箱根駅伝2020 神奈川大学エントリー選手メンバーまとめ!2019結果や注目選手も

今回は、箱根駅伝2020・神奈川大学(ジンダイ)のエントリー選手メンバーについてまとめてみました。

「プラウドブルー」と呼ばれる、紫紺のタスキが伝統の神奈川大学。

90年代後半は特に強く、優勝候補の筆頭でした。

しかし、近年は優勝争いからは遠ざかり、かつての姿からはかけ離れています。

駅伝強豪の復活を期して臨む箱根駅伝2020、神奈川大学はどのようなエントリー選手メンバーを選んだのでしょか。

神奈川大学の箱根駅伝2019の結果、箱根駅伝2020の注目選手も紹介しています。

合わせてお楽しみ下さい。

箱根駅伝2020 神奈川大学(ジンダイ)エントリー選手メンバー一覧

さっそく、箱根駅伝2020・神奈川大学のエントリー選手メンバーを見ていきたいと思います。

その前に、神奈川大学の箱根駅伝での基本情報をおさらいしておきましょう。

  • 50回出場(9年連続)
  • 1933年創部
  • 優勝:2回(往路3回・復路1回)
  • 練習拠点:神奈川県横浜市神奈川区
  • 監督:大後栄治(1997年~)

箱根駅伝に出場する神奈川大学は、1933年創部と歴史があり、箱根駅伝2020では9年連続50回目の出場となる伝統校の一つです。

これまでに箱根駅伝では2回の優勝経験があります。

この2回の優勝は現在も指揮を執る大後栄治(だいご えいじ)監督が就任した1997年と、翌年の1998年に達成されたものです。

箱根駅伝を含む三大駅伝の出雲駅伝では最高成績2位、全日本大学駅伝では3回優勝しています。

1997年と1998年の2連覇以降は優勝争いからは、長く遠ざかっています。

箱根駅伝にはコンスタントに出場しているものの、シード権が獲得できない大会が続き、かつての栄光を知る世代にとっては難しい時期となっています。

箱根駅伝2017では総合5位になり、久々のシード権獲得となりました。

2017年は全日本大学駅伝でも20年ぶりの優勝を飾るなど、一時は復活かと期待されましたが、良い流れは続きませんでした。

なかなか上昇気流に乗れない神奈川ですが、箱根駅伝2020はどうなるでしょうか。

エントリーメンバー

それでは、箱根駅伝2020・のエントリー選手メンバーを見ていきましょう。

  • 安藤駿(4年 秋田工)
  • 荻野太成(4年 加藤学園)
  • 越川堅太(4年 東京実)
  • 古和田響(4年 綾部)
  • 日野志朗(4年 佐久長聖)
  • 森淳喜(4年 広島皆実)
  • 安田共貴(4年 大牟田)
  • 井手孝一(3年 鳥栖工)
  • 小笠原峰士(3年 松山商)
  • 北﨑拓矢(3年 関大北陽)
  • 川口慧(2年 美方)
  • 西方大珠(2年 浜松商)
  • 呑村大樹(2年 大阪)
  • 安田響(2年 益田清風)
  • 鈴木玲央(1年 秋田工)
  • 古市祐太(1年 関大北陽)

神奈川大学・大後栄治監督は、箱根駅伝2020を戦うメンバーにこのような選手たちを選出しました。

4年生を中心に偏りなく下級生を選んでいます。

再び強豪に返り咲くためにも、箱根駅伝2020ではシード権獲得を目指した戦いとなります。

区間エントリーメンバー

29日、区間エントリーが発表されました。

神奈川大学の区間エントリーは以下となります。

変更は当日のレース開始1時間10分前まで(交代4名まで)となります。

変更があり次第、更新します。

1区:西方大珠(2年 浜松商)
2区:北﨑拓矢(3年 関大北陽)
3区:越川堅太(4年 東京実)
4区:小笠原峰士(3年 松山商)
5区:井手孝一(3年 鳥栖工)

6区:森淳喜(4年 広島皆実)
7区:川口慧(2年 美方)
8区:安田響(2年 益田清風)
9区:古和田響(4年 綾部)
10区:荻野太成(4年 加藤学園)

箱根駅伝2019の結果や第96回大会の注目選手

箱根駅伝2020・神奈川大学のエントリー選手メンバーを見ました。

続いて、神奈川大学の箱根駅伝2019の結果を振り返りたいと思います。

神奈川大学・箱根駅伝2019結果

  • 総合順位:16
  • 往路:18
  • 復路:11
  • 区間賞:なし
  • 総合記録:11時間1551

神奈川大学の箱根駅伝2019の結果は、往路18位・復路11位の総合16位でした。

往路では序盤から15位と苦しいスタートでしたが、3区・井手選手(2年)が区間9位になるなど粘りを見せます。

しかし、後続が21位、22位と低迷し往路では18位となりました。

続く復路では、6区・荻野選手(3年)が区間7位、そして9区・北﨑選手(2年)が区間4位になる快走でチームは11位、総合16位で大会を終えました。

箱根駅伝2019では、神奈川大学は大会を通して難しいレースが続きました

しかし、3年生や2年生といった下級生の中に、一桁順位で走れる選手がいたことはポジティブな側面でしょう。

2019年の神奈川大学は、10000mで28分台を出す選手が少なくとも5います。

27分台を記録するようなエース級の選手はいないものの、彼らを適材適所に配置すれば、より有利にレースを展開できるのではないでしょうか。

三大駅伝の出雲駅伝2019と全日本大学駅伝2019には、ともに不出場となっています。

しかし、箱根駅伝2020予選会では、2位で本大会出場を決めました。

神奈川大学・箱根駅伝2020注目選手

次は、気になる神奈川大学の箱根駅伝2020注目選手を紹介します。

  • 神奈川大学のエースは4年生
  • 箱根駅伝2020で好走が期待できそうな3年生
  • チームに勢いをもたらして欲しい2年生

①荻野太成選手(4年)

