5月2日に放送された『アメトーーク!』は、「ありがとうイチロー芸人」という括りでした。
出演したのは、アンジャッシュ・渡部健さん、出川哲朗さん、ますだおかだ・岡田圭右さん、陣内智則さん、中川家・礼二さん、TIM・レッド吉田さん、アンガールズ・田中さんというメンバーでした。
ゲストは、元新体操選手の畠山さんでした。
今夜のアメトーーク!は『ありがとうイチロー芸人』▽45歳で引退したレジェンドに感謝▽出川&渡部&岡田…野球ツウ集結▽伝説シーン…名言…WBC…Tシャツ集▽野茂&松坂と名勝負▽イチローvsテツロー pic.twitter.com/VdMjiJWEGz
— アメトーーク!(テレビ朝日公式) (@ame__talk) 2019年5月2日
イチローさんは、もう語ることが多すぎますよね。
引退した際に、キャリアを振り返って様々な記録が特集されましたが、比較に出てくる名前がメジャーリーグの偉人ばかりでした。
どれほどすごい挑戦をしていたのかが、改めて分かりました。
平成は野球界にとっては、メジャーリーグへの扉が大きく開かれた時代でもありました。
近年のように、「メジャー挑戦」が当たり前になっていますが、当時はまだ夢物語だったのです。
過去にメジャーに挑戦した選手もいましたが、現在の流れを作ったのは、投手は野茂英雄さん、野手はイチローさんの二人ではないでしょうか。
野茂さんの活躍は、アメリカにインパクトを残すだけでなく、多くの日本人選手に可能性を示しました。
それも一過性ではなく、アメリカでプレーし続けることが現実として可能であるということをです。
イチローさんのメジャー挑戦は、日本人選手としては初の「野手」としての挑戦でした。
全く前例のないところに飛び込み、輝かしいキャリアを歩みましたが、レジェンドであるとともにパイオニアでもあったのです。
週間ベースボールのイチロー引退増刊号買った(*^^*)NHKやアメトーークのイチローかっこよかったから(゚∀゚) pic.twitter.com/JAKGPSS3l4
— 桜庭みのり (@soso4939) 2019年5月4日
”イチロー芸人”を特集した『アメトーーク!』の番組放送内容は?
今週の『アメトーーク!』は、どのような内容だったのでしょうか。
さっそく、振り返っていきましょう。
まずはイチローさんの経歴から
知らなかった、、
<イチロー、運命のオリックス入団> ドラフト秘話 「本当は1位指名もあった」 https://t.co/ofDmQLjB4q #プロ野球 @numberwebより
— 小濱久裕 (@kohama) 2019年4月1日
さかのぼること27年前
- 平成4年にドラフト4位でオリックス・ブルーウェーブに入団
- 登録名はカタカナ「イチロー」
- 69試合連続出塁のプロ野球記録
- 前人未到の200安打達成(最終的には210安打)
- 日本で7年連続首位打者
- 野手初のメジャー挑戦
- 1年目から242安打(新人最多安打を90年ぶりに更新)
- 首位打者、盗塁王、新人王、ア・リーグMVPも獲得)
- 2004年には262本のメジャー最多安打新記録を樹立
- 10年連続200安打達成
- 2016年に通算最多安打世界記録を更新
- 2019年に引退を発表
いやぁ、すごいですね。
ちょっともう、これはすごいです。
各メンバーごとのトークの内容
アンジャッシュ渡部さん
- 愛工大名電からオリックスにドラフト4位で入団
- 当時の『週間ベースボール』には載っていない
- 新人の頃は全く期待されていなかった
- 94年に登録名を「イチロー」に変更
- 当時は「パンチ佐藤」さん(ドラ1)の方が有名だった
- 岡田さんは新人時代のイチローさんに会っている
- その時に折れたバットをもらった
- だけどラジオでリスナーにプレゼントしてしまった(もったいない!)
- 改名した年に210安打/130試合(当時の最多記録)
- 当時は13試合少なかった(現在の記録は西武・秋山選手の216安打/143試合)
- メジャーで10年連続200安打
- ほとんど試合を休まない(ケガをしない)
- 2019年3月21日に東京ドームで引退
- 日米通算で4367安打(2000本が一流選手の基準)
最初は、全く注目されていなかったというのは意外でした。
パンチ佐藤さんて、ドラ1だったんですね。
熊谷組…。
陣内さん
- 語りたいのは、イチローさんの「ルーティン」
- 五郎丸選手より先
- イチロー選手から一般にも知られるようになった
- 出川さんのルーティン「出川ストレッチ」(全然伸びてない)
- 「マルチヒット」広まった(それまでは「複数安打」か「猛打賞」)
- 「レーザービーム」も(イチローさんの強肩をたとえて)
- 返球のコントロールもすごい
- イチローさんは高校時代はピッチャーだった
- 日本のオールスターではピッチャーをやったことがある
オールスターでピッチャーをやった時は、当時ヤクルトの野村監督に苦言を呈されたことでも話題になりました。
今では、二刀流の選手がいます。
イチロー選手の
レーザービーム
何度でも見れます!
