5月7日に放送された『マツコの知らない世界』は、「ごまの世界」がテーマでした。
ゲストには、”21年間毎食欠かさずゴマを食べ続ける男”深堀勝謙さんが登場しました。
深堀勝謙(ふかほり かつのり)さんは、1972年1月6日生まれ、現在47歳です。
愛知県の出身で、趣味はゴルフ、尊敬する人物にはマザー・テレサ、永井隆、両親を挙げておられます。
今週の『マツコの知らない世界』、「ごまの世界」を見ていきましょう。
”ごまの世界”をテーマにした『マツコの知らない世界』の番組放送内容は?
深堀さんは、多数の肩書を持つ、やり手の経営者・実業家としての顔を持ちます。
ゴマが好きなだけではなく、ゴマの販売も行っているんですね。
- 株式会社わだまんサイエンス(代表取締役)
- 一般社団法人日本胡麻協会(理事長)
- 有限会社スヤマ食品開発(代表取締役)
- 一般社団法人動物環境・福祉協会Eva(会員)
- 京都商工会議所クリエイティブ産業モデル(選定企業)
深堀さんが代表取締役を務める「わだまんサイエンス」は、
- 京都・ごまの専門店ふかほり
- 胡麻屋くれぇぷ堂 本店
- 杵つき金ごま ごま福堂(アドバイザリー契約)
これらの事業を運営しています。
さらに、JICAの中小企業海外展開支援制度を利用して、ボリビアでゴマ文化を広める活動もされています。
ボリビアは、ゴマの生産地として有名なんだそうですが、ボリビア国内ではゴマを食べることはないそうです。
いろんな料理に入っている”脇役”の印象が強いゴマですが、毎食食べるにはどのような工夫があるのでしょうか。
ごまはするのではなく、”つぶす”
登場された深堀勝謙さんは、ハツラツとしたバイタリティとエネルギーの溢れる方という印象を持ちました。
- 深堀さんは、MYゴマを常に持ち歩いている
- お気に入りは「すりごま」(金ごまと黒ごまのパウダー)
- もう一つのお気に入りは「ラー油味」
- スーパーなどで販売されているごまの商品は、100種類以上
- 深堀さんは、日々ごまの喜ばせ方を研究している
ここで、深堀さんの自己紹介がありました。
- 10歳の頃はぜんそく持ちだった(マツコさんもぜんそく持ちだったそう)
- 20歳と24歳の時には、ぜんそくで入院したこともある
- 26歳の時に「金ごま」と出会った(10~15年前に金ごまブームがあった)
- 「金ごま」を食べたら、そのおいしさと健康効果に感動した
- それ以来、毎食ごまを食べるようになった(サラダにかけたり、何にでもかけていた)
- そのうちに、ぜんそくの発作がなくなった(個人の感想です)
- 息子の名前は「金の翼(きんのすけ)」
- 30歳の時に脱サラし、日本胡麻協会を設立した
- ごまの専門店も作った
- 普通のスーパーで販売しているのは、煎りごま、すりごま、練りごま、洗いごま(煎ってない生のごま)
- 洗いごまの香りは、それほどでもない
深堀さんが語るごまが喜ぶポイントは、焙煎方法とすり方なんだそうです。
これが違いとなり、香りがよくなって、料理もさらにおいしくなるそうです。
なんだか、コーヒーみたいですね。
- 焙煎は、炒めるのではなく炊き上げる
- 洗いごまを焙煎する前に一度水につける(ふっくらと芯まで熱が入る)
- このひと手間で香りがよくなる(ごまが喜ぶ)
さらに、ごまのすり方にもポイントがありました。
- まず最初に、ごまを潰す(そのまますり始めると、周りにいくだけでうまくすれない)
- 深堀さん「あ~り~が~と~う♪」と歌う(ごまを喜ばすため?)
- ごまは、するよりも”潰す”(ごまの油脂が表面に出て香りが抜けない)
- 昔の米の脱穀のように、一升瓶にごまを入れて、木の棒でついていけば家庭でも簡単
深堀さんがごまを厳選 マツコも驚愕!!
