順位に相当する走りを見せた選手も出ました。
彼らの活躍もあってか、往路では23位相当だった順位も、復路では17位相当と健闘しました。
過去数年間の関東学生連合チームの記録なども見てみましょう。
- 2015年:19位相当(11時間19分12秒)
- 2016年:11位相当(11時間15分30秒)
- 2017年:20位相当(11時間31分29秒)
- 2018年:21位相当(11時間40分02秒)
注目は2016年です。
総合順位で11位相当と、シード権内に手が届く位置までいきました。
オープン参加なのが惜しいくらいの活躍だったんですね。
関東学生連合チームとは?
次は、箱根駅伝の関東学生連合チームとはどのようなチームなのかについて見ていきましょう。
- 関東学生連合チームは、予選会で出場権が得られなかった大学の中から選ばれた選手で構成されたチーム
- 予選会で個人成績が優秀な選手が選ばれる
- 1校から1名だけ選出
- 大学と学生連合の両方で箱根駅伝出場経験がゼロであること
- 留学生は含まれず、日本人選手のみ
「関東学生連合チーム」は、箱根駅伝予選会で本選に進めなかった大学の選手で構成されたチームです。
箱根駅伝予選会は、各選手がハーフマラソンを走り、その合計タイムで競うチーム戦です。
そのため、個人記録では上位になったにも関わらず、大学として箱根駅伝を走れない選手が出てきてしまいます。
予選敗退校でも、個人で優秀な選手に箱根の舞台を経験させてあげようという思いから、「関東学生連合チーム」は作られました。
「関東学生連合チーム」の一員として箱根駅伝に出場した選手の中には、”公務員ランナー”として注目を集めた川内優輝選手がいます。
学生駅伝の中には、川内優輝選手のように、将来マラソンで活躍する選手もいるかもしれません。
そうした潜在能力の高い優秀な選手に機会を与えるという意味で、「関東学生連合チーム」には大きな意義があります。
- 2003年(第79回大会)に箱根駅伝初参加
- 関東学生連合チームの順位はつかない
- チーム・個人ともに参考記録となる
- 監督は予選会敗退校の中で最上位大学の監督が務める
2003年の初参加時は、「関東学連選抜チーム」という名称でしたが、2015年から現在の「関東学生連合チーム」に名称が変更されています。
2007年~2013年の間は正式参加しており、順位もついていました。
それ以外の期間はオープン参加という順位がつかず、チーム・個人ともに参考記録となる形での参加です。
こうした理由から、「総合順位は21位”相当”です」と表記せざるを得ません。
順位はつきませんが、夢の箱根路を走れたことは選手にとって特別な思い出になるでしょう。
そして、いい走りもできれば大きな自信にも繋がり、競技者としてのその後のキャリアにも好影響を与えます。
関東学生連合チームの監督は、箱根駅伝予選会敗退校の中で最上位となった大学の監督が務めます。
箱根駅伝2020で言えば、予選会11位で惜しくも本選に進めなかった、麗澤大学の山川達也監督です。
このような特徴を持つ関東学生連合チームですが、箱根駅伝2020ではベストを尽くす彼らの走りにもぜひ注目してみて下さい。
以上、今回は箱根駅伝2020・関東学生連合チームエントリー選手メンバー、箱根駅伝2019の結果と関東学生連合チームの特徴などについて紹介させていただきました。
まとめ
- 関東学生連合チームは、箱根駅伝予選会敗退校の選手で構成されている
- 予選会で個人成績が優秀だった選手が選ばれる
- チームとしても個人としても順位がつかないオープン参加という形
- 1校から1名選出
- 留学生は含まれず、日本人選手のみ
- 中には区間順位一桁相当の選手もいる
- 過去には総合11位相当になった大会もあった
- ”公務員ランナー”川内優輝選手は関東学生連合チームで箱根駅伝に出場した経験がある
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