日大ラグビー部員の樋口弘晃容疑者(21)が、大麻所持の疑いで逮捕されましたね。
日大はこの事件と共に、日大ラグビー部長名で、部の活動を無期限停止するという発表をしました。
19日の逮捕に続き、警察は20日、東京都稲城市のラグビー部の寮を捜査しています。
ワールドカップの盛り上がりと共に、ラグビーに対する国民的関心が高まる中でのこの事件なので、関係者にとってはかなり衝撃ではないかと思います。
おまけに、日大ラグビー部は寮生活をしているということで、他の部員も使用している可能性もあり、芋づる式に逮捕者が出るのではないかという憶測も広がっています。
そこで今回は、逮捕された樋口弘晃容疑者のプロフィールと共に、同部員に芋づる式逮捕の可能性について調べてみたいと思います。
樋口弘晃のプロフィールや顔画像
日大ラグビー部のオフィシャルサイトは、今回の大麻所持事件のお詫び文のみが出て、現在、それ以外の過去の実績や活動状況など一切見れないようになっています。
日大が出しているスポーツ分野だけを扱った「日大スポーツ」のホームページも、「メンテナンス中」となっており、中身が一切見れない状態です。
これだけ見ても事件の深刻さを感じさせます。
日大ラグビー部は現在、関東ラグビー1部リーグに所属しており、去年末の全日本選手権では準々決勝まで進むなど、最近は安定した実力を見せていただけにラグビー界への影響も無視できないでしょう。
さて、樋口弘晃容疑者はどういう人物か見てみますと、1998年5月22日生まれで、福岡にある福教大久留米中学校を出て、熊本県荒尾市にある岱志高校を卒業しています。
岱志高校は花園に8度も出場している熊本の強豪校で高校時代は主将を務めていました。
現在は日大3年生で、ポジションはスクラムハーフ(SH)、身長157㎝、体重77㎏とラグビー選手としてはかなり小柄です。
昨年末の全日本選手権ではベンチ外でした。
日大ラグビー部員の芋づる式逮捕の可能性は?
今回の逮捕を受けて、日大ラグビー部の寮にも捜査が入りましたが、これは警察が大麻所持者が樋口容疑者だけではなく、他の部員も一緒に使用していたのではないかを調査するためのものであることは間違いありません。
常識的に考えれば、樋口氏は誰かから大麻を受け取ったわけですが、渡した人が同じラグビー部の部員である可能性は十分にあり得ることです。
またもう一つ心配になるのは、大麻をしなければならないほど、ラグビー部に所属しながら樋口氏がストレスを受けていたのではないかということも推測できます。
樋口氏はレギュラーではないようですが、3年生になってもレギュラーになれない精神的ストレスもあったのかもしれません。
また、それ以外にも部内の人間関係において、ストレスを受けるだけの問題があったとも考えられます。
ないことを願いますが、今回の事件を通して大麻だけではなくそれ以外の問題も発覚することは十分に考えられるでしょう。
日大としても一昨年にはアメフト部の悪質タックル事件があり、緊張せざるを言えない状況です。
まとめ
樋口氏の逮捕が渋谷区の路上だったということですが、どこからこの情報が警察に提供されたのかも気になるところです。
ある記事には「路上での不審な様子に気づき」逮捕したと報道されていますが、それほど逮捕に至る経緯は単純だったのか、本当は事前に情報提供する人がいて、尾行したうえで逮捕したのではないかということも十分に考えられます。
いずれにしても事件の全容の解明と共に、こういう問題が続けて起こらないように十分な対処をしてもらいたいと思います。
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