大島康徳の家が欠陥住宅でヤバかった!ハウスメーカーはどこ?裁判は?

3月15日の『爆報!THEフライデー』(TBS系列19:00~20:00)では、プロ野球解説者の大島康徳さんの住宅がテーマです。

大島さんは、現在はがんとの闘病中でもありますが、なんと自宅が欠陥住宅だったそうです。

憧れのマイホーム。
誰にとっても、最も大きな買い物です。
吟味に吟味を重ねて、ようやく手に入れるものです。
その家での明るい将来を思い描きながら買うのです。

それが、欠陥住宅と知った時の失望感ときたらどれほどのものでしょう。
最初は、小さなことから始まり、「あれ?傾いてない?」、「アレルギーが」、「カビ多くない?」、「なんか寒すぎない?」、「あれ?やっぱり傾いてない?」と異変に気付き始めます。

まず、信じたくないというのが最初ではないでしょうか。
その費用を考えたら尚更です。
ローンだって、まだまだ残っているのに。

欠陥住宅であることを確信したとき、次に来るのは施工業者への怒りでしょう。
高額な買い物にも関わらず、裏切られれば感情を抑えることなどできません。

直して欲しい、弁償して欲しい、訴訟を起こしたい。
さて大島さんの身にどのようなことが起こったのでしょうか。

今回はこれについて紹介したいと思います。

大島康徳の家が欠陥住宅でヤバかった!

頭痛、動悸。始まりは体調不良からでした。
それまで病院にかかることもなかった大島さんの夫人は、新居に移ってから体調が悪くなったそうです。
大島康徳さんは、現役時代は中日や日本ハムなどで活躍された、元プロ野球選手で野球解説者です。

大島さんが現役時代の1993年に、夫人の実家の近くである、東京都杉並区の阿佐ヶ谷に注文住宅を建てました。
32坪の土地に、半地下もある地上3階建てです。価格は当時で5000万円を超えたそうです。

夫人は、新居に移り住んでから、頭痛や動機といった体調不良に悩まされます。
後に、それは家が傾いていたせいだと分かったそうです。

夏は暑く冬は寒い。
隙間風がすごく、風が強いと窓はしなり、和室の障子は音を立て、引き戸はガタガタと揺れたそうです。
屋根はペラペラで、雨が降れば雨音でテレビの音が聞こえなくなるほどです。

「地震に強い家」とオーダーしたはずなのに、洗濯機を回しただけで家が揺れ、カビに悩まされ、エアコンからは水が溢れてくる。
壁の中に残る水分は壁全体を腐らせ、玄関の天井も雨漏りがひどく、どちらもカビだらけになりました。

浴室の天井パネルにも水が溜まり、一気に降ってきたこともあったそうです。
まるで漫画のような、絵にかいた欠陥住宅だったのです。

家を建てた1993年当時、大島さんはベテランでしたが、まだ現役でした。
1994年に引退して以降は野球解説者に転身し、2000年から2002年の間は日本ハムの監督を務めた時期もありました。

大島さんは、自宅購入の際にローンを組んでおり、現役中は野球のことで頭がいっぱい、引退後もローン返済で仕事に没頭していたそうです。
夫人からは、度々自宅の異変について聞かされていましたが、ローン返済に必死で気に留める余裕がありませんでした。

大島さんはハウスメーカーに欠陥を指摘しましたが、逆にハウスメーカーからクレイマー扱いされたのです。

欠陥住宅を建てたハウスメーカーはどこ?裁判はどうなった?

現役時代の大島さんは、年間の半分は家にいませんでした。
自宅を建てる際も、夫人が土地やハウスメーカーを探したのだそうです。

Hというハウスメーカーの先代の社長と夫人の親戚が知り合いだった縁から、この地場のハウスメーカーに依頼したしました。
夫人は、親戚と共に先代社長に面談し、そこで担当する建築部長を紹介されたことから信用していました。

Hにクレームを伝えるようになったのは、大島さんが日本ハムの監督を退任された2002年のことです。

不具合がある度にメーカーに問い合わせると、大島さんが費用を負担する工事には積極的に動きますが、欠陥が原因のものについては対応が悪く、とても不誠実に感じたそうです。

不具合が続くとともに不誠実な対応も重なり、いつしかメーカー側からクレイマー扱いされるようになりました。

欠陥が明確になったきっかけは、2011年の東日本大震災でした。
震災発生時、夫妻は家にいませんでしたが、家には激しいひび割れの被害があったのです。

いよいよ怖くなってきたところ、夫人がテレビで日本建築検査研究所の岩山さんを知り、自宅の調査を依頼しました。
調査の結果、16カ所もの欠陥が見つかったのです。

この結果を受けて、大島さんはHに対応を求めましたが、その答えは2カ月後に裁判所から来ました。

なんと大島さんがHから訴えられたのです。
大島さんはクレイマーとして、Hとの調停の書類が裁判所から届きました。

この訴状には、大島さんの人格を否定するような表現があったそうで、裁判に発展しました。

この裁判は5年以上にも及び、判決は出たものの、大島さんの納得のいくものではなかったそうです。

このHというハウスメーカーは杉並区の地場メーカーであることから、ある会社ではないかと推測されています。

調査を依頼した日本建築検査研究所の岩山氏のブログを見ていると、今回の欠陥住宅に関りがありそうな記事を発見しました。

細田君が欠陥住宅を造ったのに、なぜか自分から調停を起こしてきた。
理由は「債務不存在」。
バ~カじゃないかーっと思うようなやり口。
消費者をたくさん泣かせて利益を蓄えてきたことが見え見えだ。
いずれ制裁が下るであろうことを信じて。
またいずれ悪事も明らかにされるであろうことを信じて。
そうしたら細田君の実名が曝されるだろう。

引用元:https://ameblo.jp/jikenbo100/entry-11232256290.html

現在、大島さんは自宅のリフォームではなく、立て直しを決断され、それに伴い仮住まいのマンションで暮らしています。

2LDKのマンションは、これまでの自宅に比べると少々手狭だそうですが、前向きに考えるように努めているそうです。

大島康徳の家が欠陥住宅でヤバかった!ハウスメーカーはどこ?裁判は?まとめ

大島さんは、せっかくの思いで買った自宅が欠陥住宅でした。
その欠陥もさることながら、ハウスメーカーの不誠実な対応は、大島さんの怒りさらに助長しました。

裁判は思うような結果にはならなかったそうです。
そして、自宅は現在立て直し中で、マンションへ仮住まい中でもあります。

マイホームという大きな買い物でありますが、大きな買い物であるが故にどの業者を信用すべきかとても難しいところです。

大島さんの夫人は、親戚と縁のある会社を選びましたが、その結果がこのようなものになろうとは、誰にも想像できなかったでしょう。

今年2月には、大手不動産会社のレオパレスが、全国1324棟に施工不良・欠陥があったことを発表して騒然となりました。

その結果、居住していた最大1万4000人もの人々が転居を強いられています。

今回は、家を建てることと、業者選びの難しさを改めて知る出来事でした

また、少しでも異変を感じたら、先延ばしにすることなく、すぐに対応することが重要であることも学びました。

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