10月20日(19:15キックオフ)にラグビー日本代表が対戦する南アフリカ代表について紹介したいと思います。
先日のスコットランド戦では手に汗握る熱戦の末、日本代表が勝利を収めましたね。
この勝利により、ラグビー日本代表にとって初となるワールドカップ決勝トーナメント進出が決まりました。
この快挙は同時に未知の領域でもあります。
そして、対戦相手となるのはワールドカップ優勝経験もある強豪の南アフリカ代表です。
今回は、南アフリカ代表のメンバーやチームの特徴についてまとめてみました。
2019年最新!ラグビーワールドカップ南アフリカ代表選手一覧
ラシー・エラスマスHC(ヘッドコーチ)率いる、ラグビー南アフリカ代表の選手たちをポジションごとにまとめました。
※プールB 2019.9.21(土)オールブラックス戦での背番号(スタメン)となります。
ヘッドコーチ
ラシー・エラスマス
1972年11月5日(46歳)
191cm/99kg
FW(フォワード)
背番号1 プロップ(PR)
スティーブン・キッツォフ
1992年2月10日生まれ(27歳)
184cm/125kg
背番号2 フッカー(HO)
マルコム・マークス
1994年7月13日生まれ(25歳)
189cm/117kg
背番号3 プロップ(PR)
フランス・マルハーバ
1991年3月14日生まれ(28歳)
191cm/125kg
背番号4 ロック(LO)
エベン・エツベス
1991年10月29日生まれ(27歳)
203cm/117kg
背番号5 ロック(LO)
フランコ・モスタート
1990年11月27日生まれ(28歳)
198cm/112kg
背番号6 フランカー(FL)
シヤ・コリシ
1991年6月16日生まれ(28歳)
187cm/106kg
背番号7 フランカー(FL)
ピーターステフ・デュトイ
1992年8月20日生まれ(27歳)
200cm/119kg
背番号8 ナンバーエイト(NO8)
ドウェイン・フェルミューレン
1986年7月3日生まれ(33歳)
193cm/117kg
BK(バックス)
背番号9 スクラムハーフ(SH)
ファフ・デクラーク
1991年10月19日生まれ(27歳)
172cm/80kg
背番号10 スタンドオフ(SO)
ハンドレ・ポラード
1994年3月11日生まれ(25歳)
189cm/98kg
背番号11 ウイング(WTB)
マカゾレ・マピンピ
1990年7月26日生まれ(29歳)
187cm/90kg
背番号12 センターバック(CTB)
ダミアン・デアリエンディ
1991年11月25日生まれ(27歳)
189cm/101kg
背番号13 センターバック(CTB)
ルカンヨ・アム
1993年11月28日生まれ(25歳)
186cm/93kg
背番号14 ウイング(WTB)
チェスリン・コルビ
1993年10月28日生まれ(25歳)
170cm/80kg
背番号15 フルバック(FB)
ウィリー・ルルー
1989年8月18日生まれ(30歳)
186cm/90kg
リザーブメンバー
背番号16
ボンギ・ムボナンビ
1991年1月7日生まれ(28歳)
176cm/106kg
背番号17
テンダイ・ムタワリラ
1985年8月1日生まれ(34歳)
183cm/115kg
背番号18
トレヴァー・ニャカネ
1989年5月4日生まれ(30歳)
178cm/117kg
背番号19
RGスナイマン
1995年1月29日生まれ(24歳)
206cm/117kg
背番号20
フランソワ・ロウ
1985年6月15日生まれ(34歳)
190cm/112kg
背番号21
ハーシェル・ヤンチース
1996年4月22日生まれ(23歳)
167cm/75kg
背番号22
フランソワ・ステイン
1987年5月14日生まれ(32歳)
191cm/110kg
背番号23
ジェシー・クリエル
1994年2月15日生まれ(25歳)
186cm/96kg
登録外メンバー
トーマス・デュトイ
1995年5月5日生まれ(24歳)
189cm/130kg
ヴィンセント・コッホ
1990年3月13日生まれ(29歳)
185cm/118kg
スカルク・ブリッツ
1981年5月16日生まれ(38歳)
182cm/100kg
ルード・デヤハー
1992年12月17日生まれ(26歳)
205cm/122kg
クワッガ・スミス
1993年6月11日生まれ(26歳)
180cm/80kg
エルトン・ヤンチース
1990年8月1日生まれ(29歳)
176cm/88kg
コブス・レイナック
1990年2月7日生まれ(29歳)
175cm/83kg
スブ・ンコシ
1996年1月21日生まれ(23歳)
183cm/96kg
ウォーリック・ヘラント
1995年5月20日生まれ(24歳)
180cm/89kg
ラグビーワールドカップ南アフリカ代表チームについて
ラグビー・南アフリカ代表は、「スプリングボクス」の愛称で知られる強豪チームです。
- 世界ランキング5位
- ワールドカップ優勝2回(1995年、2007年)
1995年にワールドカップに初参加してから、これまでに8回出場し2回優勝しています。
この1995年大会は南アフリカで開催され、スプリングボクスにとっても大きな意味のある優勝となりました。
ラグビー・南アフリカ代表の歴史は1891年に遡りますが、アパルトヘイト政策(人種差別政策)が問題視されてきたために国際大会からは遠ざかっていたのです。
長期に渡り南アフリカ代表のほとんどは白人だけで構成され、アパルトヘイトの象徴のような存在でした。
アパルトヘイト政策が撤廃されたことから、1995年に当時のネルソン・マンデラ大統領の下でラグビーワールドカップ・南アフリカ大会が開催されます。
黒人と白人で構成されたチームは快進撃を続け、初出場にして初優勝を成し遂げました。
以降は、ラグビー・南アフリカ代表は人種間の融和の象徴となったのです。
ちなみに愛称の「スプリングボクス」とは、哺乳類のガゼルに似た動物のことです。
南アフリカ代表のユニフォームにも、この動物の姿が刺繍されています。
さて、ラグビー・南アフリカ代表のプレースタイルも見ていきましょう。
南アフリカ代表の特徴は、フィジカルを前面に押し出した力強さにあります。
タックルやコンタクトプレーの迫力は凄まじく、ラグビーファンの間では”当たる”ではなく、”刺さる”ようだと形容する人もいるくらいです。
強烈なパワーで試合を有利に進め、相手を圧倒するのが南アフリカ代表の戦い方です。
日本代表にとって難敵中の難敵であるのには変わりませんが、4年前のワールドカップでは南アフリカ代表に勝利しています。
この4年前の勝利は世界中のメディアから、”奇跡”や”世紀の番狂わせ”と報じられました。
しかし今大会では、格上と目されていたアイルランドとスコットランドに勝利しています。
もう”奇跡”とは言わせない、そんなラグビー・日本代表のプレーが期待できそうです。
以上、今回はラグビー・南アフリカ代表のメンバーや特徴について紹介させていただきました。
まとめ
- ラグビー・南アフリカ代表はワールドカップで2回優勝している強豪
- 愛称は「スプリングボクス」(ガゼルに似た動物のこと)
- 過去に南アフリカ代表はアパルトヘイト政策(人種差別政策)の象徴だった
- アパルトヘイト政策が理由で国際大会から締め出されていた時期があった
- 自国開催の1995年大会でワールドカップに初参加し優勝
- 現在の南アフリカ代表は人種間の融和の象徴
- プレースタイルの特徴は屈強なフィジカルを前面に押し出したパワー
- タックルなどコンタクトプレーはパワフルで強烈
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