今回は、ラグビースコットランド代表の注目選手2名を紹介したいと思います。
先日のサモア戦に勝利し、グループリーグ3連勝となったラグビー日本代表。
選手たちの素晴らしいパフォーマンスに、多くのファンが興奮しましたね。
その日本代表が初の決勝トーナメント進出をかけて戦うのが、難敵スコットランド代表です。
スコットランド代表も同じく決勝トーナメント進出を目指しており、白熱した試合が予想されます。
そこで、スコットランド代表からスチュアート・ホッグ選手とクレイグ・レイドロー選手の2人に注目してみました。
ラグビーW杯2019スコットランド代表注目選手について
快進撃を続けるラグビー日本代表の前に立ちはだかるのは、強敵スコットランド代表です。
中でも欧州最高のFBと評価されるスチュアート・ホッグ選手と、頭脳プレーが光る司令塔のクレイグ・レイドロー選手は要注意の中心選手です。
スチュアート・ホッグ選手
- 名前:スチュアート・ホッグ(Stuart Hogg)
- 生年月日:1992年6月24日(現在27歳)
- 出身:スコットランド・メルローズ
- 身長:183cm
- 体重:93kg
- ポジション:FB(フルバック)
- 所属チーム:グラスゴー・ウォリアーズ
ラグビースコットランド代表のスチュアート・ホッグ選手は、グラスゴー・ウォリアーズに所属する27歳のラグビー選手です。
FBとして、世界最高レベルにある選手の一人です。
攻撃では、鋭いステップワークで狭いスペースを突破することができます。
守備では、相手が進むコースを察知して効率よくタックルすることに優れています。
ボールを持たせても一流、また守備では相手の攻撃の芽を摘むことができる、攻守両面で優れた選手です。
ポーターズカレッジのラグビーコースを修了したスチュアート・ホッグ選手は、19歳でプロとなりスコットランド代表にも選ばれています。
ラグビー国際主要大会の一つであるシックスネーションズでは、2016年と2017年に最優秀選手に選ばれました。
19歳から9年間に渡り、グラスゴー・ウォリアーズでプレーしています。
しかし、2018年にイングランドのエクセター・チーフスへの加入が発表されました。
エクセター・チーフスとは2年契約で、現在行われているワールドカップの終了後に正式加入が予定されています。
推定年俸はおよそ7,400万円ということです。
日本代表としては、攻撃でのミスをスチュアート・ホッグ選手に拾われることに注意しなければなりません。
スチュアート・ホッグ選手が拾ってしまえば、すぐさまカウンターアタックに転じ、日本サイドに深く攻め入ってくることでしょう。
スチュアート・ホッグ選手のプレー動画はこちら!
グレイグ・レイドロー選手
- 名前:グレイグ・レイドロー(Greig Laidlaw)
- 生年月日:1985年10月12日(現在33歳)
- 出身:スコットランド・ジェドバラ
- 身長:175cm
- 体重:80kg
- ポジション:SH(スクラムハーフ)
- 所属チーム:クレルモン・オーヴェルニュ(フランス)
ラグビースコットランド代表のもう一人の注目選手は、”ジャパン・キラー”としても知られるグレイグ・レイドロー選手です。
2015年のワールドカップや2016年での日本戦で素晴らしいパフォーマンスをしたことから、日本にとっては”ジャパン・キラー”となり苦手にしています。
グレイグ・レイドロー選手は、SHという司令塔の選手です。
派手さはないものの非常にクレバーで、淡々と役割を果たしていくタイプです。
キックの精度も非常に高く、ケガをして調子が悪くても全て決めてしまうほどです。
2007年から、スコットランドのエディンバラというチームでキャリアをスタートさせました。
その後2014年にグロスターに移籍し、現在はフランスのクレルモン・オーヴェルニュでプレーしています。
グレイグ・レイドロー選手は、3歳でラグビーをはじめ、10代から各年代のスコットランド代表に選出されてきたエリート選手でもあります。
それもそのはず、父と叔父もラグビー選手だったのです。
父デヴィッド・レイドローは現役時代、同じSHだったそうです。
より有名なのは叔父のロイ・レイドローで、1980年代に活躍したスコットランド代表SHでした。
グレイグ・レイドロー選手は、ヨーロッパ屈指のSHと評価されています。
彼を自由にプレーさせれば日本にとって大きな脅威となるでしょう。
グレイグ・レイドロー選手のプレー動画はこちら!
以上、今回はラグビースコットランド代表の注目2選手を紹介しました。
まとめ
スチュアート・ホッグ選手
- 世界最高のFBの一人
- 攻守両面でチームに貢献できるスコットランド代表の中心選手
- スチュアート・ホッグ選手のカウンターアタックに警戒が必要
グレイグ・レイドロー選手
- ヨーロッパ最高のSHの一人
- クレバーな司令塔で、キックの精度がとても高い
- 叔父はスコットランド代表SHで、父も現役時代はSHだった
- ”ジャパン・キラー”で、日本が苦手としている選手でもある
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