5月7日に放送された『マツコの知らない世界』は、「コケの世界」がテーマでした。
ゲストには、”365日コケと一緒にいたくて自宅でコケを育てる男”石倉良信さんが登場しました。
この後よる8時57分からは『マツコの知らない世界』。
今回は「ごまの世界」「コケの世界」。365日、全ての食事にごまを大量にかける男が登場! 究極の白ごま・黒ごま・金ごまにマツコさん大感動! 美味しさの秘密は焙煎&すり方? そして、日本の絶景を支える“コケ”に初注目 #tbs pic.twitter.com/fqbzXUMnxI
— TBSテレビ 宣伝部 (@tbs_pr) 2019年5月7日
石倉良信(いしくら よしのぶ)さんは、1968年10月17日生まれの現在50歳の方です。
東京都荒川区の出身で、趣味はコケの他に、盆栽、イラストや洋服のリメイク、旅行がお好きだそうです。
職業は俳優で、舞台を中心に活躍されているそうです。
所属事務所は「オフィスPSC」です。
1995年に劇団「ACファクトリー」の旗揚げメンバーとして参加し、2012年まで在籍しました。
その後は、東日本大震災の復興舞台などへも出演されています。
コケへの愛は栽培や見るだけ留まらず、コケ愛を共有する活動も積極的にされています。
石倉さんは、「kokebiyori」というブログの他に、「苔園(こけえん)」というウェブサイトも持っておられます。
「苔園」のサブタイトルには、「苔役者・石倉良信オフィシャルサイト」とあり、苔の魅力を語ることと、石倉さんのオフィシャルサイトも兼ねています。
また、このサイトはコケ仲間を増やすことも目的の一つです。
ブログの最新記事は、「苔トークショー出演のお知らせ」とあり、石倉さん=苔の人であることが分かります。
”コケの世界”をテーマにした『マツコの知らない世界』の番組放送内容は?
さっそく、『マツコの知らない世界』、「コケの世界」を振り返りましょう。
コケはもはや主役!
登場された、石倉良信さんは、とても明るそうな男性でした。
ジャケットは緑の…、あっ、苔色なんですね!
石倉さんのコケの世界始まったよ♡
さあ、寝る前の苔タイムを堪能しよう♪ pic.twitter.com/fSIZXaadJr— ゆみこ (@kW5SNPVIMMC6nwS) 2019年5月7日
- 苔色ファッションは伊勢丹で揃えた
- 手帳の字も緑
- 「コケはもはや主役!コケ無くして日本の絶景なし」
- 一般的には、コケは引き立て役、脇役だが、もう違う
- 屋久島の幻想的で神秘的な魅力も、コケがあってこそ
- 石倉さんは、コケに魅了され、共に暮らすこと15年
ここで、石倉さんのプロフィールが紹介されました。
- 石倉さんは50歳
- 職業は俳優(舞台中心)
- 俳優歴は20歳からで、もう30年
- 主役を引き立てるコケと、脇役稼業の自分自身がリンクした
- 15年前から自宅でコケを育てるようになった
ここからは、石倉さんとコケの出会いと、コケ愛についてです。
- きっかけは、ホームセンターで買った、2000円弱くらいの紅葉の盆栽
- ネットで育て方を調べているうちに、コケの重要性に気づいた
- 今度はホームセンターに植木鉢を買いに行き、コケも買って帰った
- ここで完全にコケにハマった
- コケといつも一緒にいたくてグッズも作った
- コケリング:コケの指輪、指輪部分には「NO MOSS NO LIFE」(コケなしの人生なんて考えられない)
- コケスマホケースとその専用ケース(ポケットに入らないので、腰につける専用ケースを作った)
コケスポットを大紹介!!
