【爆報】つちやかおり母親の介護問題とは?介護界の革命児が立ち上がる!

5月17日の『爆報!THE フライデー』(TBS系列19時00分~20時00分)は【芸能人の介護問題】がテーマで、女優・つちやかおりが出演しました。

『3年B組 金八先生』でデビューした女優・つちやかおりの現在の悩みは「母の介護問題」。
認知症が進んで、笑わない日々が続いているそうです。

そこで、つちやのためにひと肌脱いだのがお笑いコンビのレギュラーです。

介護芸人としてエキスパート級の腕前を持つ2人は、果たしてつちやの母に笑顔を取り戻せるのか!

“芸能人の介護問題”『爆報!THE フライデー』の番組放送内容は?

女優・つちやかおりの介護問題

タレント、女優として活躍中のつちやかおり(54)が頭を悩ませているのが“母の介護問題”です。
87歳になるつちやの母が認知症を発症したのが78歳のとき。

現在は要介護3の状態で、つちやの名前も思い出せないくらいに認知症が進んでいます。

その症状の中でも、「母親が笑わなくなった」のが一番辛いと語る彼女。
とにかく、よく笑う朗らかだった母が、無表情で笑顔が見られないのです。

つちや自身は5年前に元シブがき隊の布川敏和と離婚。
以来、仕事と子育てと介護を並行させているので大忙しです。

千葉県にあるグループホームに母を預けてはいるものの、頻繁に会いに行けないというのも悩みのひとつなのでした。

“介護界の革命児”レギュラーが介護ネタで手助けを!

つちやが言うには「母はよく笑う女性でした」との事。
それが今では無表情で笑顔の欠片も見せてはくれない「おばぁちゃん」になってしまったと言います。

そんなつちやの窮状を見て、「助けたい!」と手を挙げた芸人コンビが現れました。
15年前に「あるある探検隊」のネタを引っ提げて、大ブレイクしていたレギュラーのふたりです。

もともとコンビのひとり・松本が「介護の手伝いもしたい」と介護資格を取得。
後に“お笑い芸人”としてやれる事があるはず、と模索しながら相方の西川君とともに「レクリエーション介護士」の資格を揃って取得しました。

老人ホーム用のネタを作り、それを持って全国を廻っています。
彼らのホームでの一番のネタは往年の「あるある探検隊」を介護用にアレンジしたモノです。
題して「リズムネタ 脳トレあるある体操」。

これは、ネタのスピードを下げて、なおかつセリフを高齢者向け変えて親しみを持たせてあります。

放送で披露したのは、

  • 「おやつの代わりに花の蜜」
  • 「学校給食クジラ肉」

このあとに「あるある探検隊、あるある探検隊~♬」とお馴染みのフレーズで締めるという感じです。

これを、こちらもお馴染みの身振りとともに見せるのです。
この時、観客(=ホームの利用者)も一緒に体を動かしている方もいました。
いいリハビリにもなっているんですね。

盆踊り等でもまれてきた世代なので、対応力が半端ないですよ。
羨ましいデス。

この動きは脳トレになると、評判なのでどんどん広がるといいですね。

つちやの母に笑顔は戻るのか?

レギュラーのレクリエーション介護の概要を説明したところで、いよいよ本題のつちやかおりの母の認知症対策です。

レギュラーは、「あるある~」のネタをはじめようとしましたが、そこで急遽ネタを変更して「イントロ当てクイズ」をはじめました。
もちろん、音源のよういなどはなく“口メロ”です。

ここで『3年B組 金八先生』のテーマ曲だった「贈る言葉」を流してみると…
なんと、お母さんが反応しているじゃありませんか!

この曲は娘・つちやかおりがデビューしたドラマの主題歌なので発売当時(1979年)にレコードを買ってきて「擦り切れるくらい聴いていた」(つちや談)思い出の曲だったのです。

笑顔とまではいかないまでも、自然とハミングする反応が見られたというわけです。

レギュラーのふたりは、ステージから見て(つちやの)お母さんが何に対しても反応していないと見て、急遽ネタを変えたんだそうです。

全国の舞台で鍛えられてきたレギュラーだからできた事なんですね。

そうした臨機応変な対応ができるからこそ「革命児」とも呼ばれているのでしょう。

そうしてレギュラーの訪問は終了したのですが、後日、驚くべき変化がつちやを驚かせました。

「贈る言葉」を思い出した母に対して、車イスを押しながらでもその曲を歌うつちや。
そのメロディーに被せて母も歌詞を乗せて口ずさんできたのでした。

そして、その表情には『笑顔』が!

【爆報】つちやかおり母親の介護問題とは?介護界の革命児が立ち上がる!まとめ

「お母さんの笑っている顔、久しぶりに見たね」と涙ながらに語りかけるつちやでしたが、その娘の名前はまだ思い出せないままです。

しかし、歌を口ずさみ笑顔を見せた母の姿に、「まだまだ頑張らないと」と気持ちをあらたにするのでした。

それにしてもレギュラーの利用者目線の対応ぶりといい、40年前の曲が与えてくれる“力”は凄いですね。

「芸能」が思わぬ場で役に立っているのですから。

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