ホームセンターに行ってみると分かりますが、最近はDIYがブームです。
波及して、ワークウェアの専門店まで盛況なのですから、そのDIYブームの盛況ぶりが分かるというものです。
なかでも自宅のリフォームまで自分でやってしまう本格派もいたりして、完全に趣味の域を超えている強者もチラホラと…。
今回、5月24日の『爆報!THE フライデー』で紹介された元アイドルの新田恵利もその本格派のひとり。
ナント、熱海(静岡県)の土地付き中古住宅を購入、予算0円の節約リフォームに挑戦するのだそうです。
果たして、築約50年の中古住宅は蘇るのか?
番組では、その奮闘ぶりに密着しました!
元アイドル・新田恵利、予算0円でリフォームを開始!
1980年代、一世を風靡したアイドルグループ「おニャン子クラブ」の会員番号4番として1985年にデビューした新田恵利。
愛くるしい顔立ちと素人っぽい振る舞いがウケて、グループ内での人気も常にトップクラスでした。
「冬のオペラグラス」(1986年)でソロデビューすると、オリコン初登場1位という金字塔も打ち立てました。
【TVガイド/あの時あの表紙あの番組(1221)】
[86.06.27]新田恵利おニャン子クラブでは常に象徴的存在
デビュー曲『冬のオペラグラス』
(オリコン最高1位/1986年度年間13位)に続き、
『恋のロープをほどかないで』も
オリコン最高1位/1986年度年間22位と大ヒット@retoro_mode pic.twitter.com/r1mDEQ3NFz— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) 2018年10月20日
その大アイドルだった新田恵利(51)の現在は、アイドル時代とは違った忙しさで目まぐるしく過ごしています。
タレント活動に加えて母親の介護や主婦業など、そして介護問題に関する講演…etc。
年輪を重ねた分、忙しさの内容も変わったようですね。
そうした忙しいなか、ここ数年彼女が本格的にハマっているのがDIYです。
もともとが大工さんの娘だったことから、おもちゃといえば手作り。
それを嫌がるでもなく、楽しんで幼少時代を過ごしたというのですから“筋金入り”なのです。
近年では介護している母親のために、「ベッドが沈み込まない・車イスが通りやすい」という理由から畳の部屋をフロアーカーペット張りに替えたりしています。
それと車イスでは流しの高さが合わないので、下部を改造して水仕事がしやすいようにもしています。
これらを全部ひとりで行ったというのです本格的なのです。
その新田恵利が、今度は2年前熱海に購入した一戸建てを、大規模リフォームするというのです。
物件は土地80㎡とその上に建つ3LDKの築48年の中古住宅。
床は抜け、壁は割れて、そのうえ天井には巨大蜘蛛も!
その朽ち果てた家を、「総予算0円」で母、本人夫婦の2世帯で暮らせるように大リフォームを敢行するという計画です。
新田恵利DIY能力をフル稼働、先頭に立って作業を
節約0円リフォームといっても、実作業を全てひとりでこなすのは困難だし危険です。
そこで新田は、このプロジェクトスタートに伴ってキーとなる“人材”を確保します。
とはいっても、義兄・夫・夫のダイビング仲間と「身内で」固めただけですが…。
ただ、そこは気ごころが知れた仲間なのでチームを組むには抜群のメンバーです。
まずは2017年8月、敷地内の草刈り・草取りからスタートです。
なにしろ、この10年間は人が住んでいないので、庭は荒れ放題だったのです。
ここを新田恵利はひとりで自前の草刈り機を使い、要領よく刈り込んでいきました。
その作業を3時間で終わらせます。
業者に頼めば10万円はするところを、自分でやったので0円で済みました。
同月、天井と床の撤去からスタートです。
ハンマーやバール等の自前では揃えていない道具は全て義兄が貸してくれるので0円です。
この企画のVTRを見ながら解説役をしている格安リフォームの先輩・丘みつ子は、「重い道具を持つだけでも大変なのに、天井の作業をするとなるとかなり危険。気を付けないといけない」と心配そう。
それでも先頭に立ってみずから工具を振う新田からは、職人の佇まいさえうかがえて、何とも逞しい様子が伝わってきます。
その新田が「え~!」と声を上げていました。
どうやら、想定外の事態に直面したようです。
リフォームが1度、既に行われていた!
