メンインブラック4にウィルスミスは出演する？インターナショナルは何が違う？

『メン・イン・ブラック』シリーズの最新作として今夏に全国公開される、『メン・イン・ブラック：インターナショナル』の新予告と日本版ポスターが公開されました。

『メン・イン・ブラック』と言えば、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのコンビによる大人気のSFエンターテイメントですね。

日本でもテレビで地上波放送されたりと人気がありますが、主演の一人であるトミー・リー・ジョーンズは缶コーヒーのCMでおなじみで、親近感を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズの黄金コンビで人気のある本シリーズですが、最新作となる『メン・イン・ブラック：インターナショナル』（以下『～インターナショナル』）ではスピンオフという立ち位置になり、キャストが一新されました。

長らく親しまれているこのシリーズにも長いからこその変化が。

ファンは失望、期待、不安や驚きが入り混じった気持ちかもしれませんが、公開されたポスターを見る限りではこれまでの世界観が踏襲されているようです。

お馴染みのブラック・スーツとサングラスのセットもばっちり。

キャストの変化などとともに、『メン・イン・ブラック』シリーズの魅力を振り返りながら新作『～インターナショナル』へ備えたいと思います。

『メン・イン・ブラック』シリーズの魅力をおさらい

『メン・イン・ブラック』シリーズはこれまでスティーブン・スピルバーグの製作総指揮の元、3作品が制作・公開されています。

1997年の第1作から3作まではウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのダブル主演。

“メン・イン・ブラック”というのはそもそもアメリカの都市伝説で、UFOや宇宙人を目撃したり遭遇したりすると、その人の前に黒づくめの衣装の男達が現れて脅迫的な圧力をかけてくる、というもの。

この都市伝説から着想を得て作られたコミックが元になって映画『メン・イン・ブラック』シリーズが制作されました。

映画オリジナルの設定だと思ってみていた人にとってはさらに深く楽しめる予備知識かもしれませんね。

ストーリーは、ウィル・スミス演じるニューヨーク市警察のジェームズ・エドワーズ刑事がある事件の犯人を追い詰めるところから始まります。

しかし、その犯人がエイリアンとしか考えられない姿になり驚いてしまうのです。

同僚のほとんどは当然この話を信じてくれません。

そこに黒い背広の男が現れます。

“K”と呼ばれるその男は、エドワーズ刑事を自分の所属する組織である”MIB”に勧誘します。

他のエリートたちを差し置いて難関のテストに合格したエドワーズ刑事は、過去の経歴を一切捨て”MIB”捜査官のエージェント”J”となるのです。

最高機密機関MIBの任務は、地球上で人間などに姿を変えて生活しているエイリアンが犯罪や侵略行為をしないように監視したり、彼らの存在が知られないようにすることです。

もし仮に知られるようなことがあれば、特殊な道具を使って対象者からその記憶だけを消します。

ベテラン捜査官の”K”とコンビを組んだ”J”はMIBの任務を果たすべく、様々な事件に取り組み、そしてそれを描いたのがこの『メン・イン・ブラック』シリーズです。

このシリーズの大きな魅力の一つは、まず堅物のベテラン捜査官”K”と奔放な”J”とのデコボココンビっぷりです。

荒唐無稽なストーリーと二人のおかしな掛け合いがブレンドされて観客を楽しませます。

また、エイリアン達とのアクションシーンが豊富でアクション映画の側面も持っています。

都市伝説をパロディーにしたコメディとアクションが合わさったこのシリーズは、家族や友人とリラックスして楽しめる愉快な娯楽映画に仕上がっており、これが人気の理由でもあります。

『メン・イン・ブラック』

『メン・イン・ブラック2』

『メン・イン・ブラック3』

最新作は何が違う？

『メン・イン・ブラック：インターナショナル』新予告＆日本版ポスター公開 | ぴあ映画生活 https://t.co/paoiQVYT5j #映画 #eiga pic.twitter.com/1cR73kZa44

— ぴあ編集部 (@eiga_pia) 2019年2月7日

最新作では、冒頭でも触れました通りキャストが一新されました。

腕は確かだがいい加減な男性エージェント”H”を、『マイティ・ソー』の主演や『アベンジャーズシリーズ』で知られるクリス・ヘムズワースが演じます。

そして、スーパーエリートの新人女性エージェント”M”には数多くの人気テレビドラマや『グローリー　明日への行進』（2014）、『クリード　チャンプを継ぐ男』（2015）に出演し、その他にも話題作への出演が相次いでいるテッサ・トンプソンが抜擢されました。

ポスターにこのコンビの後ろで腕を組んで写っているのは、『96時間』シリーズで知られるリーアム・ニーソンが演じる”MIB”ロンドンオフィスのエージェント。

前3作はスティーブン・スピルバーグの製作総指揮によるものでしたが、ここも交代となりました。

監督は『ワイルド・スピード　ICE BREAK』、『ストレイト・アウタ・コンプトン』のF・ゲイリー・グレイ。

脚本は『トランスフォーマー　最後の騎士王』のマット・ホロウェイとアート・マーカムのコンビが務めました。

新作は男女コンビとなり、ストーリーではMIBにスパイが潜んでいることがしさされています。

エージェントが扱う道具や武器もパワーアップしていて、任務用の車やバイクにいたっては空を飛んだり。

劇中にはマーベルヒーローのファンなら思わず笑ってしまいそうな小ネタも仕込まれていたりと遊び心も十分のようです。

メンインブラック4にウィルスミスが出演しない理由は？

過去（2013年）のインタビューでこのようなことを答えていました。

ウィル・スミスは、エンタメ情報サイトCollidar.comの取材に答え、映画「メン・イン・ブラック」シリーズの第四弾には、彼自身は出演しないことを示唆する発言をした。

今回のインタビューで、ウィルは「MIB」がこれまで3作品作られたことに、満足しているという胸の内を話している。

「自分にとって、3作でもう充分だと思うんだ。なんであっても、自分は3つあれば充分なんだよ」
ただし「3作で充分」ということは、あくまでウィルにとってであり、「MIB」シリーズを終わらせたいという意味ではないようだ。

「周囲をよく見て考えれば、誰か他のやつにやらせようということになると思うよ」

果たしてウィル抜きでの「メン・イン・ブラック」はあり得るのか?　続編の製作はすでに決定しているが、KとJの名コンビの活躍をこれ以上、観ることができないとなると、多くのファンは少なからず寂しさを感じるのではないだろうか。

引用：https://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/11969.html

『メン・イン・ブラック：インターナショナル』を無料視聴する方法

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まとめ

スピンオフという立ち位置になり、キャスト、製作に関わる人間が大幅に入れ替わった最新作『メン・イン・ブラック：インターナショナル』ですが、これまでと同様に気楽に楽しめる娯楽映画としての個性と基本的な設定は引き継がれているようです。

新コンビの掛け合いも気になりますが、監督・脚本の人選を見るとCGやアクションシーンにも注目できそうです。