あのPL学園の硬式野球部が復活の可能性(まだ確定ではない)と言う話が浮上しています。
11日、この件に関して野球部OB総会があり、桑田真澄会長が野球部再開に向けた進捗状況を報告しました。
錚々たるプロ選手を輩出してきたPL野球部については、その有名さと部内暴力がきっかけとなって廃部になったことぐらいは大概の人が知っていることでしょう。
ですから、この野球部が復活するとなったら関心持たない人はいないでしょうね。
そこで今回は、PL野球部復活可能性のいきさつと監督の条件、PL出身のプロ野球選手一覧をまとめてみたいと思います。
PL学園野球部復活?監督は誰で条件は?
11日行われた野球部総会では、桑田真澄会長が「(PL)教団は復部に向けて準備をしている」と述べています。
暴力事件の後15年度からの新入部員募集を停止、16年7月を最後に休部状態になっていました。
一方、OB会は翌年の17年にも野球部復活の嘆願書を学校側に提出し話し合いまで行われましたが、この時には進展がありませんでした。
その後19年1月に桑田真澄さんがOB会の会長になった後、同年秋の「マスターズ甲子園」にPL OBチームを結成して出場し、野球部活動再開の第一歩としました。
「マスターズ甲子園」にはPLのOB1,400人が集まったと言うことですからすごい規模ですし、ここにはPL名物の人文字やブラスバンド、チアリーディングでの応援も加わりました。
また阪神の福留選手までもがサプライズで登場しています!
これだけでもPL野球部復活の凄まじい追い風になったのではないでしょうか。
この時桑田真澄さんは母校を訪れましたが、同時に教団側にも報告する機会を持ち、その後もPL教団との会談を繰り返して、復帰の動きが具体化していると言います。
ただ復活するかというとまだ確実ではありません。
生徒数の減少や野球部施設の老朽化など難しい問題があるからですが、こうしたどのように復部するかという点についても意見を交換しているということですから、かなり踏み込んだ議論を教団側と話しているということです。
そこで桑田真澄さんは「OB会としてはできることを全面的にバックアップしたい」とも述べています。
PL学園野球部が復部した場合の監督ですが、桑田真澄さんの話によると、「まだそこまでは考えていない。OBは監督をやってみたいと言う思い、そういう夢はある」と桑田真澄さん自身も監督をやってみたいと言う思いを吐露しています。
ただし、監督はPL教団への熱心な信者であることが大きな条件となっています。
これに該当する野球部OBがいなかったことが2016年からの休部の原因でもあるようですので、信者条件をクリアすることは野球部復活の大きな要因となりそうです。
新監督が決まり次第、追記致します。
PL学園出身(OB)のプロ野球選手一覧
さて、PL学園出身のプロ野球選手は以下の通りです。
1959年度卒
- 野田征稔
1963年度卒
- 坪井新三郎
- 戸田善紀
- 愛甲徹
- 中塚政幸
1965年度卒
- 得津高宏
- 長井繁夫
- 福嶋久晃
1966年度卒
- 加藤英治
- 加藤秀司
- 野口善男
1967年度卒
- 大和田正海
1968年度卒
- 川口孝秀
1970年度卒
- 新井鐘律
- 新美敏
1971年度卒
- 行澤久隆
1973年度卒
- 立野政治
- 平山正人
1974年度卒
- 金森栄治
1975年度卒
- 尾花高夫
1977年度卒
- 米村明
1978年度卒
- 金石昭人
- 木戸克彦
- 谷松浩之
- 西田真二
1979年度卒
- 阿部慶二
- 小早川毅彦
- 山崎剛
- 山中潔
1980年度卒
- 岡部明一
1981年度卒
- 西川佳明
- 吉村禎章
- 若井基安
1982年度卒
- 榎田健一郎
- 森浩之
1983年度卒
- 加藤正樹
- 山中勝己
1984年度卒
- 岩田徹
1985年度卒
- 今久留主成幸
- 清原和博
- 桑田真澄
- 内匠政博
- 松山秀明
1986年度卒
- 霜村英昭
1987年度卒
- 片岡篤史
- 立浪和義
- 野村弘樹
- 橋本清
1988年度卒
- 宮本慎也
1989年度卒
- 野々垣武志
1990年度卒
- 入来祐作
1991年度卒
- 坪井智哉
1992年度卒
- 今岡誠
1993年度卒
- 松井稼頭央
1994年度卒
- 宇高伸次
- 大村三郎
1995年度卒
- 辻田摂
- 福留孝介
- 前田忠節
1996年度卒
- 荒金久雄
- 前川勝彦
1997年度卒
- 小林亮寛
- 前田新悟
1998年度卒
- 大西宏明
- 平石洋介
1999年度卒
- 覚前昌也
- 七野智秀
- 田中一徳
- 田中雅彦
2000年度卒
- 加藤領健
- 中尾敏浩
2001年度卒
- 朝井秀樹
- 今江年晶
- 小斉祐輔
- 桜井広大
2003年度卒
- 小窪哲也
2006年度卒
- 前田健太
- 冨田康祐
2008年度卒
- 緒方凌介
2010年度卒
- 勧野甲輝
- 吉川大幾
2014年度卒
- 中川圭太
まとめ
PL学園の野球部復活は、10代の頃、TVで甲子園に出ているPLをよく応援していた私としても、ぜひ実現してもらえたらなと思います。
PL教団側は調べて見ると意外と宗教へのこだわりがありそうなので、監督問題をはじめ、越えなければならない課題もあります。
しかし、これだけの錚々たるプロ野球選手がいるのであれば、金銭的問題は難なくクリアできるでしょうし、PL教団のイメージアップにも役に立ちそうです。
PL教団側が善処してくれることを期待し、いい結果を待ちたいものです。
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