8月5日、女子ゴルフ・渋野日向子選手がAIG全英女子オープン優勝という快挙を成し遂げました。
日本人女子としては42年ぶりの海外メジャー大会での優勝とあって、マスコミでも大きく取り上げられていますね。
さらに、キュートな笑顔が海外メディアからも「スマイリング・シンデレラ」と呼ばれるなど、キャラクターも注目を集めています。
プレイ中に食べていたお菓子「タラタラしてんじゃねーよ」は、全国で売れ行きを伸ばしているほどの過熱ぶりです。
今回は、女子ゴルフ界に現れた「スマイリング・シンデレラ」こと渋野日向子選手に迫りたいと思います。
渋野日向子の高校や経歴は?
- 名前:渋野日向子(しぶの ひなこ)
- 生年月日:1998年11月15日(現在20歳)
- 出身:岡山県岡山市
- 身長:165cm
- 体重:62kg
- 職業:プロゴルファー
女子ゴルフ・渋野日向子選手は、1998年に岡山県岡山市で生まれました。
渋野日向子選手とゴルフとの出会いは、岡山市立平島小学校に通っていた小学2年生の夏休みだったそうです。
その頃はゴルフに専念していたわけでなく、12月からは地元のスポーツ少年団のソフトボールチームにも入ります。
このソフトボールチームで渋野日向子選手のポジションは、ピッチャーでした。
それから、バッティングは左打だったそうです。
中学時代
中学校は岡山市立上道中学校に進学し、軟式野球部に入りました。
この軟式野球部で渋野日向子選手は唯一の女子選手だったそうです。
それだけ、野球も好きだったということですね。
野球も頑張っていた渋野日向子選手でしたが、中学時代にゴルフ一本に絞ることになる転機が訪れました。
渋野日向子選手が中学2年の時、所属していた軟式野球部の監督から「ゴルフ一本に絞った方がいい」というアドバイスを受けました。
なんで野球も頑張っているのに、監督がそんなことを言うのか気になりますよね?
実は、渋野日向子選手は中学1年・2年と岡山県ジュニアゴルフ選手権競技(2011年と2012年)で優勝していたんです。
さらに、小学6年で臨んだ2010年の同大会では3位という好成績も収めています。
軟式野球部の監督は、こうした渋野日向子選手のゴルフの才能を伸ばすべきだと考えたのでしょう。
渋野日向子選手は中学3年で臨んだ、2013年の岡山県ジュニアゴルフ選手権競技も優勝します。
監督の判断は正しかったことを示しました。
高校時代
高校は、岡山県の作陽高等学校に進学しました。
作陽高校は、スポーツでも全国的に有名な高校です。
渋野日向子選手は、高校では女子ゴルフ部に所属しました。
高校1年時は中国女子アマチュア選手権(2014年)で優勝し、高校2年時は全国高等学校ゴルフ選手権大会の女子団体戦で優勝します。
プロ
高校時代にゴルフで優れた成績を収めた渋野日向子選手は、高校卒業後の2017年にJLPGAプロテストに挑みますが、この年は合格には至りませんでした。
翌年の2018年はステップアップツアーに参加しながら再びJLPGAプロテストに挑むと、同年2度目のテストで見事合格し、JLPGAツアーへの参加資格を獲得しました。
プロ転向後の2019年は、5月からツアーに参加し、7月までに2勝を上げます。
そして、海外初試合であった、今回のAIG全英女子オープンで優勝してしまったのです。
ノーマークの選手がすい星のごとく現れたような形となり、渋野日向子選手は国内外のメディアから大きく取り上げられています。
とりわけ、プレッシャーかかる場面でも笑顔を絶やさない様子から、「スマイリング・シンデレラ」とメディアから呼ばれるようになりました。
キュートな笑顔だけでなく、渋野日向子選手がプレイ中に食べていたお菓子の「タラタラしてんじゃねーよ」は、この優勝で売り上げが伸びているそうです。
女子ゴルフ界に現れたニュースターに、これからも要注目ですね。
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渋野日向子の実家はお金持ち?父親や母親と兄弟姉妹についても
快挙を成し遂げた渋野日向子選手ですが、ゴルフと聞くと「お金がかかる」というイメージもありますよね。
そうなると、渋野日向子選手の両親や兄弟といった家族も気になってしまいます。
渋野日向子選手の父・渋野悟(さとる)さんは、岡山県水道局に勤める公務員です。
渋野日向子選手が中学に進学した頃、父・悟さんは総務課主査という課長クラスにあたるポジションでした。
そして、父・悟さんは陸上競技の円盤投げの経験者で、筑波大学陸上部で活躍されていたそうです。
渋野日向子選手がゴルフを始めたのも父・悟さんの勧めだったようで、途中まではお父さんが教えていました。
父・悟さんは、エンデューロレース(ED)というバイク競技の選手でもあります。
このエンデューロレースはモトクロスのようなバイクを操り、舗装された道ではなく、山などの険しいコースを走行する競技です。
父・悟さんは「チーム フィールド」というチームに所属し、2009年頃はレースに参加していた記録が残っています。
さらに、渋野日向子選手の母・伸子さんも筑波大学陸上部でやり投げの選手でした。
母・伸子さんは、子供向けの体操教室で教えているそうです。
投てき競技経験者を両親に持つ渋野日向子選手は、優れた運動能力も受け継いだのかもしれませんね。
渋野日向子選手は、三姉妹の二女です。
ということは、姉と妹がいるということですね。
しかし、姉と妹がどのような人かについては分かりませんでした。
もし新たな情報があれば、追ってお伝えしたいと思います。
以上、今回はAIG全英女子オープンで優勝した、女子ゴルフ・渋野日向子選手について紹介させていただきました。
まとめ
- 渋野日向子選手は、1998年生まれ現在20歳、岡山県出身の女子プロゴルファー
- ゴルフを始めたのは小学2年の時で、並行してソフトボールもやっていた
- 中学時代は軟式野球部にも入っていたが、監督からの勧めもあり中学2年からゴルフに専念する
- 中学・高校と多くの大会で優勝してきた
- 2018年にプロテストに合格した
- 初の海外試合であったAIG全英女子オープンで優勝
- 両親は筑波大学陸上部出身の元陸上選手
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