5月14日の『マツコの知らない世界』は、「アスパラガスの世界」がテーマでした。
ゲストとして登場したのは、「うちやま農園」を営む内山裕史さんです。
内山裕史(うちやま ひろし)さんは、1976年生まれ、北海道美唄市のご出身です。
地元の美唄東高等学校卒業後は、北海学園大学へ進み、一般企業に就職されました。
「積水ハウス」、「テンプスタッフ」、「帝国データバンク」といった企業に勤めた後、2008年に地元北海道へ戻り、実家の「うちやま農園」を継がれたそうです。
内山さんは、元々は農業が好きではなく、興味もなかったそうです。
むしろ嫌いなくらいで、手伝いをするのも嫌なほどでした。
企業に勤めていた頃、父親から土地の一部を売ろうかと考えていると話されました。
祖父の代から続く農園を継ぐため、内山さんは会社を辞めて北海道に戻ったそうです。
「うちやま農園」は、内山さんの祖父が作り、はじめは稲作をしていたそうです。
父の代になってから、アスパラガス栽培に転向し、3代目の内山さんでおよそ40年続いています。
内山さんは、サラリーマン時代の経験を活かし、新たな販路を開拓してきました。
インターネットやテレビといったメディアを活用しながら、アスパラガスの魅力をアピールしています。
北海道美唄市にある「うちやま農園」3代目、内山裕史さんを迎えた「アスパラガスの世界」を見ていきましょう。
この後よる8時57分からは『マツコの知らない世界』。
今回は「アスパラガスの世界」「万年筆インクの世界」。アスパラガスの“謎だらけの生態”にマツコさん驚愕! さらに「えぐみが決め手」の絶品アスパラガスが続々! そして、黒だけじゃない! 万年筆インクにマツコさんも大注目! #tbs pic.twitter.com/CcF99DHeEL
— TBSテレビ 宣伝部 (@tbs_pr) 2019年5月14日
”アスパラガスの世界”をテーマにした『マツコの知らない世界』の番組放送内容は?
アスパラガス~謎の生態~
まずは、内山裕史さんのプロフィールと、オープニングトークです。
アスパラガスの世界
謎の生態なんだ・・・
美味しいけど意外だわ
最近食べてないから食べたいな〜#マツコの知らない世界#アスパラガス pic.twitter.com/hVWUu5Ha2a— ロバ⭐️マネ (@NENNESHIRO2017) 2019年5月14日
- 現在42歳、アスパラ農家を経営
- 年間3000本アスパラガスを食べる(1日30本は食べる)
- マツコさんもアスパラが好き
- でもアスパラって”添え物”的なイメージじゃない?
- アスパラガスは好きな春野菜ランキング1位
- しかし、日本人の年間平均消費量は、たったの3本(100g)
- 食べる習慣のない人は全く食べない
- 理由①他の野菜と比べて高い
- 理由②脇役の野菜
- アスパラガスは農家殺しの赤字野菜
- 病気など未解明の部分が多い(リスクが高い)
- 収穫できるのは3年目から
- 収穫期間は30~40日
- 機械では採れないので、全て手作業
- アスパラガスは生態が謎
- 最終的には2m50cmの松の木みたいになる(初冬に枯れる)
続いて、アスパラガスの本当の魅力についても解説されました。
- 旨味の奥にある「えぐ味」
- 山菜的ではあるが、苦みとはちょっと違う
- 一般的なアスパラに比べて、うちやま農園のアスパラは「えぐ味」が強い(後味にわずか)
- マツコ「すごい甘い!(うちやま農園のアスパラが)」
- うちやま農園では、土にピート(泥炭)を使っている
- ピートはウィスキーの香りづけにも使われるが、なぜがアスパラにもその香りが乗る
- 全国の農家は試行錯誤している
- アスパラガスも意外と品種がある
- 香川県ではアスパライベント「アスパラ大騒ぎ」が開催されている(7年目、1万人以上を動員)
おすすめアスパラとアスパラ料理を紹介!!
アスパラガスは、春の今が旬。
内山さんが絶品アスパラを紹介しました。
絶品アスパラ3種
①ウェルカム(佐賀県)
- ビール感覚で手が止まらない、のどごし爽やかなえぐ味
- 「ウェルカム」は夏アスパラ
- ビールのように爽やかなえぐ味がある(春よりは薄い)
- 春アスパラは根からの養分でゆっくり成長、これに対し夏アスパラは光合成で成長するため成長が早い(結果スッキリとしたえぐ味に)
- 250円/100g、農協Aコープ(佐賀)や都内の量販店で購入可能
②ガインリム(北海道)
- フルボディのワインのように鼻から抜ける濃厚なえぐ味
- ガインリムはホワイトアスパラ
- ホワイトアスパラは、普通のグリーンアスパラに日を当てずに育てたもの
- 遮光シートで被うか、土の中で育てるか
- 土の中で育てる方が、濃厚なえぐ味が出る
- オリーブオイルを塗ってグリルで焼くとおいしい
- 500円/100g、伊勢丹(新宿)で購入可能
③ラスノーブル(北海道)
- もうすぐ食べられなくなる?幻のアスパラガス
- ラスノーブルは北海道の1箇所でしか生産されていない
- 種が手に入らない(現存しているもので最後)
- 白金アスパラガス生産部会(北海道美瑛町)が生産している
- スルメのように噛めば噛むほどえぐ味が出てくる(最初はあっさり、最後は濃い)
- 普通の物よりも少し大きい
- 原始的な味
- 内山さんのおすすめはラスノーブル寿司(意外といけるらしい)
農家の妻直伝アスパラ料理
①アスパラスムージー
- アスパラガス10本
- リンゴ1/8個
- パイナップル1切れ
- ハチミツ大さじ1
- 水1/2カップ
以上の材料をミキサーに入れてシェイクするだけ。
小松菜のスムージーよりもにおいが強いらしいです。
②アスパラガスのちゃんちゃん焼き
- 生鮭
- アスパラガス
- 味噌だれ
- バター
- 七味唐辛子
アルミホイルで包み、オーブントースターで焼く。
北海道の郷土料理ちゃんちゃん焼きにアスパラを入れた感じ。
アスパラの味噌炒めでも十分おいしいらしいです。
③アスパラガスの炊き込みご飯
- アスパラガス
- 鶏肉
- 人参
- 油揚げ
- ひじき
- 白だし
- 水
- 米
炊き込んだ後にアスパラを入れ、10分蒸らしたら完成。
アスパラを一緒に入れてしまうと、ぐちゃぐちゃになってしまうため、後で入れて蒸らすのがポイント。
意外とえぐ味はなく、だしの風味と相まって、爽やかな香りといい食感になるそうです。
『マツコの知らない世界』、「アスパラガスの世界」は以上になります。
マツコの知らない世界【内山裕史のアスパラガス】おすすめや料理を紹介!まとめ
- アスパラガスは好きな春野菜ランキング1位
- しかし、日本人の年間平均消費量は3本
- アスパラは他の野菜と比べると高い
- 農家にとってもアスパラは赤字野菜
- アスパラの生態は謎の部分が多い
- 病気などについても未解明なのでリスクが高い
- 種をまいてから収穫までに3年、収穫期間は30~40日
- 放っておくと、最終的には2m50cmの木になり、初冬に枯れる
おすすめアスパラ3選
- ウェルカム(佐賀県)
- ガインリム(北海道)
- ラスノーブル(北海道)
農家の妻直伝のアスパラ料理
- アスパラのスムージー
- アスパラのちゃんちゃん焼き
- アスパラの炊き込みご飯
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