朝乃山の実家はどこ？富山県の呉羽！住所の場所を特定できた！？

昨日千秋楽を迎えた、大相撲5月場所は、朝乃山関の初優勝で幕を閉じました。

令和初優勝に加え、昨日行われた表彰式では、来日したアメリカのトランプ大統領から、大統領杯も手渡されました。

大関・貴景勝関に続き、朝乃山関も頭角を現し、日本人力士の新時代到来を感じさせています。

以前から女性人気も高かった朝乃山関ですが、その相撲スタイルは王道そのものです。

大きな体で正面から相手とぶつかり、スケールの大きい相撲をすることで、目の肥えた相撲ファンからも将来の横綱候補として期待されています。

朝乃山関は富山県の呉羽出身！経歴について

四股名：朝乃山英樹（あさのやまひでき）
本名：石橋　広暉（いしばし　ひろき）
生年月日：1994年3月1日（25歳）
出身：富山県富山市
身長：187cm
体重：177kg
血液型：A型
所属部屋：高砂部屋
得意技：右四つ、寄り、上手投げ
最高位：西前頭5枚目（現在は西前頭8枚目）
趣味：格闘技観戦
好物：寿司と甘い物（特にショートケーキ）
愛称：イシバシ、バッシー、富山の人間山脈
経歴：富山市立呉羽小学校富山市立呉羽中学校富山県立富山商業高等学校近畿大学経済学部経営学科高砂部屋

富山市立呉羽小学校時代

朝乃山関は富山市立呉羽小学校4年生の時に、相撲を始めました。

小学校4年生～6年生までの3年間は相撲と並行してハンドボールもやっており、富山県の強化選手に選ばれるほどの実力だったそうです。

ポジションは、ゴールキーパーでした。

母校である富山市立呉羽小学校には、地元出身の元横綱・太刀山から取った「太刀山道場」と名付けられた土俵がありました。

朝乃山の優勝で話に出てきてる「太刀山道場」
なんとな〜く小学校の時に竣工式典あった気がしてたけど、やっぱり昭和55年竣工なので記憶通りだった。
呉羽小学校の体格のいい男子は今も相撲に誘われるのかな？#朝乃山優勝 #呉羽 pic.twitter.com/MSutjGYoP7

