1月に行われたサッカーアジアカップでは、日本代表は準優勝に終わりました。
選手達は懸命に戦いましたが、対戦したカタールの壁は大きかったようです。
その戦いの記憶はまだ新しいですが、チームは未来を見据えてさらなる強化を続けます。
18日には、22日に行われるテストマッチ・コロンビア戦へ向けたキャンプも始まりました。
アジアカップでは、守備では一定の収穫があった半面、攻撃では思うように得点できませんでした。
ゲームのペースを掴んでも、なかなか得点できず苦しむ場面が目立つ課題も見つかりました。
とはいえ、新しい日本代表はまだ若いチームです。
アジアカップに参加したメンバーも、その多くがA代表での大きな大会は初めての経験でした。
結果を求めすぎるのは、まだ時期尚早なのかもしれません。
昨年のワールドカップに、1人か2人でも若い選手が選ばれていれば、もう少し違ったものになったのかとも考えられます。
日本代表の森保監督は、これからも新戦力の発掘を積極的に行っていくようです。
今回の代表ウィークでも新しい選手が選出されました。
現在、ベルギーリーグ・シント・トロイデンでプレーする鎌田大地選手もその一人です。
シント・トロイデンで好調なプレーを続ける鎌田選手は、日本代表でもインパクトを残すことができるのでしょうか。
今回は、鎌田大地選手のこれまでの経歴や、プレースタイルについても紹介したいと思います。
🎥昨日(3/19)の練習後インタビューの様子です。#鎌田大地 選手
🗣「日本代表初選出は素直に嬉しかった。チャンスが来れば決められる自信はある」キリンチャレンジカップ2019#SAMURAIBLUE vsコロンビア
3/22@神奈川
✅https://t.co/rOMBFMEDh9#daihyo #SAMURAIBLUE pic.twitter.com/yI4cgmSEEj— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) 2019年3月20日
鎌田大地選手の経歴や年俸について
大地が代表に選ばれたので、今日は祝杯決定。あの傍若無人なプレーを代表で見られるなんて、鳥栖サポやっててよかったと思う。#鎌田大地 pic.twitter.com/OYimSlcxCa
— トスン豆乳 (@shogo18426471) 2019年3月14日
- 名前:鎌田大地(かまだ だいち)
- 生年月日:1996年8月5日(現在22歳)
- 出身:愛媛県伊予市
- 身長:180cm 体重:72kg
- ポジション:FW・MF
- 利き足:右足
- 経歴:愛媛県伊予市立伊予小学校 大阪府岸和田市立北中学校 京都府私立東山高校 サガン鳥栖 ドイツ・フランクフルト ベルギー・シント・トロイデン(レンタル移籍中)
経 歴
鎌田大地選手の経歴を紹介します。
小学校時代
鎌田大地選手は、愛媛県伊予市に生まれ、地元の「キッズFC」というチームでサッカーを始めました。
このチームに所属していた小学6年生時には、全国制覇を成し遂げています。
中学校時代
中学校は、大阪府岸和田市にある北中学校に進学しました。
これと共に、チームもガンバ大阪ジュニアユースに移ります。
中学時代には、U13のJリーグ選抜に選ばれることもありました。
しかし、ガンバ大阪ジュニアユースからその上のカテゴリーである、ガンバ大阪ユースに昇格することはできませんでした。
高校時代
これにより、高校は京都府にある私立東山高校に進学しました。
東山高校のサッカー部でプレーを続けましたが、高校時代に全国選手権出場はなりませんでした。
それでも、3年時の高円宮杯プレミアリーグウエストでは、MFながら10得点の活躍も見せました。
こうした活躍がスカウトの目に留まり、高校卒業後の2015年にはJ1のサガン鳥栖に加入します。
Jリーグ
2015年5月10日、リーグ第11節松本山雅戦でデビューしました。
この試合で同点ゴールを奪い、華々しいデビューを飾りました。
U-22、U-23のそれぞれの代表に召集されることもありました。
ですが、なかなかポジションを掴むには至らず、リオ五輪のメンバーには入れませんでした。
2017年6月、ドイツ・ブンデスリーガ1部のフランクフルトから、鎌田選手に獲得オファーがありました。
2021年までの4年契約を結び、フランクフルト移籍・加入が決まりました。
素晴らしいチームにこれて恵まれてます!
