箱根駅伝2020 順天堂大学エントリー選手メンバーまとめ!2019結果や注目選手も

今回は、箱根駅伝2020・順天堂大学のエントリー選手メンバーについてまとめてみました。

濃いブルーのユニフォームに、赤と白のツートンカラーのタスキが順天堂大学です。

箱根駅伝では多数の優勝を誇る名門ですが、2010年には52回連続出場記録が途絶え、低迷期に入りました。

近年は、着実に名門復活を進めています。

順天堂大学の箱根駅伝2019の結果、そして箱根駅伝2020の注目選手についても紹介しています。

合わせてお楽しみ下さい。

箱根駅伝2020 順天堂大学エントリー選手メンバー一覧

それでは、箱根駅伝2020・順天堂大学のエントリー選手メンバーを見ていきたいと思います。

その前に、順天堂大学の箱根駅伝での基本情報をおさらいしておきましょう。

  • 61回出場(9年連続)
  • 1952年創部
  • 優勝:11回
  • 練習拠点:千葉県印西市
  • 監督:長門俊介(2016年~)
順天堂大学は、歴代4位となる箱根駅伝11回優勝、そして61回の出場を誇る名門校です。

最後に優勝したのは、平成19年の第83回大会。

往路・復路ともに1位の総合優勝で圧倒的な力を見せつけました。

しかし、その後は東海大学・青山学院大学・東洋大学ら3強の台頭もあり、優勝からは遠のいています。

シード権を失い、箱根駅伝に出場できない年もありました。

低迷する名門の復活のため、2016年に現在も指揮を執る長門俊介(ながと しゅんすけ)監督が就任しました。

長門監督は、1984年生まれで35歳の青年監督です。

箱根駅伝2020出場全チームの中でも、最年少監督となります。

大学卒業後は、JR東日本に入社しましたが、2011年に退社して順天堂大学のコーチに転身しました。

2016年に監督に就任してからは、低迷していた順天堂大学の復活に尽力しています。

実は、長門監督は順天堂大学の最後の優勝となる、第83回大会に4年生として出場していました。

完全優勝を達成した、「強い順天堂大学」を知っているのです。

順天堂大学は、箱根駅伝を含む三大駅伝の出雲駅伝で3回、全日本大学駅伝で1回の優勝経験があります。

エントリーメンバー

では、箱根駅伝2020・順天堂大学のエントリー選手メンバーを見ていきたいと思います。

  • 藤曲寛人(4年 加藤学園)
  • 橋本龍一(4年 法政二)
  • 小畠隆太郎(4年 鎮西学院)
  • 鈴木雄人(4年 浜松日体)
  • 髙林遼哉(4年 浜松日体)
  • 野田一輝(4年 西京)
  • 沢藤響 (3年 秋田工)
  • 清水颯大(3年 洛南)
  • 野口雄大(3年 市柏)
  • 原田宗広(3年 大牟田)
  • 真砂春希(3年 小豆島)
  • 矢野直幹(3年 比叡山)
  • 小島優作(2年 仙台育英)
  • 人見隆之(2年 那須拓陽)
  • 吉岡智輝(2年 白石)
  • 西沢侑真(1年 浜松日体)

順天堂大学・長門監督は、箱根駅伝2020に向けてこのようなメンバーを選出しました。

かつてはセンスで走る選手が多かった一方で、現在は努力型の選手が増えたそうです。

低迷期を乗り越え、名門復活を期す順天堂大学。

箱根駅伝2020での彼らの走りは、どのようなものになるのでしょうか。

区間エントリーメンバー

29日、区間エントリーが発表されました。

順天堂大学の区間エントリーは以下となります。

変更は当日のレース開始1時間10分前まで(交代4名まで)となります。

変更があり次第、更新します。

1区:原田宗広(3年 大牟田)
2区:藤曲寛人(4年 加藤学園)
3区:橋本龍一(4年 法政二)
4区:野口雄大(3年 市柏)
5区:真砂春希(3年 小豆島)

6区:清水颯大(3年 洛南)
7区:小畠隆太郎(4年 鎮西学院)
8区:西沢侑真(1年 浜松日体)
9区:髙林遼哉(4年 浜松日体)
10区:野田一輝(4年 西京)

箱根駅伝2019の結果や第96回大会の注目選手

箱根駅伝2020・順天堂大学のエントリー選手メンバーを見ました。

続いてこちらでは、順天堂大学の箱根駅伝2019の結果を振り返りたいと思います。

順天堂大学・箱根駅伝2019結果

  • 総合順位:8位
  • 往路:7位
  • 復路:13位
  • 区間賞:なし
  • 総合記録:11時間08分35秒
順天堂大学の箱根駅伝2019の結果は、往路7位・復路13位で総合8位でした。

前年の箱根駅伝2018では総合11位だったので、総合順位を上げてシード権も獲得することができました。

7位となった往路では、区間19位になる選手が2名も出る難しい展開の中、2区・塩尻選手(4年)が区間2位、そして5区・山田選手(4年)が区間4位ので猛追してチームを引っ張りました。

復路では、7区と8区で9位となりましたが、他の区間では10位以下が続き、思うように順位が上がらず復路13位となります。

往路でチームを引っ張った4年生が卒業したので、箱根駅伝2020では下級生のさらなる成長とチーム全体の底上げが躍進のカギになるでしょう。

三大駅伝の出雲駅伝2019では8位、そして全日本大学駅伝2019では9位となっています。

順天堂大学・箱根駅伝2020注目選手

次は、気になる順天堂大学の箱根駅伝2020注目選手を紹介します。

  • チームを引っ張るキャプテンは絶好調
  • 順天堂大学で注目は3年生選手
  • 三大駅伝デビューで躍動した1年生ルーキー
前半は、4年生から3名を紹介します。