全盛期のイチローさんを超える選手
しばらく
現れないでしょう(。・ω・。)#伝説の強肩#肩力S pic.twitter.com/K3qR2eXDy0
— 38歳にしてパチンコファン歴28年の6号機生活を始めた企業戦士 (@7pHYIIGHTCJ208K) 2019年5月4日
中川家・礼二さん
- テーマはイチロー選手の「体作り」
- イチロー独特の理論
- 体を大きくするのが流行
- イチローさん「自分の持って生まれたバランスがあるから、それを崩すべきではない」
- 体を大きくし過ぎると、関節などに負担がかかり怪我の原因にもなる
- 自分の体に適した筋肉量がある
- 人体を理解することが、トレーニングからプレーにいたるまで差になる
- 昔はウェイトトレーニングで体を大きくしていた
- しかし、春先はスイングスピードが落ちた
- シーズン中はトレーニングを頻繁にできない
- キープできないので痩せてくる、するとスイングスピードが上がり調子が良くなる
- むやみに体を大きくすればいいというわけではない、ということが分かった
- 知識や情報量が増えても、簡単には理解できない
- 失敗して試行錯誤することが大切
- 「遠回りこそが、一番の近道」
- 中堅芸人に刺さる(みんな遠回りしてきた)
- この言葉を、キングコングの西野にも聞かせたい
- 絵本作ったり、成人式行けなかった子に船…チャーターしてとか、ゴミ掃除とか(礼二さんボヤキが止まらない)
- でも、それも遠回りなのかも
これは、意見が分かれるかもしれないですが、イチローさんの理論は納得できます。
確かに、絵本は違うと思います。
イチローの言葉には説得力ある#アメトーーク #ありがとうイチロー芸人 pic.twitter.com/HMWdI2Afz0
— SHIN@G党☞菅野智之は(神ω神) (@SHIN08885194) 2019年5月2日
出川さん
- イチローさん語録
- 出川さんは星野仙一さんみたいな熱い人の方が好き
- でも、WBCでの闘志むき出しの言葉で見方が変わった
- 「向こう30年、日本には手を出せないみたいな、そんな感じで勝ちたい」(第1回WBC・韓国戦を控えて)
- いくらかのバッシングもあった
- この試合で日本は韓国に敗れ、クールなイチローさんは感情を露わに
- その後、日本は勝ち進みWBC優勝
- 「野球はケンカじゃないけどケンカのつもりでやった」(試合後に発言)
- クールに見えるイチローさんが、熱い心を持っていることを知った
- それからは大好きになった
クールなイチローさんは、自分の記録だけに関心があって、チームの勝敗には興味がないと言われたこともありました。
しかし、WBCで見たイチローさんはその意見を覆す印象を与えましたね。
陣内さん
- 第2回WBCでは、イチローさんは大スランプに陥った
- 因縁の韓国と対戦するが、イチローさんは三振、試合にも敗れる
- 決勝で再び韓国と対戦
- イチローさんの決勝打で日本はWBCを連覇
- 陣内さんは、イチローさんと同い年
- それもあって、「もってるイチロー」に感心
- WBC連覇のその日のスポーツ紙は、一面でこの快挙を伝える
- 同時に、陣内さんの浮気記事も掲載された(なんか奇遇)
- 吉本本社で謝罪会見した
- 夕方のニュースでは、WBC連覇を伝えるニュースでいっぱい
- その合間に頭を下げる陣内さんが
あのヒットは、イチローさんのキャリアでもハイライトの一つでしょう。
不倫報道は知りませんでした。
もってるイチロー#アメトーク #イチロー pic.twitter.com/a2QnvIWzsX
— 毎食スルメ (@maishoku_surume) 2019年5月2日
イチローさんの延長10回勝ち越しタイムリーでWBC連覇した試合後のコメントがもう『イチロー節全開❗❗』でよき🎵٩(ˊᗜˋ*)و#アメトーーク#ありがとうイチロー芸人 pic.twitter.com/cR1Xxx7zmM
— 獅子皇 (@lionlion1018) 2019年5月2日
アンガールズ・田中さん
- テーマは「ファンサービス」
- イチローさんはクールなイメージだが、試合前の守備練習では気さくにファンサービスしてくれる
- それが「背面キャッチ」(グラブを持つ手を背中に回して、そのまま捕球する)
- 田中さんは、昔広島で実際に見た
- その時の半券は今も大切に持っている(広島×オリックスのオープン戦)
- その時のリアクションが女子っぽくて笑いが起こる
- 田中「カープ女子のはしりだから」(総ツッコミ)
- とても嬉しくて、今でも記憶に残っている
- 田中さんのファンサービス「よだれを出す」
- 出川さんも背面キャッチに挑戦したことがあるが、3日かかるほど難しかった
- 出川さんが実演して見事成功(ズボンが落ちるテツローのファンサービス付き)
当時の子供は皆、「背面キャッチ」に挑戦していましたね。