2年半ありがとうございました!
頑張ってきます! pic.twitter.com/KX5KxREzIG— 鎌田 大地 (@sagantos24) June 27, 2017
ドイツ・ブンデスリーガ1部
同年8月にはDFBポカール1回戦のTuSエリュンテブリュック選でデビュー。
翌週にはリーグ開幕戦のSCフライブルク戦でもプレーしました。
出だしは好調でしたが、2017-2018シーズンの出場は3試合に留まりました。
2018年8月、出場機会を求めてベルギーリーグ1部のシント・トロイデンへのレンタル移籍が発表されました。
ブンデスデビューできました。
個人的にはまだまだでしたが、一つ目の目標は達成できたので、これからも試合に絡めるように頑張ります。
そして、日本の時からずっと愛用している西川のマットレスがドイツに届きました!
睡眠時間がかなり長めの僕にとってはとても大事な必需品です! pic.twitter.com/idHh4KSc3c— 鎌田 大地 (@sagantos24) August 22, 2017
ベルギーリーグ1部
シント・トロイデンではポジションを掴み、コンスタントにプレーする機会を得ます。
得点能力も発揮され、シーズン2桁得点も記録しました。
好調なプレーが、日本代表の森保監督の目にも留まり、今回ついにA代表召集に至りました。
かなりおそくなりましたが今年1年レンタルでSTVVでプレイします。
這い上がってきます! pic.twitter.com/MIWNgNI3aO— 鎌田 大地 (@sagantos24) September 19, 2018
年 俸
鎌田選手の年俸の推移は、以下のようになります。
2015年:360万円(サガン鳥栖)
2016年:480万円(サガン鳥栖)
2017年:700万円(サガン鳥栖)
2018年:2200万円(フランクフルト)
“ポスト大迫” 鎌田大地選手のプレースタイルとは?
鎌田選手は、高校時代とサガン鳥栖時代を通して、攻撃的MFとしてプレーすることがほとんどでした。
中盤の中央の他に、サイドと守備的な位置でもプレー出来る万能さも兼ね備えています。
広い視野とパスセンスを併せ持ち、FWの背後から前線に飛び出しての得点力も兼ね備えた選手です。
シント・トロイデン移籍後は、FWとしてプレーする機会が増えました。
前線に張るストライカーというよりは、その少し後方にポジションを取り、中盤と前線を繋ぎながら得点も狙うという役割のようです。
サガン鳥栖時代から得意としていた、オープンスペースに入るプレーが生かされて、得点を量産できたと考えられます。
鎌田選手は、バランスに優れたタイプと言えるでしょう。
今回の日本代表への召集では、大迫選手と比較しているメディアもありますが、鎌田選手と大迫選手は異なるタイプの選手です。
鎌田選手は、南野選手や香川選手らとのポジション争いになることが予測されます。
鎌田大地日本代表の経歴や年俸は?ポスト大迫のプレースタイルとは?まとめ
鎌田大地選手は、広い視野、パスセンス、得点能力を兼ね備えたFW・MFの選手です。
バランスに優れた鎌田選手が日本代表でもインパクトを残せば、攻撃陣の競争はさらに激しくなるでしょう。
前線中央やや下がり目でのプレーを得意とする鎌田選手ですが、サイドでのプレーも可能な柔軟性もあります。
22日のコロンビア戦で出場機会があるかは分かりませんが、どのようなプレーを見せてくれるのか気になりますね。
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