— “元”富山の人@908 (@2929oguma) 2019年5月26日

朝乃山関は、「（相撲を）やってなかったかな。相撲部もなかったんじゃないですか。横綱がいたからこそ、土俵が出来たと思う。」、と語っています。

通っていた小学校にこの「太刀山道場」と相撲部があったことが、相撲を始める大きなきっかけになったようです。

富山市立呉羽中学校時代

富山市立呉羽中学校進学後もハンドボール部に入りましたが、練習があまりにもきつく退部してしまいました。

ハンドボール部を辞めて相撲部に入部したのですが、相撲部の練習はハンドボール部よりもさらに厳しいものだったそうです。

練習がきついあまり、朝乃山関は相撲部からの退部を考えていたそうですが、なかなかそれを言い出すタイミングが見つかりませんでした。

そうこうしているうちに中学3年の時、全国都道府県相撲選手権大会に出場することになりました。

しかし、この大会で左肘を怪我していしまい、相撲をやめるつもりでいたようです。

練習はきついし怪我はするわで、相撲が嫌いになっていたのかもしれません。

ところがその時に、富山県立富山商業高校相撲部監督の浦山秀樹さんにスカウトされます。

この浦山監督との出会いは、朝乃山関に大きな変化をもたらしました。

富山県立富山商業高校時代

朝乃山関は、この誘いを受けて富山商業高校へと進学し、相撲部に所属することになりました。

高校3年生の時には、選抜高校相撲十和田大会において準優勝の成績を収めました。

中学時代は相撲やめようとする寸前でしたが、高校時代にはプロを意識するようになりました。

「俺が強くしてやる」と浦山監督から誘われて入った富商でしたが、精神面でも大きな変化があったようです。

近畿大学時代

高校卒業後は、近畿大学経済学部経営学科に進学してさらに相撲に打ち込みました。

近畿大学相撲部は、多数の大相撲力士を輩出している、相撲の名門です。

大学1年の3月には恒例行事となっている、後に入門することになる高砂部屋との合同稽古に臨みました。

朝乃山関は当時幕下であった朝弁慶関と稽古を行ったのですが、初めて相対したプロの力士のパワーと技術に大きな衝撃を受けたそうです。

プロ力士との実力差に愕然とし、自信を失ってしまった朝乃山関は、大相撲は自分には遠い世界であると感じるようになりました。

もう、ほぼプロ入りを諦めていたようです。

それでも、大学時代は国体や富山県代表選手に選抜されたり、2015年の国体では富山県の団体優勝に貢献しました。

朝乃山関は大学時代を通して、個人タイトルは通算で7つ獲得しました。

しかし、主要大会でのタイトルはなく、角界入りは厳しい状況であったようです。

そのような状況にあった、大学4年生時の国体成年の部では4位、そして全日本相撲選手権大会ではベスト4の成績を収めました。

この成績によって、2015年5月から創設された三段目付出資格という、大相撲に参加するための資格を得ることが出来ました。

アマチュア時代の朝乃山関は、現在の注目ぶりから考えると、順風満帆なエリート出身というわけではなく、角界入りにはかなり苦労したということが分かります。

その一方で、近畿大学のOBでもある高砂部屋の若松親方は朝乃山関が2年生の時にはその素質を見抜いており、彼を勧誘していました。

同級生の玉木関が誘われているのを隣で聞いていた朝乃山関でしたが、気づくと自分も誘われていたのだそうです。

朝乃山関自身は角界入りは諦め、大学卒業後は富山に帰って就職するつもりだったそうです。

しかし、高校時代の恩師である浦山監督から「お前には富山に就職先はない。高砂部屋に入れ。」と言われ、考えを変えることにしました。

朝乃山関の知らないところでは、若松親方と浦山監督の間で既に話はついており、朝乃山関は高砂部屋入りを決断するだけでした。

角界入り（高砂部屋）

こうした経緯で、高砂部屋に無事入門しますが、これは同時に三段目付出制度の初適用例で、第1号となりました。

2016年3月に初土俵を踏みました。この年に関取昇進のチャンスもありましたが、惜しくもそれは叶いませんでした。

2017年には、すぐに1月場所で新十両昇進を決め、富山県出身としてはおよそ20年ぶりの関取になりました。

関取になると同時に、四股名を本名の「石橋広暉」から、「朝乃山英樹」に改めました。

部屋伝統の”朝”と地元出身の元横綱太刀山から”山”をとって”朝乃山”としたそうです。

”英樹”は恩師である近大相撲部浦山英樹さんからいただいたのだそうです。

下の名前は本名を使う力士が多いため、朝乃山関の改名は珍しくもありました。

これには理由がありました。

実は高校時代の恩師である浦山監督は、この初場所の間に亡くなられてしまったのです。

監督は最後まで朝乃山関の昇進を応援し続け、朝乃山関は監督からいただいた直筆のメッセージを、お守りとして肌身離さず持っているそうです。

2017年9月場所で入幕すると、朝乃山関は新入幕ながら優勝争いに加わるほどの活躍を見せました。

苦労したアマチュア時代とは変わり、角界入りした後は、順調にその歩みを進めてきています。

そしてついに、2019年の5月場所で優勝を果たしました。

場所終盤は、横綱・鶴竜関との優勝争い、そして大関への返り咲きを狙っていた栃ノ心関との一番もありました。

栃ノ心関との一番は、注目度も高く、さらに判定で物言いがついたこともあり話題になりましたね。

朝乃山関の優勝は、まず令和初の優勝です。

そして、三役経験がない平幕力士の優勝としては、58年ぶりの快挙。

さらに、富山県出身の幕内力士の優勝としては、横綱・太刀山関以来となる103年ぶりの優勝でした。

「かわいらしい」、「イケメン」と女性ファンからの人気が高い朝乃山関ですが、王道の相撲スタイルから、相撲ファンの間でも将来の横綱候補として期待されてきました。

今回の優勝により、次に狙うのは大関昇進です。

7月場所以降は、大関・貴景勝関との対戦も楽しみですね。

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朝乃山関の実家は富山県の呉羽！住所の場所を特定できた！？

朝乃山関の実家は、個人情報なので特定することはできませんでした。

しかし、富山県富山市呉羽町の出身であること、地元の呉羽小学校と呉羽中学校を卒業していることが分かっています。

富山市立呉羽小学校

富山市立呉羽中学校

また、2019年2月24日に放送された『ジャンクSPORTS』（フジテレビ）では、帰省してスーパー銭湯に行くと（実家の風呂が狭いため）、地元のスターとして人が集まりミニ握手会状態になると語っていました。

ですから、地元や実家も呉羽町の学校付近であることは間違いないようです。

呉羽の湯

マツトミ鉱泉

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