箱根駅伝2020 駒澤大学エントリー選手メンバーまとめ!2019結果や注目選手も

今回は、箱根駅伝2020・駒澤大学のエントリー選手についてまとめてみました。

藤色のタスキでおなじみの駒澤大学ですが、一時期は毎年のように優勝しているイメージがありましたよね。

しかし、近年は少々低迷しており、東海大学・青山学院大学・東洋大学ら3強の後塵を拝している状態です。

さて、箱根駅伝・駒澤大学のエントリー選手はどのようなメンバーなのでしょうか。

箱根駅伝2019の結果と、注目選手についても紹介しています。

合わせてお楽しみ下さい。

箱根駅伝2020 駒澤大学エントリー選手メンバー一覧

それではさっそく箱根駅伝2020、駒澤大学のエントリー選手を見ていきたいと思います。

とその前に、まずは箱根駅伝での駒澤大学の基本情報をおさらいしておきましょう。

  • 出場54回目(54年連続)
  • 1964年創部
  • 優勝:6回
  • 練習拠点:東京都世田谷区
  • 監督:大八木弘明(2004年~)

“平成の常勝軍団”とも呼ばれた駒澤大学は、箱根駅伝での優勝6回を誇る名門校です。

平成14年から17年にかけて箱根4連覇を達成し、その前後を合わせて6回の優勝全てが平成時代のものです。

しかし近年は箱根の主役の座を明け渡し、2018年大会は12位で9年ぶりにシード権を失うなど低迷も経験しています。

名門復活を目指し、大八木弘明(おおやぎ ひろあき)監督の元、選手一丸となって優勝争いに加わろうとしているのです。

また、駒澤大学は箱根駅伝と並び三大駅伝と言われる、出雲駅伝で3回、全日本大学駅伝で12回の優勝経験があります。

エントリーメンバー

さて、箱根駅伝2020・駒澤大学のエントリー選手はどのようなメンバーになったのでしょうか。

見ていきましょう。

  • 大坪桂一郎(4年 鳥栖工)
  • 中村大成(4年 東北)
  • 中村大聖(4年 埼玉栄)
  • 山下一貴(4年 瓊浦)
  • 伊東颯汰(3年 大分東明)
  • 小島海斗(3年 市船橋)
  • 加藤淳(3年 西脇工)
  • 神戸駿介(3年 松が谷)
  • 小林歩(3年 関大北陽)
  • 石川拓慎(2年 拓大紅陵)
  • 佃康平(2年 市船橋)
  • 小野恵崇(1年 那須拓陽)
  • 酒井亮太(1年 西脇工)
  • 田沢廉(1年 青森山田)
  • 皆木晴(1年 駒大)
  • 山野力(1年 宇部鴻城)

箱根駅伝2020、駒澤大学のエントリー選手はこのようなメンバーとなりました。

”感性”の重要性を説く大八木監督の元、常に必要なことを感じ取り自ら行動する選手たちが揃いました。

箱根で、駒澤大学は優勝争いに食い込むことができるのか注目です。

区間エントリーメンバー

29日、区間エントリーが発表されました。

駒澤大学の区間エントリーは以下となります。

変更は当日のレース開始1時間10分前まで(交代4名まで)となります。

変更があり次第、更新します。

1区:中村大聖(4年 埼玉栄)
2区:山下一貴(4年 瓊浦)
3区:田沢廉(1年 青森山田)
4区:佃康平(2年 市船橋)
5区:伊東颯汰(3年 大分東明)

6区:中村大成(4年 東北)
7区:小林歩(3年 関大北陽)
8区:加藤淳(3年 西脇工)
9区:神戸駿介(3年 松が谷)
10区:石川拓慎(2年 拓大紅陵)

箱根駅伝2019の結果や第96回大会の注目選手

箱根駅伝2020、駒澤大学のエントリー選手紹介しました。続いて、こちらでは駒澤大学の箱根駅伝2019での結果を振り返ります。

駒澤大学・箱根駅伝2019結果

  • 総合順位:4位
  • 往路:4位
  • 復路:4位
  • 区間賞:なし
  • 総合記録:11時間01分05秒

箱根駅伝2019で復活を目指していた駒澤大学の目標は、「3位以内」でした。

結果は惜しくも往路・復路共に4位で、総合順位は4位。

タスキを渡せない、ハプニングにも見舞われました。

しかし、前回大会では12位でシード権を失い、この大会は予選会からの参加でした。

このことを考慮すれば、悲観するほどの結果ではないでしょう。

課題克服のために取り組んできたスタミナ強化も、一定の成果が出ました。

箱根駅伝2020の駒澤大学の目標は、2019年と同じ「3位以内」

東海大学・青山学院大学・東洋大学の3強の牙城を崩そうと、トレーニングを積んでいるようです。

”男だろ”・大八木監督は、三大駅伝の出雲駅伝と全日本大学駅伝でも3以内を選手に要求しています。

  • 出雲駅伝2019:2位
  • 全日本大学駅伝2019:3位

選手たちも監督の情熱に、好成績で応えました。

特に出雲駅伝では、残り700mで抜かれての2位。

「3位以内」という控えめな目標を掲げている駒澤大学ですが、駅伝ファンの中には東海大学と並ぶ選手層の厚さがあると見ている方もいます。

「今年の駒澤は強い」

2019年のMGCでは、大エースとして活躍したOBの中村匠吾選手(富士通)が優勝しました。

先輩の勢いを力に変え、箱根駅伝2020では優勝も狙えそうな駒澤大学です。

駒澤大学・箱根駅伝注目選手

次は、気になる駒澤大学の注目選手についてまとめてみました。

  • チームを牽引する4年生のダブルエース
  • 驚異の1年生はスーパールーキー!
  • 安定感抜群の3年生は苦労人

前半は、4年生から注目の3名をご紹介します。

①中村大聖選手(4年)

