斎藤大輔大相撲の八角部屋へ!酒田市出身で中学・高校は?相撲の経歴は?

プロ野球はオープン戦が始まり、新人の中日・根尾選手、日ハム・吉田選手、ロッテ・藤原選手が実戦でどのようなプレーを見せるのか注目が集まっています。

先週末はフィギュアスケートの紀平選手がまたも逆転勝利。
今ではもうすでにフィギュア界をリードする存在になっています。

さらに、サッカー界ではFC東京の久保選手がJリーグ開幕戦で躍動しました。
得点こそ奪えませんでしたが、開幕戦で大きなインパクトを残しました。彼にはFCバルセロナへの復帰の噂もあります。

この若いアスリートの方々に共通しているのは、皆10代の若いアスリートであることです。

その非凡な才能を見せる彼らの活躍は、将来の姿を想像すると大変頼もしく楽しみでありますね。

このような10代の新たな才能が相撲界にも現われました。

埼玉栄高校の斎藤大輔選手です。

昨年の全国高校総体・相撲の個人戦を制して”高校横綱”となりました。

高校相撲の主要なタイトルには、夏の全国高校相撲選手権、高校相撲金沢大会、選抜高校十和田、宇佐大会、国体、全国高校選抜などが挙げられます。

斎藤選手はなんと高校5冠を成し遂げました。

これは高校野球で例えるなら甲子園春夏連覇かそれ以上の出来事です。

これだけの才能を相撲界が放っておくわけはなく、斎藤大輔選手は今月22日に大相撲の八角部屋への入門が決まったことを発表し、八角親方と共に記者会見も行いました。

記者会見には多くのメディアが集まっていたことからも、報道の多さからもその注目度の高さがうかがえます。

まさに”超高校級力士”という表現がふさわしい斎藤選手ですが、どのような人物なのでしょうか。

斎藤大輔のプロフィール、相撲の経歴について

プロフィール

  • 名前:斎藤 大輔(さいとう だいすけ)
  • 生年月日:2000年11月12日生
  • 年齢:18歳
  • 出身地:山形県酒田市出身
  • 身長:190cm
  • 体重:135kg
  • 経歴:酒田一中 icon-angle-double-right 埼玉栄高等学校

相撲の経歴

斎藤さんは小学校3年生の冬に地元の山形県酒田市で相撲を始めました。

相撲を始めた当初からその才能は際立ったものがあったようで、早くも小学6年の時のわんぱく相撲全国大会で準優勝しました。

地元の酒田一中に進学した彼の才能はさらに磨かれ、中学時代には全国大会を制しました。

その後、埼玉県の埼玉栄高等学校へ進学し相撲部に所属します。

埼玉栄というと、高校野球ファンの間ではお馴染みでもありますが、OB・OGには男子競泳の瀬戸大也選手、男子体操の加藤陵平選手、女子重量挙げの三宅宏実選手らと多くのアスリートがいます。

意外にも元格闘技のK-1選手である魔裟斗さんも同校の出身だそうです。

ただこの錚々たる面々だけでなく、埼玉栄は全国屈指の相撲競合校でもあるのです。

このOBがまたすごい面々です。

昨年の11月場所で優勝した関脇・貴景勝関をはじめ、大関・豪栄道関、期待の若手力士の一人でもある大栄翔関、そして元横綱・大鵬関の孫で貴闘力関の息子でもある納谷幸之介さんら他多数のOBがいらっしゃいます。

高校に進学してからの斎藤さんは当初は周囲からは”ヤンチャ”との印象を持たれていたようです。

しかし、相撲の稽古に打ち込むうちに精神面でも成熟したそうで、後輩らの面倒見が良く、教えるのがとてもうまい上に好きだったそうです。

それもあってか、高校卒業後の進路には大学へ進学して教職員免許を取得するという考えもあったそうです。

また、斎藤さんは優れた身体能力の持ち主でもあります。

身長190cm体重135kgの恵まれた体躯にも関わらず、50mを6秒台で走ります。

強靭な肉体にスピードとパワーを兼ね備えた彼について、埼玉栄高校相撲部山田監督は「アスリートの要素を全て持っていると」語っています。

斎藤さんの姿を見ていただければ分かりますが、とても135kgあるとは思えないくらいに引き締まっています。さらに絞れば、ラグビーやアメフト選手のような体系です。

得意な相撲の形は、突き押しからの左四つに組む流れです。

その身体能力を生かした積極的な相撲を大相撲の舞台でも見せて欲しいですね。

斎藤大輔が八角部屋を選んだ理由は?

斎藤さんは数ある相撲部屋の中からなぜ八角部屋を選んだのでしょうか。

実はそれについては、斎藤さんが小学生の時に遡ります。

斎藤さんは小学生の頃に何度もわんぱく相撲全国大会に出場しています。

ある大会の時に東京・墨田区の八角部屋に宿泊したことがあり、そこで八角親方とも知り合いました。

今回の進路について、まだ悩んでいた斎藤さんに決断を促したのも八角親方でした。

昨年12月の全日本選手権後に八角部屋を見学した斎藤さんは、八角親方から「一緒に頑張ろうと」声を掛けられたそうです。

これが斎藤さんの背中を押した形になり、また小学生の頃の縁もあって八角部屋への入門に至りました。

八角親方は入門会見で、斎藤さんについて「大相撲に入っても華のある力士になって欲しい」と語りました。

斎藤大輔大相撲の八角部屋へ!酒田市出身で中学・高校は?相撲の経歴は?まとめ

斎藤大輔さんはそのアマチュアでの実績と、高い身体能力を考えると”超高校級”のスーパースター候補生であることは疑いないでしょう。

しかし、埼玉栄高校相撲部の山田監督は「運動神経はいいが、プロとアマチュアは別物。実績も関係ない。ゼロから始める気持ちで臨んで欲しい。」と、謙虚な気持ちを持ち続けて努力を積み重ねることの重要性を説いています。

斎藤大輔さんはこれから大相撲の世界に入りますし、見る方も長い目で見なければなりませんが、長らく不在の強い日本人横綱の新たな候補が現れたことに期待せずにはいられません。

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