15年に渡り、コケ友と全国の美しいコケを探してきた石倉さん。
今回は、石倉さんが厳選した”コケスポット”を紹介してくださいました。
鎌倉・妙法寺
- 鎌倉駅から徒歩15分
- コケマニアの間では聖地
- 本堂を抜けた先の仁王門の、さらに奥の空間に”それ”はある
- 「コケの階段」
- 生えているのは「コツボゴケ」
- 「コツボゴケ」は、葉が半透明で、透明感があるコケの種類
- キラキラしていて美しい
- この階段に使われているのは鎌倉石(鎌倉石は現在は採石されていない石材)
- 鎌倉石はやわらかく、よく水を吸うのが特徴
- その性質のため、コケが生えやすいのではと言われている
- マツコ「階段なのに踏まれた跡がない」
- コケを守るために立入禁止になっている(誰も歩けないが、柵の外から見学は可能)
鎌倉・一条恵観山荘
- 一条恵観山荘は国の重要文化財に指定されている
- コケスポットは、一条恵観山荘の庭
- この庭には、60種類のコケが生息している
- これだけ多くのコケを一度に見れるのは、とても貴重
- 庭は、庭師さんによって管理され、きれいに保たれている
一条恵観山荘。
桂離宮、修学院離宮と並ぶ建物。建物内の見学ができる貴重な建物で、今は鎌倉にある。質素な佇まいの中にある上質な素材の使い方は建築の本質を教えてくれます。 pic.twitter.com/7BngvFR5Bg— stak (@stak_aknrst) 2019年4月28日
宮城・石巻のコケ壁
- 仙台駅から車で約1時間半
- 苔浦から山道をさらに数分
- 左手にあったのは、ただの茶色い壁
- ここで散水車登場
- 茶色い壁に放水
- すると…
- 壁一面が緑一色に変化
- 生えているのは「ハマキゴケ」が多い
- 「ハマキゴケ」は乾くと、緑の葉を内側に巻くため、茶色い部分の葉が表になる
- だから、水がないと茶色い壁になっていた
- 水をかけると緑の葉が表になるので、一面が緑に変わる(水がかかるとすぐに開く)
- 雨上がりは最高
宮城県石巻のコケの壁。 pic.twitter.com/Kci3T9O5s2
— タマゴのアガツマ屋くん©️🐔 (@agatumaya) 2019年5月8日
コケの生態
コケスポット3選の後は、コケの驚きの生態が紹介されました。
- コケは死なない
- コケには仮根がある
- 仮根を使って、石などにはりついている
- しかし、仮根には水を吸い上げる機能はない
- コケは葉っぱから水分をとっている
- 雨が降らないときは、自分で小さくなって休眠する
- だから、水がなくても生きていける
さらに、このコケの生態は、コケテラリウムが最近人気なのとも関係あるそうです。
- 霧吹きで週に1回水分を与えるだけでいい(コケは保水力が高い)
- その代わり、フタは閉めておいた方がいい
- コケも植物なので光合成をする
- でもしっかり日に当てなくていい
- 寝室に置いて、LEDライトの明かりを当てるだけで十分
- だいたいのコケはこのような感じ
- 「ほぼコケは死なない」に訂正
コケの紹介
続いて、いくつかのコケが紹介されました。
①「コウヤノマンネングサ」
- ヤシの木みたいな見た目(日本に自生するコケの中では最も大型)
- テラリウムのアクセントに使いう人もいる
ほら、お前もそろそろ出るよ#コウヤノマンネングサ pic.twitter.com/ILRQIG5Cyj
— はむ (@hamunmun) 2019年5月7日
②「クジャクゴケ」
- 胞子体が伸び、葉が広がった形が、クジャクが羽を広げた形に似ている
服部植物研究所で作らせていただいた苔テラリウム!クジャクゴケも使うことができました〜。
研究所内いろいろ観させていただいて充実した宮崎旅でした(`・ω・´)#服部植物研究所 #宮崎 #コケ#苔テラリウム #クジャクゴケ🦚 pic.twitter.com/xma4jvrHLT
— コケ娘 (@Koke_love83) 2019年5月2日
③「ギンゴケ」
- ギンゴケの葉の先には、葉緑素(色素)がない
- そのため、ぱっと見シルバーのように見える
思った以上に面白かった..!
ギンゴケの由来は、葉緑素がない先端が銀色に見えることから。
日が当たりすぎず、水が溜まりすぎない地帯で会えるみたい。 pic.twitter.com/tSECn7GYhj
— 緑化男子 (@greenguy_jp) 2019年5月8日
ギンゴケを褒めて(?)もらえて大喜びのアラフィフ(笑)
ライト付きルーペいいなぁ…#マツコの知らない世界 pic.twitter.com/OAcVDORbUE
— Cherin (@cst_crn) 2019年5月7日
石倉さんは、普段はコケ仲間と街を歩いては(苔散歩)、自生しているコケを見つけて楽しんでいるそうです。
今週の『マツコの知らない世界』、「コケの世界」は以上になります。
マツコの知らない世界『コケの世界』石倉良信が面白い!ギンゴケも話題に!まとめ
今日はぼく主役ですから!
マツコさんがギンゴケ見てくれてるー!
わぁ嬉しいなー!#マツコの知らない世界#コケの世界楽しそう 笑 pic.twitter.com/JOsBlA6y4N
— もんちゃん (@montyan_tv) 2019年5月7日
- 石倉良信さんは50歳。
- 職業は俳優で舞台中心
- コケと出会ったのは15年前
- ホームセンターで盆栽を買い、ネットで育て方を調べるうちに、コケの魅力に気付いた(コケと自分がリンクした)
- ホームセンターでコケを買ってきて以来、自宅でコケを育てている
紹介されたコケスポット3選
- 鎌倉・妙法寺の「コケの階段」
- 鎌倉・一条恵観山荘の庭(60種類のコケ)
- 宮城・石巻のコケの壁
コケの生態
- コケはほぼ死なない
- 仮根ではなく、葉から水分を吸収している
- 雨が降らなければ小さくなって休眠する
- 1週間に一回、霧吹きで水をかけるだけでいい(フタは閉めておいた方がいい)
- コケも光合成する
- 寝室に置いて、LEDライトの明かりで十分
紹介されたコケ
- 「コウヤノマンネングサ」(ヤシの木みたいな見た目)
- 「クジャクゴケ」(クジャクが羽を広げたような見た目)
- 「ギンゴケ」(葉の先に葉緑素がないため、銀色に見える)
コメントを残す