深堀さんは、香りが引き出された究極のごまを、白ごま、黒ごま、金ごまの3種類から紹介していました。
喜んだ香りのよいごまをかければ、料理は数段おいしくなるそうです。
どんなごまなんでしょうか。
和田萬
- 創業1883年の老舗
- 紹介したのは「金いりごま」
- 手作業のため、機械のものと比べると香りが違う(やわらかい感じ)
- 洗いごまをアルカリイオン水につけている(焙煎にもこだわっている)
- 天候や湿度によって焙煎も微調整している
- 原料のごまは、地中海・トルコ産
- トルコの金ごまはキングオブごま(ロマネコンティにたとえらえるほど)
- 最高の食べ合わせは、「金いりごま+ごはん」(ホカホカご飯に、金いりごまをまぶして、醤油を少しかけるだけ)
- ごまは多めにかけているようでも、何てことない
- ごまがしんなりしておいしいらしい
マツコの知らない世界
金いりごま+ごはん
美味しそう。 pic.twitter.com/zRe19vIimU— hiro (@hiro27740312) 2019年5月7日
ごま福堂
- 紹介したのは「杵つき黒ごま」
- 手作業の物は湿り気がある(機械だとカラッカラで大事な香りも飛んでしまっている)
- セサミマイスターが手作業でついている
- 黒ごまはミャンマー産
- ミャンマー産の黒ごまは食物繊維が豊富
- 殻が多いため、砕くのにも時間がかかる
- オススメの食べ合わせ「黒ごま+ティラミス」(ティラミスに、黒ごまをたっぷりかける)
- 黒ごまはコクと渋みが強く、乳製品や甘いものと組み合わせると、まろやかさがより際立つ
- きなこ牛乳や黒ごま牛乳から思いついた
- 特に後味がいい
深堀さんが作ったごま
- 紹介したのは「エルセサモ」(白ごま)
- 実は、今日本で流通しているごまの99.9%は外国産
- 広く流通しているのは白ごまだが、人気があるのは黒ごま
- 深堀さんは、もっと白ごまにもスポットを当てたかったので、自分で作ってしまった
- ラテンアメリカのごまを選び、手作り
- クリーミーさを追求した
- オススメの食べ合わせ「白ごま+焼きビーフン」
- クリーミーな白ごまは、味の濃い料理との相性が抜群
京都の名店で出す”ごま料理”
この他に、京都の名店で出すごま料理も登場しました。
- 紹介されたのは、じき宮ざわ「焼き胡麻豆腐」
- 料理の仕上げに出されている(位置づけ的にはスイーツに近い)
- 胡麻豆腐の中ではナンバーワン(深堀さん談)
- 白ごまペーストに昆布だしなどを加えて焼き、ソースの練りごまにはハチミツが入っている
初めて「焼き胡麻豆腐」を見ましたが、とてもおいしそうでした。
どんな味なのか、とても気になってしまいます。
マツコの知らない世界で紹介された、じき宮ざわの焼き胡麻豆腐。
熱々で絶品ですよ( ´∀`) pic.twitter.com/47VHdWqUsX— 2002wcup(ワールドカップ ) (@2002wcup1) 2019年5月7日
今週の『マツコの知らない世界』、「ごまの世界」は以上になります。
ごまの世界で深堀勝謙が紹介したごま3選や焼き胡麻豆腐とは?マツコ まとめ
- 深堀勝謙さんは、子供の頃からぜんそくを患っていた
- 26歳で金ごまと出会った
- 毎食金ごまを食べているうちに、ぜんそくの発作がなくなった
- 30歳で脱サラし、日本胡麻協会と会社をはじめた
- ごまは、するよりも潰すほうが香りがよく出る
番組で紹介されたのは
- 和田萬「金いりごま」(金いりごま+ご飯+醤油がオススメ)
- ごま福堂「杵つき黒ごま」(黒ごま+ティラミスがオススメ)
- 深堀さんが作った「エルセサモ」(白ごま+焼きビーフンがオススメ)
- じき宮ざわ「焼き胡麻豆腐」
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