仲邑菫初段の読み方やプロフィールは?最年少プロ棋士の経歴が凄い!

将棋界の新星と言えば藤井聡太さんですが、現在16歳、今年でまだ17歳だそうです。
正確には「藤井聡太七段」ですね。
もう七段、駆け上がってますね。

中学生プロ棋士として大きな話題になりましたね、その日の昼食のメニューまで話題になるという過熱ぶりでした。
食事の内容は別にね…。

中学生が実力のある大人を颯爽と倒していくのは、”天才が現れた!”という印象を強く与えました。
将棋はすごいですね。子供と大人が、同じ舞台で真剣勝負できるのですから。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉がありますが、棋譜を頭に入れる能力があれば、経験の差は容易に乗り越えられるという証明なのでしょうか。

将棋界は中学生プロで沸きましたが、囲碁界はさらにすごいです。
小学生ですから。
昨年、囲碁界では仲邑菫初段が、史上最年少でプロになったとしてニュースで大きく取り上げられました。
10歳0カ月ですよ、小学4年生です。

その前の記録は、藤沢里菜女流本因坊が持つ、11歳6カ月でした。
これもこれですごいことですよね。小学生から小学生への記録更新となったわけです。

仲邑初段の外見を写真などで見ていただければお分かりになると思いますが、”完全に子供”です。
お出かけ用のお召し物に、いや、マイクが大きいですね。

「見た目は子供、頭脳は大人」かは分かりませんが、その実力は侮ってはならないようです。

8日、囲碁の日本棋院は、仲邑初段の公式戦デビューの決定を発表しました。
対局相手は、同じく今年4月にプロ入りした大森らん初段だそうです。大森初段も16歳という若さです。

今回は、囲碁・最年少プロ棋士となった、仲邑菫初段について紹介したいと思います。

仲邑菫初段の読み方やプロフィールは?

  • 名前:仲邑菫(なかむら すみれ)
  • 生年月日:2009年3月2日(現在10歳)
  • 出身:大阪府此花区

仲邑初段の父は、仲邑信也九段(45)です。母・仲邑幸(38)さんもアマチュア囲碁棋士という、まさにサラブレットなのです。

仲邑菫初段、最年少プロ棋士の経歴が凄い!

仲邑菫初段は、父は日本棋院関西総本部九段、母は囲碁インストラクターという環境に生まれました。

物心ついた時から囲碁に触れ、主に母・幸(みゆき)さんの影響で囲碁を始めたそうです。
その時の年齢は、3歳でした。

7歳になると、家族と共に囲碁修行のため、韓国・ソウルに移住しました。
韓国は、囲碁強豪国としても有名なのだそうです。

学校は、日本の学校に通っていたそうなので、週末だけ韓国へ行くという、二重生活を続けてきたようです。

韓国では、小学生低学年チャンピオンになっています。
囲碁道場に通いながら修業を積んだそうです。
そして、韓国棋院の研究生にもなりました。

この研究生というのは、韓国棋院のプロ候補生です。
韓国でも、その才能は高く評価されていたということでしょう。
日本でのプロデビューがもう少し遅かったら、韓国でという可能性もあったのかもしれませんね。

昨年7月に開催された、アマチュア女性棋士が参加するネット囲碁大会では、無差別クラスで優勝しました。

そして、日本棋院が新設した、英才特別採用枠でのプロ採用試験に合格しました。
これを受けて、2019年4月1日からプロ棋士として活動することになりました。

「まだ子供なのに…。」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、アマチュア大会のそれも”無差別級”で優勝していることから、その実力はすでに並みの大人を凌いでいるということが分かります。

子供の柔軟性とは、やっぱりすごいものなのですね。
仲邑初段は7歳から韓国に通っているため、流暢に韓国語を話すことができるそうです。
現在では、両親の通訳も行っているそうです。

昨年に行われた会見では、仲邑初段の母・幸さんは「すごい負けず嫌い」と、娘について語っていました。

また、この会見で仲邑初段は、「中学生のうちにタイトルを取りたい」と目標を語っています。

子供とはいえ、このくらいの気持ちがあるから大人と張り合えるだけの実力を付けられるのでしょうね。

日本棋院の団宏明理事長は仲邑初段について、「世界で活躍し、囲碁ファンを増やしていってもらいたい」と期待を寄せています。

その期待は形にも表れています。
今月3日に、警察の高齢者への詐欺注意呼びかけのためのポスターが発表されました。
このポスターで、仲邑初段は婦人警官の制服を着て、モデルを務めています。

「だまされないでね」と特殊詐欺への注意を呼び掛けていますが、これから対局する棋士たちも仲邑初段の見た目に”だまされない”努力が必要になるのかもしれません。

これから快進撃ともなれば、将棋界の藤井聡太七段のような”菫現象”が起こるのでしょうか。

もしそのようなことが起きれば、この高齢化社会において、「囲碁がうまい国民の孫」となるのは間違いないでしょう。

仲邑菫初段の読み方やプロフィールは?最年少プロ棋士の経歴が凄い!まとめ

仲邑菫初段は、囲碁界最年少プロ棋士です。
この4月からプロとしての対局が始まりますが、同時に新5年生の小学生でもあります。

10歳ながら、すでにアマチュア大会では大人に混じって優勝する実力の持ち主です。

7歳の頃より韓国に囲碁修行に行っていたことから、韓国語を流暢に話すことができます。
現在では、両親の通訳を務めるほどだそうです。

もし令和に囲碁ブームが来るなら、それは仲邑菫初段によるものかもしれません。

関連サイト
仲邑菫初段が囲碁を始めたきっかけは?日本棋院の英才枠とは何?

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