大迫傑は早稲田大学卒で出身中学や高校はどこ?箱根駅伝の成績や記録と画像も

東京オリンピックのマラソンでメダルの期待が高い人と言ったら大迫傑(おおさこ すぐる)選手でしょう。

昨年のシカゴマラソンでは2時間5分50秒の日本新記録を出して3位に入賞し、日本人としては初めて2時間5分台を出しました。

マラソンに出たのは2017年が初めてなのでマラソン歴は3年ほどにしかならないのですが、中学の時から長距離専門として活躍し、大学時代には箱根駅伝でも活躍していました。

今回の記事は、この大迫傑選手の経歴や箱根駅伝での成績などについて調べてみたいと思います。

大迫傑の出身中学や佐久長聖高校時代について

プロフィール
  • 名前:大迫傑(おおさこ すぐる)
  • 生年月日:1991年5月23日(28歳)
  • 出身地:東京都町田市
  • 身長:170cm
  • 体重:53kg
  • 経歴:町田市立金井中学校→佐久長聖高等学校→早稲田大学(スポーツ科学部)
  • 所属:ナイキ・オレゴン・プロジェクト

 

日本人トップの長距離ランナーの大迫選手ですが、中高時代はどのように暮らしていたのか調べてみたいと思います。

大迫選手の出身は東京都町田市で、中学は地元の町田市立金井中学校に通い、そこで陸上競技を始めています。

小学校の時には野球や水泳が好きで、野球は少年野球チームに所属していたようです。

もともとスポーツが好きだったんですね。

中学での記録と言えば、3年の時の全日本中学校陸上競技選手権大会3000mで3位に入賞しており、東京都では最高の成績でした。

その後、高校は東京ではなく、長野の佐久長聖高等学校に入学しています。

佐久長聖高等学校は偏差値60が必要な県立の進学校ですが、陸上と硬式野球でも県内の強豪校となっています。

同高校は推薦入学でスポーツ選手を獲得していますので、大迫選手もスポーツ推薦で入学したのかもしれません。

ここで大迫選手は2008年の高校2年生の時、5000mで同学年史上4人目となる13分台を記録しています。

この時、同高3年の村澤選手も13分台を記録しており、1シーズンで同一高校から複数の選手が13分台を記録して、これも史上初のことでした。

高校の長距離レベルが全国トップにある超名門校の中で大迫選手は成長していったんですね。

また同年の全国高校駅伝では、外国人留学生を含まない記録としては歴代最高の2時間02分18秒を記録し、佐久長聖高校の初優勝に貢献していますが、この時大迫選手はアンカーを務めています。

また2009年の高3の時には、同大会に2度目の出場を果たし、1区で日本歴代2位のタイムで区間賞を獲得しています。

こうした記録を見ると、東京の中学から陸上の名門・佐久長聖高校に進学することによって、大迫選手の陸上の可能性を大きく開花させたように思います。

大迫傑は早稲田大学出身で箱根駅伝での成績や記録は?

大迫選手は1991年5月生まれで現在28歳、年齢からみてもアスリートとしては今が最高に乗っている時期でしょう。

大迫選手は2010年に早稲田大学スポーツ科学部にスポーツ推薦で入学し、陸上部に所属しました。

大学1年では世界ジュニア選手権の10000mで8位となり、世界を相手に初めての大会で素晴らしい記録を出しています。

同年開催された全日本大学駅伝では2区を走り、7人をごぼう抜きして早稲田大学の優勝に貢献しています。

2011年の箱根駅伝でも1区を走ります。

高校の先輩で日大に進学した堂本選手を中盤で振り切り、2位に1分近くの大差をつけて区間賞を獲得して、早稲田大学の18年ぶりの総合優勝に貢献しています。

2012年の箱根駅伝でも1区を走り、2年連続区間賞を獲得しました。

ただ3年生時は3区で区間2位4年生時においては1区で区間5位に終わり、それほど良い記録を出せませんでした。

大迫傑箱根駅伝成績まとめ

  1. 第87回東京箱根駅伝(2011年/平成23年):1区(区間賞)1時間02分22秒
  2. 第88回東京箱根駅伝(2012年/平成24年):1区(区間賞)1時間02分03秒
  3. 第89回東京箱根駅伝(2013年/平成25年):3区(区間2位)1時間04分44秒
  4. 第90回東京箱根駅伝(2014年/平成26年):1区(区間5位)1時間02分12秒

しかし、2013年にはカーディナル招待の10000mに出場して、この時日本人学生新記録を立て、日本を代表する長距離ランナーとして名声を上げています。

私生活では大迫選手は2012年から13年ごろに3歳年上の橋本あゆみさん(元SKE48のメンバー)と結婚して現在2人の娘に恵まれています。

大迫選手もイケメンですが、奥さんもかわいい方で、お二人とも目とその周りの作りがそっくりで、そういう容貌の面でお互い惹かれあったのかなと思ったりします。

現在、大迫選手は、アメリカの長距離選手強化機関のナイキ・オレゴン・プロジェクトにアジア人としては初めて所属しており、ご家族でカリフォルニアにお住いのようです。

まとめ

大迫選手の記録を見ると今や、マラソンを含めた長距離分野では日本のトップランナーです。

当然、東京オリンピックにも期待がかかりますし、現在アメリカのナイキ傘下の長距離専門機関に所属して訓練を受けているのも、世界を舞台にして物おじせず実力を発揮できる環境としては最高ではないかと思います。

高校の選択もそうですが、自分の長所を最大限に伸ばす環境を如何に作って行くのかと言うのも、将来を見通してよく準備してきているのもすごいことだなと思います。

本番まで後1年を切りましたので、がんばってもらいたいと思います。

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