神奈川大学のエースは、荻野太成(おぎの たいせい)選手です。

静岡県三島市出身で、駅伝の名門・加藤学園高校から神奈川大学に進学しました。

10000mの記録は28分台でチームトップ

昨年の29分台から、大きく記録を更新しています。

箱根駅伝には2018年に初出場し、5区で20位と少々苦いデビューとなりました。

箱根駅伝2019では、6区で7位とリベンジを果たしています。

箱根駅伝2020は大学生活最後の箱根。

荻野太成選手の、素晴らしい走りに期待したいです。

大学卒業後は、旭化成入社が内定しています。

②越川堅太選手(4年)

越川堅太(こしかわ けんた)選手は、神奈川県横浜市生まれです。

東京都の私立東京実業高校から神奈川大学に入学しました。

  • 箱根駅伝2017:3区・15位
  • 箱根駅伝2018:3区・11位
  • 箱根駅伝2019:2区・15位

越川堅太選手は神奈川大学入学後、1年生から3年連続で箱根駅伝に出場している主力選手です。

2年生時には全日本大学駅伝で区間賞を取ったこともあります。

箱根駅伝では、なかなか期待された走りはできていませんが、本来の力を出せば一桁順位は十分狙えるでしょう。

チームトップクラスのスピードと、箱根駅伝での経験も豊富な越川堅太選手。

彼の活躍は神奈川大学に欠かせません。

③森淳喜選手(4年)

神奈川大学で”イケメン選手”としても注目されているのは、森淳喜(もり じゅんき)選手です。

広島県熊野町出身で、広島皆実高校を卒業されています。

箱根駅伝への出場はまだありませんが、全日本大学駅伝2018では6区を走り7位という成績でした。

箱根駅伝では未知数ですが、区間を一桁順位で走れる実力があります。

2019年シーズンは好調のようなので、ぜひこのチャンスを生かして思う存分いい走りを見せて欲しいですね。

森淳喜選手は頻繁にツイートするほうで、駅伝よりもプライベートな内容の方が多いそうです。

オシャレにも関心が高く、一部の駅伝女子の間では、イケメンな写真目当てでツイッターを見ている方もいるのだとか。

④北﨑拓矢選手(3年)

神奈川大学の3年生からは、北﨑拓矢(きたさき たくや)選手に注目です。

大阪府枚方市の生まれで、関大北陽高校から神奈川大学に入学しました。

2018年に29分台だった10000mの記録は、2019年に28分台と50秒近く自己ベストを更新しています。

初出場となった箱根駅伝2019では、復路の9区を任され4位の快走を見せました。

長距離区間に強く、箱根駅伝の大舞台でも実力を証明済みです。

⑤西方大珠選手(2年)

2年生からはまず一人、西方大珠(にしかた たいじゅ)選手です。

西方大珠選手は、静岡県の生まれで、浜松商業高校を卒業されています。

5000mの自己ベストは14分台前半、10000mは29分台となっています。

全日本大学駅伝2019予選会では2組で9位という成績でした。

記録は30分19秒ですが、1位との差は17です。

箱根駅伝2020で、西方大珠選手の初出場はあるのでしょうか。

⑥安田響選手(2年)

最後は、2年生の安田響(やすだ ひびき)選手です。

岐阜県下呂市出身で、益田清風高校から神奈川大学に進学しました。

高校時代に5000mで14分台を記録しており(13分台がスピードランナーの基準)、岐阜県でトップクラスの選手でした。

神奈川大学入学後も成長を続け、箱根駅伝2019で初出場を飾ります。

任されたのは復路の8区で、区間15位と思うようにはなりませんでした。

安田響選手は、箱根駅伝2020にもエントリーされています。

苦い経験を糧に、その力を存分に発揮してほしいですね。

以上、今回は箱根駅伝2020・神奈川大学のエントリー選手メンバー、箱根駅伝2019の結果と注目選手について紹介させていただきました。

まとめ

  • 神奈川大学は箱根駅伝に50回出場しており、2回優勝している
  • 1997年と1998年の2連覇以降はシード権獲得にも苦労している
  • 箱根駅伝2019は往路18位・復路11位の総合16位だった
  • 箱根駅伝2020での目標はシード権獲得(10位以内)
  • 4年生の注目選手は、荻野太成選手、越川堅太選手、森淳喜選手
  • 3年生の北﨑拓矢選手、2年生の西方大珠選手と安田響選手にも要注目

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