6月11日放送のTBS系列『クレイジージャーニー』のゲストは、盆栽師の平尾成志さんです。
人だかりの中には、長い髪を後ろで結び、黒いタンクトップを着た男性の姿があります。
その男性が平尾成志さんなのですが、行っているのは「盆栽デモンストレーション」です。
会場にはDJがダンスミュージックを流すという、盆栽からは程遠いとも思える組み合わせです。
今回は、海外で話題にもなった”盆栽師”平尾成志さんについて紹介したいと思います。
イケメン盆栽師平尾成志とは?
- 名前:平尾成志(ひらお まさし)
- 生年月日:1981年2月15日(現在38歳)
- 出身:徳島県三好市池田町
- 身長:180cm
- 職業:盆栽師
- 経歴:徳島県美馬商業高校→京都産業大学
平尾成志さんは、埼玉県さいたま市にある『成勝園(せいしょうえん)』という盆栽園の園主であり、盆栽師をしている方です。
『成勝園(せいしょうえん)』
- 〒331-0061
- 埼玉県さいたま市 西区西遊馬3131
- ☎048-741-4153
- アクセス:最寄り駅川越線・埼京線「指扇駅」から徒歩18分(1.4km)
平尾成志さんが園主を務める『成勝園』は、ご自身の名前「成志」の「成」と、お父様から「勝」の字を取って名付けられたそうです。
こちらでは、毎月第1と第3の土日に平尾成志さんによる”盆栽ワークショップ”が開かれています。
平尾成志さんは、度々テレビやメディアで取り上げられてきた若手盆栽師です。
中でも、最も注目を集めたのは「盆栽デモンストレーション」でした。
この「盆栽デモンストレーション」は、剪定(せんてい)ばさみ片手に平尾成志さんが即興で盆栽を切って作るというパフォーマンスです。
海外で行われた際には、多くの観衆が見つめる中で、髪を後ろで結び黒いタンクトップ姿の平尾成志さんが汗だくになりながら「盆栽デモンストレーション」を行い、大変な評判になりました。
こうした海外での「盆栽デモンストレーション」の模様は、日本のテレビでも何度も映像で取り上げられました。
DJがダンスミュージックをかける中行われるパフォーマンスは、日本人にとってはより前衛的に感じるものかもしれません。
しかし、平尾成志さんは何もただ奇をてらってこのようなパフォーマンスを始めたわけではありません。
ひとえに、盆栽を知って欲しい、盆栽の魅力を知って欲しいという思いの表れなのです。
平尾成志さんと盆栽の出会いは、大学時代のことでした。
平尾成志さんは中学から高校時代までは、陸上の長距離選手として活躍していたそうです。
大学は、京都産業大学に進学しましたが、これも推薦での進学でした。
陸上選手として有望だった平尾成志さんでしたが、大学に入学する頃には陸上に対するモチベーションが保てなくなっていたそうです。
燃え尽き症候群化は定かではありませんが、陸上に対する興味を失いかけていたことは確かなようです。
そんな大学時代に、家族と一緒に京都の東福寺に訪れました。
東福寺と言えば回廊が有名ですが、本坊庭園もまた大きな見所です。
平尾成志さんは、この本坊庭園を見て、盆栽や日本の伝統文化に強い興味を持つようになりました。
きっと、雷に打たれるような出会いだったのでしょう。
それ以来、平尾成志さんの頭の中は盆栽で埋まり、盆栽の展覧会に行くうちに「庭師になりたい」という思いを持つようになりました。
大学4年になる頃には、その思いはさらに強くなり、自分で日本文化を継承していく存在になりたいと思うようになります。
親にもその思いを告げますが、知り合いの造園業者からは賛同を得られなかったそうです。
しかし、平尾成志さんの盆栽への思いは強かったようで、大学卒業後の2003年には、埼玉県さいたま市にある『蔓青園(まんせいえん)』の三代目・故加藤三郎さんに弟子入りします。
弟子入りした当時、師匠の加藤三郎さんはすでに90歳近い高齢の方でしたが、盆栽の未来を考え、世界へ出て行かなければならないと考えていたそうです。