天井撤去の作業中「様子がおかしい」と詳しく見てみると、1枚であるはずのベニヤ板が2枚あったのでした。
新田がこの物件の3代目の家主なのですが、2代目(先代)が既にリフォームを施していた箇所があったのです。
その最たる場所が天井だったというわけです。
単純計算で労力が2倍かかるのですから、大変ですよね。
加えて浴室のバスタブを外してみると、下からは元からあったタイルの浴槽が現れて、そこにもリフォームの跡が!
それでも家は購入済みなのですから、もう引き返す事はできません。
新田の表情からも「まだまだ!」という覚悟とやる気が感じられて(不謹慎ですがw)面白くなってきました。
建築資材の調達へ
新田恵利は仕事をしながらリフォームをしているので、ここまで辿り着いたのは18年9月でした。
解体は基礎と柱のみを残す「スケルトンリフォーム」という方法を使いました。
これだと、増築がしやすく断熱材も追加できるのです。
ようやく、この“スケルトン状態”になったのでした。
ここからは、次のステップの建築資材の入手です。
全て0円でというわけにはいきませんが、「節約リフォーム」と謳っている以上、予算はかけたくないはありません。
そこで、当企画の解説を担当している丘みつ子のもとへ新田がアドバイスを貰いにいきます。
すると、丘はリフォームの時に余った木材などの資材を旧宅にストックしており、その様子を新田に見せました。
「業者さんを廻って、使わない材料があったら分けてもらうのも一つの方法。まずは、自分でお願いしてみる事よ」とアドバイスをくれました。
そして数件の建築会社や材木屋を訪ねてみると「今、片づけてるところなんだけど、この中から好きなのを持っていってもいいよ」だとか「余った板なんだけど持ってく? 特注品だから、ほかの板と厚さや長さが合わないから」と高級品と思われる資材もいただくことに。
何でも、凝って特注品をオーダーして余っても規格が大量生産品と合わないために、ほかの場所に使い途がないのだとか。誤発注した品も結構あった様子です。
予想以上にタダでいただいた資材(13種、100万円相当)が多かったために、保管にコンテナを用いて出番を待ってもらうこととなったほどでした。
0円リフォームに最大の危機が!?
こうして1年3か月かけて、普通にやれば130万円かかる費用を0円に抑えた新田恵利。
順調に見えた「節約0円リフォーム」でしたが、大きな落とし穴にはまってしまいます。
それは“シロアリ”被害でした。
丘みつ子の時にも、シロアリにやられて苦労しましたが、新田邸の場合はそれ以上の被害のようです。
いつ倒壊しても、おかしくない状態だったのです。
基礎にセメントを使い、なおかつ腐った柱も建て替えないといけないので、ここはプロに頼まなくてはいけません。
基礎に200万円、柱に200万円の費用がかかってしまいました。
しかし、ここでへこたれないのは大したものです。
新田はすぐに気を入れ替えて、仮の外壁を作っていきます。
まだまだ、節約リフォームをあきらめたわけではありませんでした。
今週はここまでです。
―次回、完成された家は見ることができるのか?-
楽しみなところですね。
【爆報】新田恵利がDIYで熱海の古民家を節約0円リフォーム!まとめ
実際に持ってみると分かりますが、ハンマー、バール、はつり機等の工具って重いんですよね。
それを全体的に小柄(サイズは非公表)な新田恵利が操る姿が見られるなんて、早々あるモノではないです。
特に目を見張ったのが草刈り機を使うところ。
慣れないと、スムーズにはやれませんよ。
それと、ハンマーをブン回しているところもいいですね。
あれだけ使いこなせるとは思いませんでした。
大工さんだった父のDNAが着実に受け継がれていると見ました!
またシロアリにあれほど喰われているとは予想だにしていなかったのでしょうが、乗り越えている精神力も見上げたものです。
この先、どう仕上げていくかが見ものです。。
※ちなみに次回からは“強力助っ人”としいぇ山根(アンガールズ)が加入。
こちらの活躍も楽しみです。
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