具智元の経歴や現在の所属はどこ?韓国籍でなぜラグビー日本代表になれた?

2019年のスポーツイベントと言えば、ラグビーワールドカップです。

今回は日本での開催で、PRなども多く見られます。

会場となる新国立競技場も、その形がはっきりと分かるようになってきました。

前回大会での日本代表の活躍は、まだ記憶に新しいかもしれません。

五郎丸選手がキックの時に行う、ルーティンのポーズが”五郎丸ポーズ”として流行もしましたね。

普段あまりラグビーをご覧になられない方の中には、ラグビー日本代表に外国人選手が多い印象を受ける方も少なくないでしょう。

サッカー日本代表だと、過去にはブラジルから帰化したラモス瑠偉氏、呂比須ワグナー氏、三都主アレサンドロ氏らがいました。

彼らと比べると、ラグビー日本代表の外国人選手はその人数も多く感じるでしょう。

中には、帰化選手で戦力強化を図っているのではないかと、穿つ人もいるかもしれません。

現在、リーチ・マイケル選手をはじめ、ラグビー日本代表の外国人選手9人が帰化しており、日本国籍を取得しております。

その中で、日本代表には、具智元(グ・ジウォン)選手という期待の若手選手がいるのですが、彼の国籍は韓国です。

こう聞くと、頭に「?」マークがたくさん出ていることかと思います。

今回は、このラグビー日本代表の外国人選手が多い理由と、期待の若手選手である具智元選手について紹介したいと思います。

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具智元ラグビー日本代表の経歴や現在の所属はどこ?

プロフィール

  • 名前:具智元(グ・ジウォン)
  • 生年月日:1994年7月20日
  • 出身:韓国ソウル
  • 身長:184cm
  • 体重:122kg
  • ポジション:PR(プロップ)
  • 経歴:日本文理大学付属高校 icon-angle-double-right 拓殖大学 icon-angle-double-right Honda

 

具智元選手は、韓国のソウルの生まれです。

父であるドンチュン(東春)さんは、韓国代表の伝説的な選手でした。

ドンチュンさんは、日本のHondaでも活躍し、現在はラグビー韓国協会理事を務めています。

具智元選手は、兄の影響で小学6年生のときからラグビーを始めました。

兄と共にニュージーランドのウェリントンカレッジへ留学した後、中学2年の時には鈴鹿、そして中学3年の時は大分へと移りました。

ニュージーランドへの留学は父からの勧めでした。

それから、環境のいい日本でのプレーを父から勧められて日本に移ったのだそうです。

具智元選手は、韓国ではラグビーをプレーしたことがないそうです。

日本文理大学付属高校時代に花園出場は叶いませんでしたが、高校時代から注目される存在でした。

拓殖大学時代の2014年には、当時日本代表ヘッドコーチだった、エディ・ジョーンズ氏から練習生として召集されました。

しかし、怪我により合宿は不参加となりました。

しかし、その才能は確かなもので、大学時代にはサンウルブズでのプレーも経験しています。

具智元選手は、右PRでのスクラムを得意としています。

日本代表のジョセフヘッドコーチからは、プレーよりも、自分の考えをしっかり主張できるようになることを求められているそうです。

日本同様に、韓国も上下関係をしっかり守る文化であることから、具智元選手は遠慮がちなのだそうです。

そんな具智元選手は、日本に来る前はいじめられないか心配していたそうです。

しかし、日本に来て以来、嫌な思いはしたことがないと言います。

さらに、大分で出会ったラーメンが気に入ったようで、とんこつラーメンが好物です。

母国の韓国よりも、九州の方を”ふるさと”と思っているとメディアで語りました。

現在は、兄も所属するHondaでプレーしています。

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具智元は韓国籍でなぜラグビー日本代表になれた?

具智元(グ・ジウォン)選手は韓国の国籍です。

リーチ・マイケル選手はニュージーランド出身ですが、2013年に帰化されて日本国籍を取得しました。

日本国籍ではないのに、なぜ日本代表としてプレーすることができるのか。

このような疑問を持たれるでしょう。

その理由は、ラグビーが英国発祥のスポーツであることと、ラグビー独特の文化が関係しています。

ラグビーでは、ある国の代表チームでプレーするのにルールがあります。

以下の3つの条件の内、1つでも満たせば出場資格が与えられます。

  • 生まれが日本
  • 両親または祖父母のうち1人が日本出身
  • 36カ月以上日本に継続して住んでいる

加えて、以下の条件でも出場資格が与えられます。

  • 日本国籍を取得し、7人制ラグビーの日本代表としてセブンズワールドシリーズに4選以上出場すること
  • 日本に10年居住していること

3年以上住めば、出場資格が与えられます。

しかし、2020年12月31日からは、5年以上に条件が変更されます。

また、他国の代表歴がないことも条件となります。

実は、現在の日本代表・ジェイミージョセフヘッドコーチも日本代表でした。

しかし、その前はニュージーランド代表としてもプレーした経歴があります。

現在は、ルールが変更されて他国での代表歴は認められていません。

他の多くのスポーツでは国籍主義をとりますが、ラグビーはこのように異なったルールを採用しています。

これには、歴史的な背景があります。

ラグビーは英国発祥のスポーツですが、多くの国と地域に広がってきました。

主に英国の旧植民地が中心で、それらの地域に英国人たちが出向いてラグビーを広めました。

そうして出向いた英国人達がコーチとしてだけでなく、その国の選手としてもプレーできるように、このようなルールが考え出されたのです。

日本代表だけが特別なのではなく、オーストラリアやニュージーランドにも、フィジーやトンガをルーツに持つ選手達がいます。

国籍や民族的な背景に縛られることなく、条件を満たせばプレーする国を選べるというのは、ラグビー独特の文化です。

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まとめ

具智元選手は日本代表として現在までに7キャップを数えています。

父、兄ともにHondaでプレーしているというのは、深い縁を感じますね。

父のドンジュンさんは、息子が日本代表に選ばれたことをとても喜んでいるそうです。

国籍や民族に関わらず、条件さえ満たせば好きな国でプレーできるという、ラグビーの特徴的な部分を知ることができました。

これを知ると、ラグビー日本代表の外国人選手達を”外国人選手”と呼ぶのは正しくないのですね。

日本代表のユニフォームを自ら選んで戦う彼らに、大きな声援で後押ししたいものです。

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