平尾成志さんが現在、海外での活動を積極的に行っているのも、こうした師匠の考え方に影響され、共感したからでもあるのです。
入門から修行を重ね、5年後の2008年に『蔓青園』の研修過程を修了し、同時に専属管理師となりました。
翌年からは、スペインで盆栽技術の指導を行うなど、活動の場を海外に広めていきました。
「盆栽デモンストレーション」が行われたのは、2010年のアルゼンチンからで、以降は海外の日本文化を紹介するイベントなどでこのパフォーマンスを行ってきました。
2013年には文化庁文化交流使としての活動も始まり、様々な国で盆栽の普及活動を行います。
海外での評判は日本国内に逆輸入される形となり、2015年頃からは日本メディアにも取り上げられるようなりました。
そして、2016年に自身が園主を務める『成勝園』を開き、国内外での盆栽普及を続けていらっしゃいます。
「盆栽はカッコいい」と言う平尾成志さんは、伝統的な盆栽と革新的なアプローチを融合させようと努力されています。
今週の『クレイジージャーニー』では、巨大盆栽に挑戦しているようですが、いったいどのような作品が完成するのでしょうか。
イケメン盆栽師平尾成志の彼女は誰?髪型がお洒落で顔画像やインスタも!
平尾成志さんは、精悍な顔立ちに身長180cmの”イケメン”でもあります。
年齢は今年で38歳でいらっしゃいますが、老けているという印象は全くなく、むしろ渋みがプラスに働き、さらに男前が加味されている印象を受けます。
ヘアースタイルも長い髪を後ろで一つに結んだりと、すごく個性的でとても似合っています!
普通の髪型の時もあるようですが、それはそれでとても素敵ですね。
そうなると気になるのは、結婚されているのか、それとも彼女がいるのかという異性関係ですよね?
しかし、残念ながら平尾成志さんのプライベートな情報はありませんでした。
モデルのように美しい奥様や彼女がいても全く不思議ではないですし、お子さんがいたとしても驚きではありません。
さて、インスタグラムを見てみると、平尾成志さん写真と同じかそれ以上に目立つのは、平尾成志さんの盆栽作品の数々です。
印象に残ったのは、前衛的な作品ばかりではないということです。
伝統的な盆栽の手法に沿った作品も数多くあり、平尾成志さんの言葉通りに、伝統と革新の融合を目指しておられるということが分かります。
特に目を引くのは、大きな木のような作品です。
『ラピュタ』やヨーロッパのファンタジーに出てくるような作品ですが、幹などには苔が生えていたりと、日本らしいわびさびも感じさせます。
「盆栽デモンストレーション」の作品は、とても独創的かつ前衛的で、伝統的な盆栽のイメージからは大きく離れれたものもあります。
特に不思議なのはバランスです。
枝が大きく鉢からはみ出していたり、盆栽が複雑なバランスで組み合わせれている作品があります。
しかし、それでも「調和」していて一体感を感じさせるのが、”盆栽師”平尾成志さんのすごさなのでしょう。
以上、今週の『クレイジージャーニー』のゲスト、盆栽師・平尾成志さんについて紹介させていただきました。
平尾成志はイケメン盆栽師で彼女は誰?髪型がお洒落で顔画像やインスタも!クレイジージャーニー|まとめ
- 平尾成志さんは埼玉県さいたま市の盆栽園『成勝園』の園主であり盆栽師でもある38歳の男性
- 高校時代までは陸上の長距離選手として有望だった
- 京都産業大学入学後、陸上へのモチベーションを失い、同時期に訪れた京都・東福寺の本坊庭園に衝撃を受ける
- 大学卒業後は、埼玉県さいたま市の『蔓青園』の三代目・加藤三郎さんに弟子入りする
- 師匠からの影響もあり、海外での盆栽普及活動を積極的に行っている
- 即興で盆栽を作る「盆栽デモンストレーション」が特に有名
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