さすが、テツローも”もって”ますね。
レッド吉田さん
- 「つまらせる技術」
- イチローさんは狙って打球を詰まらせることができる
- 狙って内野と外野の間に落とすことができる
- 内野安打も詰まらせる技術が関わっている
- バットコントロールがすごい
- オリックス時代には、ワンバウンドのボールをヒットにした
- 当時、すでにメジャー行きを決めていたので、日本より広いストライクゾーンに対応しようとしていた(渡部さんの解説)
- 世間にも笑いのストライクゾーンがある
- 岡田さんのは笑いのワンバウンドツーバウンド
- 「例えば?」と聞かれるも、岡田さんは答えられず笑いが起こる
「剛」のイメージが強いメジャーにあって、イチローさんの繊細なバットコントロールには「柔」の印象がありました。
アンジャッシュ渡部さん
- 高校時代の伝説と名言
- 高校時代の通算打率が5割越え
- 有言実行の逸話がたくさんある
- 児島名言「名前さえ間違えてくれれば絶対にウケる」
- しかし、志村けんさんはただただ児島さんの名前を知らなかった…。(児島は嘘)
- 負けて終わった大会で、高校野球生活も終わった時のコメントもすごい
- 「負けたのはしょうがないので僕自身は悲しくないけど、その気持ちをそのまま言うのかここは悲しみに打ちひしがれるコメントがいいですか?」
- 出川さんが好きなイチローさんの明言は「僕は首位打者を取りたい」(メジャー挑戦時に発言)
- 笑われても覆してきた歴史
大きなことを成し遂げた人は、言葉も強く自信に溢れていますね。
アンガールズ・田中さん
- ユンケルのCMでスゴ技を披露している
- 田中さんは『プロ野球チームをつくろう!』というゲームをやっていた
- このゲームでは、イチローさんをピッチャーにコンバートさせることができた。
- そうしたら、すごいピッチャーになった(ゲームの中での話)
お、おう。
イチローさん神すぎるッ❗❗
2球目でふたを開けて1球目を入れるという時間差スーパースロー❗❗#アメトーーク#ありがとうイチロー芸人 pic.twitter.com/WOPpfTN8N0— 獅子皇 (@lionlion1018) 2019年5月2日
中川家・礼二さん
- イチローさんの名勝負
- 松坂大輔投手との対戦
- 当時、松坂投手はルーキー
- この試合でイチローさんは3打席3三振
- 松坂投手の明言「自信から確信に変わりました」
- しかし、2か月後の再戦では、イチローさんが100号のメモリアルホームランでリベンジ
- ダルビッシュ投手、田中将大投手らとはメジャーの舞台で対戦
球界に現れた素晴らしい投手達と、イチローさんの対戦は見ものでした。途中からは、海を渡ってアメリカで見られるようになりました。
陣内さん
- イチローさんのTシャツパフォーマンス
- 「adidas」が「ajides」だったり
- 「LACOSTE」が「OCOSITE」だったり(ワニも寝ている)
- 「肉が主食」
- 翌日「肉が食いたい!!」
- さらに翌日「タン塩」
- 4日目「ハラミ」
- 5日目「野菜も食べなさい」
- 6日目「野菜中心」
焼肉のネタは、1週間でしっかりノリツッコミからオチまであるんですね。
これを楽しみにしていたファンの方も、たくさんいたことでしょう。
イチローさんは、よしもと新喜劇を見にルミネtheよしもとにも訪れるそうです。
ブレイク前のレイザーラモンHGさんの「乳首ギャグ」もノリよく笑ってくれたそうです。
イチローさんがメジャーに帰っている間に、レイザーラモンHGさんは大ブレイク。
その後再開したイチローさんは「乳首ギャグ」を振るのですが、何度やっても出てくるのは「セイ!!」でした。
期待していたイチローさんは、キョトンとしていたそうです。
最後は、『GET SPORTS』スタッフが作った、イチローさんの映像を見ました。
イチローの『おもしろTシャツコレクション』
51枚に涙が溢れて止まらない・・・ pic.twitter.com/nGWCbXZbiY— !!!イチローってすげえ!!! (@ichiro_fanfan) 2019年4月14日
今週の『アメトーーク!』は以上になります。
アメトーーク!イチロー芸人が面白い!TシャツやWBCネタが話題に!まとめ
- イチローさんは、プロ入りしたばかりの時は、全く注目されていなかった。
- 出川さんは、WBCでイチローさんの熱さを知り、好きになった
- 陣内さんはイチローさんと同い年
- 第2回WBC優勝時のスポーツ紙には、陣内さんの不倫報道も載った
- イチローさんは、「人間には適切な筋肉量がある」という独自理論で体作りを行っている
- 「背面キャッチ」のファンサービスをしてくれる
- バッティング技術がすごい(わざと打球を詰まらせる)
- 有言実行
- 冗談好きで、お笑いも好き
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