駒澤大学の主将でダブルエースの一人が、中村大聖(なかむら たいせい)選手です。

埼玉県上尾市の出身で、埼玉栄高校から駒澤大学に進学しました。

高校1年から3年連続で、全国高校駅伝に出場しています。

駒澤大学では2年生で全日本大学駅伝に出場し、3年生で箱根駅伝2019に初出場しました。

箱根では3区を走り、区間5位の好成績を収めます。

その後ユニバーシアードの代表にも選ばれ、ハーフマラソンで銀メダルを獲得しました(金メダルは東洋大学の4年・相澤晃選手)。

スピードとスタミナを高いレベルで併せ持つ中村大聖選手は、駒澤大学の万能エースとして期待されています。

②山下一貴選手(4年)

駒澤大学のもう一人のエースが、山下一貴(やました いちたか)選手です。

長崎県長崎市出身で、瓊浦(けいほ)高校を卒業されています。

2年生で箱根駅伝に出場し、2区を走って区間13位という成績でした。

翌年の箱根駅伝2019でも2年連続で2区を任され、区間9位となっています。

箱根駅伝2019では、1区の片西選手(当時・4年)が到着したにも関わらず、山下一貴選手がいないというハプニングが発生。

スタッフが山下一貴選手を呼び、12秒遅れでのスタートとなりました。

タスキを渡せないハプニングを物ともせず、山下一貴選手は持ち前のメンタルの強さを発揮しています。

③中村大成選手(4年)

4年生からもう一人紹介するのは、中村大成(なかむら たいせい)選手です。

間違いではなく、エースの中村大聖選手と全く名前の読みが同じです。

出雲駅伝2019では、「なかむら たいせいリレー」があり、ちょっとした話題にもなりました。

そんな中村大成選手は、宮城県仙台市の出身で、東邦高校から駒澤大学に進学しています。

ダブルエースに次ぐ実力者で、5000mではチーム4位です。

2019年の出雲駅伝と全日本大学駅伝の両方に出場している主力選手で、箱根駅伝2020では流れを変える走りが期待されています。

後半は、3年生から2名、そして駅伝ファンの要注目のスーパールーキーを紹介します。

④加藤淳選手(3年)

駒澤大学の復活に欠かせないのは、加藤淳(かとう あつし)選手の活躍でしょう。

加藤淳選手は抜群の安定感を誇り、高校時代から注目されてきた選手でした。

兵庫県明石市生まれで、名門の西脇工業高校から駒澤大学に入学しました。

1年生から出雲駅伝で1区を走るなど順調に思われましたが、その後は怪我に苦しみます。

1年以上レースに出られない時期があり、本人もとても苦労したようです。

しかし見事復活を果たし、駒澤大学では替えのきかないメンバーとなっています。

⑤伊藤颯汰選手(3年)

3年生からもう一人紹介するのは、伊藤颯汰(いとう そうた)選手です。

大分県豊後大野市出身で、大分東明高校を卒業されています。

これまで箱根駅伝の出場はありませんが、2019年は出雲駅伝と全日本大学駅伝の両方で起用されており、箱根駅伝2020での初出場の可能性は高いでしょう。

チームの中心となる走りを目指しており、着実に自信と実力をつけてきています。

⑥田澤廉選手(1年)

最後に紹介するのは、全駅伝ファン要注目のスーパールーキーです。

驚異の1年生・田澤廉(たざわ れん)選手は、青森県八戸市の出身です。

スポーツの強豪校である青森山田高校から駒澤大学に進学し、5月の関東インカレで日本人2位の7位入賞を果たします。

9月に開催された日体長距離競技会5000mでは、またも日本人2位の7位入賞。

記録は日本ジュニアの歴代10位でした。

駒澤大学だけでいえば、ダブルエースを凌ぎチーム1位です。

ダブルエースの上に1年生がいたので、「中村大成選手は5000mでチーム4位」だったのです。

田澤廉選手は、出雲駅伝2019に出場しました。

結果は区間2位でしたが、1位は東洋大学の4年・相澤晃選手で、こちらは区間新記録を出しています。

その差は、たったの8秒。

田澤廉選手の記録も大会新記録で、さらに相手は学生駅伝界のエースというハイレベルな争いです。

続く全日本大学駅伝2019にも出場し、こちらでは区間賞を獲得しています。

箱根駅伝2020に出場する1年生の中でも、駒澤大学の田澤廉選手は最注目の存在でしょう。

以上、今回は箱根駅伝2020・駒澤大学のエントリー選手、箱根駅伝2019の結果と注目選手について紹介させていただきました。

まとめ

  • 駒澤大学は、箱根駅伝2019で総合4位という結果だった
  • 平成だけで6回優勝している”平成の常勝軍団”
  • 箱根駅伝2020では3位以内を目標に掲げている
  • 駅伝ファンの間では東海大学と並ぶ選手層の厚さと評価されている
  • 注目選手は4年生の中村大聖選手、山下一貴選手、中村大成選手
  • 3年生の加藤淳選手と伊藤颯汰選手、1年生のスーパールーキー・田澤廉選手も要注目

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