①藤曲寛人選手(4年)

順天堂大学のキャプテンは、藤曲寛人(ふじまがり ひろと)選手です。

静岡県小山町出身で、加藤学園高校から順天堂大学に入学しました。

藤曲選手は、地元の小山中学校を卒業されました。

こちら小山中学校は、駅伝界では”奇跡の中学校”と呼ばれています。

小山中学校は、全校生徒約200人という、大きいとは言えない学校です。

しかし、どういうわけか定期的に優れたランナーを輩出しています。

箱根駅伝2020では、帝京大学の小野寺悠選手が藤曲選手の1学年後輩です。

藤曲選手は、3年生で初めて箱根駅伝2019に出場しました。

7区を走り区間9位という成績でしたが、箱根駅伝2020では4年間の思いをぶつけることでしょう。

②橋本龍一選手(4年)

4年生の主力には、橋本龍一(はしもと りゅういち)選手がいます。

神奈川県川崎市の生まれで、法政第二高校から順天堂大学に進学しました。

箱根駅伝には1年生だった2017年に初出場し、6区を走って区間10位になりました。

箱根駅伝2018では3区で区間7位、箱根駅伝2019では同じ3区で区間12位でした。

箱根駅伝の経験も十分な橋本選手ですが、赤いハチマキがトレードマークであることでも知られています。

この赤いハチマキ、教育実習の時に生徒さんからいただいたそうで、似顔絵入りのそのハチマキを試合で巻いています。

全日本大学駅伝2019ではこの赤いハチマキは巻いていませんでしたが、一時は首位になる走りを見せました。

”駅伝に詳しすぎるアイドル”、NGT48の西村菜那子さんも注目選手の一人に挙げています。

③小畠隆太郎選手(4年)

4年生からはもう一人、小畠隆太郎(こばたけ りゅうたろう)選手にも注目です。

長崎県出身で、鎮西学院高校を卒業されています。

箱根駅伝に出場したことはまだありませんが、2019年は5000mや10000mといったトラック種目で自己ベストを更新しています。

成長と共に勢いもある小畠選手は、三大駅伝の全日本大学駅伝2019でメンバー入りを果たしました。

4区を走ると、区間8位でフィニッシュし、監督の期待に応えています。

4年生でついに箱根路を走ることになりますが、小畠選手が一桁順位になれば、順天堂大学が上位に入る可能性も高くなるはずです。

後半は、3年生から2名、1年生から1名を紹介します。

④野口雄大選手(3年)

駅伝メディアがこぞって注目選手に挙げているのは、野口雄大(のぐち ゆうだい)選手です。

千葉県松戸市生まれで、市立柏高校から順天堂大学に入学しました。

駅伝メディアが野口選手に注目するのには、理由があります、野口選手は5000mを13分48秒のチームトップで走ることができるのです。

5000m13分台は、スピードランナーの基準の一つでもあります。

好調をキープしており、出雲駅伝2019では1区で区間11位、全日本大学駅伝2019では1区で区間4位という成績でした。

⑤清水颯大選手(3年)

3年生からはもう一人、清水颯大(しみず そうだい)選手にも注目です。

京都府宇治市生まれで、洛南高校を卒業されています。

1年生から箱根駅伝2018に出場し7区を任されましたが、区間18位に終わりました。

リベンジを目標に掲げ臨んだ箱根駅伝2019では6区に移り、区間15位。

なかなか思うような走りはできていません。

しかし、1年生から箱根駅伝で起用されるのは、それだけ監督から能力を評価されている証でもあります。

そんな清水選手は全日本大学駅伝2019に出場し、3区で区間5位の好成績を出しています。

今度こそ、目標のリベンジを果たす準備が整ったようです。

⑥西澤侑真選手(1年)

順天堂大学の1年生ルーキー・西澤侑真(にしざわ ゆうま)選手が、頭角を現しています。

西澤選手は静岡県浜松市中区出身で、浜松日体高校から順天堂大学に進学しました。

実は、西澤侑真選手の兄・卓弥選手(現・実業団トーエネック)も順天堂大学OBで元箱根駅伝ランナーです。

出身校の浜松日体高校の同級生には、早稲田大学のルーキー・鈴木創士選手がいます。

西澤選手と鈴木選手は互いに切磋琢磨しており、全日本大学駅伝2019では同じ6区を走りました。

鈴木選手が区間6位だったのに対し、西澤選手はなんと区間3位。

この6区で1位だったのは、区間新記録を作った東海大・郡司選手でした。

3位の西澤選手との差はたった32秒です。

箱根駅伝2020では、順天堂大学の1年生ルーキー・西澤侑真選手に注目されていはいかがでしょうか。

以上、今回は箱根駅伝2020・順天堂大学のエントリー選手メンバー、箱根駅伝2019の結果と注目選手について紹介させていただきました。

まとめ

  • 順天堂大学は箱根駅伝11回の優勝を誇る名門
  • 第83回大会(平成19年)では往路・復路を両方制して完全優勝を成し遂げた
  • 平成19年以降は低迷が続き、優勝からも遠ざかっている
  • 長門俊介監督(35歳)は、箱根駅伝2020で最年少の監督
  • 箱根駅伝2019では、往路7位・復路13位で総合8位だった
  • 4年生の注目選手は、藤曲寛人選手、橋本龍一選手、小畠隆太郎選手
  • 3年生の野口雄大選手と清水颯大選手、1年生ルーキーの西澤侑真選手にも要注目

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